「今日のひとこと」~まとめ2 | 山本安男 ~超速日誌~

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【8】

「◯◯に”合わせて”演奏する」という感覚は、アンサンブルにおいてどこか音楽的なノリが出せないことがある。
「◯◯と一緒に進んでいく」 「◯◯と並走する」という感覚を持てば、アンサンブルの中でタイム感やノリを共有でき、演奏が活き活きとしてくる。



【9】

コードチェンジのコツはフレットを押さえている指先ばかりを追わないこと。 コードチェンジの動作は、指の各関節や手のひら、手首、肘、肩、肩甲骨、そして首元の鎖骨までが連動して行われるものである。



【10】

「このフォームさえ維持しておけば大丈夫!」という考え方は危険を含んでいる。「維持」=「固定」という感覚に導かれやすいからだ。 身体を固定してはならない。基本的なホームポジションを身体に叩き込んだ上で、常に流動的な動きを出来るよう柔軟な意識でいるのが良し。



【11】

「リズムにすごく気をつけているのに走ってしまう・・・」 そういう人は、音の弾き始め、歌い始めのタイミングにしか気を配っていない。 音をどこで切るか=どこまで伸ばすか(極端な話、32分音符にすら長さはある)を考えよう。出した音には最後まで責任を持つこと。



【12】

演奏する前にひと呼吸置き「どのようなサウンドでどのような弾き心地でプレイしたいか」音楽のイメージをしっかり持つ。そしていざ演奏を始める時には慎重さを捨てて”良い意味であきらめ”、ダイナミックに「いける!」と思いながら弾き始める。



【13】

足裏全体で地面から生えるように立つことを基本としよう。 もしつま先側、あるいはかかと側に偏ったバランスで立ち続ける場合、あなたの上半身は徐々に固くなり、リラックスした演奏は難しくなるだろう。 「けい骨」に中心にし、体重がうまく分散される楽な立ち方を覚えよう。



【14】

速弾きを出来るようになりたければ、まずはそもそも速いギタープレイをたくさん聴きまくること。速弾きは小手先の運動性能だけで行われているわけではない。やり方云々よりも、まずは脳みその中に「速さ」を叩き込むこと。