さて本題ですが、MBTの高い効果を支えているのは特殊構造の靴底です。逆に特徴ある靴底のおかげで、実生活においていくつかの問題が発生します。MBTに興味を持ったかたには気になる部分かと思いますので、私の実体験をお話しします。【靴底の減り】かかとは柔らかいですし靴底の減りが気になるところですが、4ヶ月履いてそこそこ歩いたMBTの底を確認しても、特に減りが早い感じはしません。私は片足のかかとを少し擦るように歩いていたようで、以前の靴はかかとの減りがかなり早かったのですが、MBTではそれが起きていません。【階段の上り下り】バランスを崩すと危険なのでつま先側の硬い部分を使って上り下りするように指定されています。最初の頃は特に下りで恐る恐る降りていましたが、直ぐに慣れます。元々階段ではつま先側に過重がかかりますので、違和感はほとんどありません。【乗り物の中】自動車の運転は論外として、電車の中は本当に怖いです。揺れるときに構えていないと、高確率でバランスを崩します。つり革等に捕まるのが必須です。MBTを履いていて実生活で困ることはこれぐらいです。
どれくらいの程度の被ばくに注意しないといけないか(あるいは、どれくらいの程度の被ばくをさけないといけないか)というと、これはさまざまな要因を伴って、個人差のあるものです。一つは、個人の感覚によります。たとえ1万分の1の確率でも放射能で癌になるのはゴメンだという人も居るでしょう。逆に、もともと別の原因で癌になる可能性のほうが高いのだから、少々癌化のリスクがあってもかまわないという人も居るはずです。ガイガーカウンター
原発で働く人や医療従事者など、それによって生計を立てている人などが、これに相当する例です。
どれくらいの被ばくなら許容しても良いというかという目安としては、例えば文部科学省が出している「放射線を放出する同位元素の数量等を定める件」とういうものがありますが、ここでは「放射線業務従事者」に関して次のように限度が定められています。
・5年で100ミリシーベルト
・1年で50ミリシーベルト
・女子は3ヶ月で5ミリシーベルト
・妊娠中である女子は出産までの間に1ミリシーベルト
他には、国際放射線防護委員会(ICRP)による「1年間に浴びて問題ない放射線量を平常時は1ミリシーベルト未満」というものがあります 。こういったことから、どれくらいの値だと安心できるかというと、1年間に1ミリシーベルト未満というのが一つの考え方だと思います。1年間に1ミリシーベルトの被ばくの場合、癌になる可能性が30%から30.005%に増えるということになります。現在政府が取っている方針である「1年間に20ミリシーベルト未満」に関してですが、1年間に20ミリシーベルトの被ばくの場合、癌になる可能性が30%から30.1%に増えます。
浴びる放射線の量を出来る限り減らしたいという考え方では、ICRPの勧告に従って1年間当たり1ミリシーベルトとするのが妥当だと思います。これは、自然放射線の線量の世界平均(年間2.4ミリシーベルト)や日本の平均(年間1.4ミリシーベルト)と比べても、大きな値ではありません。他方、「放射線業務従事者」に関しては年間20ミリシーベルトが妥当だということは、今までのこの基準の運営を考えると、受け入れて良いように思います。
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が放射能を測定することができます。
放射線による被ばくは、今回のように原子力発電所が事故を起こした場合にのみ起こるものではありません。自然放射線といって、私達が普段生活している中でも、毎日のようにさまざまな放射線の被ばくを受けています。ガイガーカウンター
が放射能を測定することができます。そういった被ばくを受けているにもかかわらず、すぐに癌にならないのは、私達の体を形成している細胞にDNA損傷を修 復する能力があるからです。さまざまな遺伝子がDNA修復に関与していて、その結果、たとえDNAに損傷を受けても修復されるので、癌にならないのです。さらに、DNA修復によって修復し切れなかった場合に、細胞が自らの機能を止めて死細胞になる仕組みもあり、これも癌化を引き起こさないメカニズムの一つです。ガイガーカウンター
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