今日のお稽古は、『長板(ながいた)』

柄杓が入っている器は、黄瀬戸かしら?青磁の水差しが清々しい。


春を待ち焦がれるシツラエですね。

小林一三が作った茶室『古彩庵』一畳の床間がありますが、お稽古のこのお部屋は4.5畳の小さなお部屋です。




雨の予報でも、キチンと着物を着てお稽古を楽しんでいる若い方達・・・尊敬するなぁ〜😍😍😍


しかも、みんなとても可愛い人ばかりラブ


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今日は少し早めに退室させていただき、帰りに『焼肉いちばん』へ、初めて一人で焼肉ランチへ行きました。

この頃一人でレストランにも、自由に行ける様になったんですよ👏👏👏


ハラミを200gも注文し、食べてしまいました。

あー、美味しかった口笛


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20年ほど前?東京の伯母の来訪に合わせて博多から実家の両親が二人揃って遊びに来てくれた時?それとも米寿のお祝いを我が家で外孫で催した時?


『八代のお婆ちゃんの軸だ、

お前にやる‼️

大事にしておきなさい。』


と、父が言って渡されたチョコレートの紙袋に無造作に包まれていた一本の軸。その言葉は今でもハッキリ覚えているが、又もや親不孝な事に・・・祖母の物であれば、トーゼンに明治時代の聖公会教会の礼拝所だった生家に飾られていた『筆で書かれた聖書の言葉』に違いない・・・と思い込んで、聖書の御言葉の掛け軸なんて、我が家に飾ろうものなら💥💢☠️👊👹🖕🏽🫵🏼・・・私の命の保障は無い😱・・・と、中もあらためもせず紙包そのままに袋戸棚の奥の方、夫の目に触れない場所にそっと直し込んでしまった私。


ところが、先日お稽古で『軸飾りのお点前』をした時、フトその掛け軸の事を思い出して、夫も亡くなっているので、中を開けてみた。『軸飾りのお点前」@お茶の別稽古 | 暮らしのエスプリリンクameblo.jp



今日は、そのお軸を持ってお稽古場である池田文庫近くにある表具屋さんに持って行く予定でした。

今日そのお稽古の帰りに、その表具屋さんにお電話で確かめると


『軸装は、今やっておりません。

廃業しました。』


との事。仕方がないので、車の中で『表具師』を調べると、我が家からすぐそこに100年4代も続く表具屋さんがありました😍😍😍😍😍


大雨あめの中、車を走らせ一路その『表具屋さん・宏精堂 家門表具店』へ車あせる


何と❣️素晴らしい表具屋さんがすぐ近くに居られたなんて、・・・口笛


上矢印しか〜し・・・この方のお父様❗️が工房におられ、父から貰った掛け軸をお見せすると・・・


『うーん・・・』


どうやら、軸装をする程の物ではなく🤭かと言って、捨てるわけにもいかず・・・「インテリアにでもされますか?」との事で、取り敢えず父の気持ちを形に残す事になりました。


それにしても、シミ・汚れ・絵の痛み具合がひどく・・・どう考えてもこのまま軸装するには無理がありそうなのですが・・・


「それも一つの味としていいんじゃないですか?」


との事🥴


美しいこの絵が、私はたいそう気に入りました😍

残りの20年の人生で自宅の和室で楽しんだら、それでヨシとしましょう🤣


軸に描かれているお話をしてくださいました。楠木正成の有名な息子との別れ話『桜井の別れ』だそうです。先日献茶式行った京都島本の皇室ゆかりの神社『水無月神社⛩』辺りでのお話の様でした。