本日は長くて結論のない独り言であることを最初に言っときますあせる

 

ことのはじまりは、フランス語のレッスンで

哲学史に入り込んで

サルトルの実存主義を学んでる途中

パートナーのシモーヌ・ボーヴォワールのフェミニズムの話題になったこと

 

「人は女に生まれるのではない、女になるのだ」

という『第二の性』(1949年)に書かれる名言があります 

第二というのは順位がついてるということで

不平等を指摘しているわけです

 

生物学的な性差はあくまで生物学的な違いで

それ以外は成長する過程で社会からきめられてく

みたいな主張だとつたない語学力で理解しました

 

『老害の人』で「五箇条の御誓文」引用したとき

フェミニズムに結びつけたのは

人々を無気力にさせないことが重要という点で

当時の女性が自身の可能性に制限が近すぎて

もっとできることがあるということ知らずにただ無気力だったのではと想像したこと

 

フランス語の先生からもらった記事は

アンヌ・マリー・ル・プルイエ(Anne Marie le Pourhiet)

という法律家さんがある事件の加害者に2016年に与えられた恩赦に疑問を呈する内容

 

この事件は日本で報道されたのかなー

フランスでジャクリン・ソバージュという主婦が

47年間夫からの家庭内暴力に耐えてたのに

息子の自死翌日に夫を銃で殺害し

禁固刑に服していたところ当時のオランド大統領が

釈放を決めたということがあった

 

件の法律家さんは加害者は事件を起こしたときは正当防衛じゃなくて

計画的犯行だし恩赦は違うんじゃない?という反論のようでした

 

フランスは家庭内暴力についてよく研究されてるから、被害者を救済するシステムや団体なんかも公けに確立してて、『怖くて闘う気力を失う被害女性の心理』なんかはみんなの共通認識

その上で、記事では加害女性に同情的な視点じゃないところが、私には謎で、オランド大統領命によって救われる家庭内暴力の被害者多いんじゃないかなと思ってしまいました

 

記事はその後中絶の法整備について移行しちゃってて、結局法律家Le Pourhietさんの主張については謎なままです

タイトルにネオフェミニズムってあるのに女性の味方じゃないからフェミニスト側じゃないのか。。。ショボーン

 

で、根本的にフェミニズムってどういう主張なの?って検索したら、まぁ大きな歴史の流れがあり、いろんな名称が付いてて、膨大過ぎて理解しようとするのを断念しました

 

私がごちゃごちゃリサーチしてる間に週一のフランス語の授業では、マスキュリニズムとかいって、男性至上主義という新しい流れについての話になってます

フェミニズムに負けちゃいけないとある男性のグループが極端な思想を展開してる様子でしたが

車を手で押したり、みんなで輪になって気合いれたり

不思議なワークショップの動画見たりしました

 

女性がまだ投票もできない頃からすると

一部にしろ男性がフェミニズムに脅かされてると考えざるをえない状況があるとすれば

それだけでずいぶん時代は変わってるのでしょうね

 

 

一方日本では『男は度胸 女は愛嬌』なんて言われてた昭和の時代があって

現在のフランスのフェミニストからたぶんめっちゃ批判される考え方だと思うけど

私自身は、それは戦力とか戦術ととらえ

自分の強みを生かせっていうメッセージだと受け取っていました

だから逆に、男性が愛嬌で仕事とってきたり

女性が度胸でプロジェクト成功させたら1.5倍増しの結果じゃないかと信じます

 

つまり社会が勝手に作った枠組みを覆したり、そこからはみ出したりできる個人(ここでは性差だけではなくてね)の資質を利用して成功したら、肯定的に評価してほしいです

 

私は基本フェミニストだと思いますが、古い考えなんだと思う

資質はもちろん劣ってないけど

そういう扱いがあるという立場

たぶん、『これから女性の地位を男性と同等に押し上げたい』と頑張る時代の方が心地いいのかな

行きついたら達成感が味わえるからね

 

性差関係なく、弱い立場や劣ってると思われるものが高みを目指して到達するっていう瞬間が大好物だからアップ