口論
本が好き。
死ぬほど好き。
特に、文庫本が好き。
安いし、どこにでも持ち運べて、
ページをめくると一瞬で頭の中は違う世界になる。
私は、文字や言葉で他人の脳を刺激できる人を最も尊敬し、憧れる。
逆に、本を万引きしたり、
「問題用紙のホウ、解答用紙のホウ、手のホウ挙げてください。鉛筆のホウ置いてください。」
とか文字や言葉を適当に扱う人は大嫌い。
日記など、自分用に使う以外は、もっと大事に使うべきではないかと思う。
以前付き合っていた人が、
ものすごく適当に言葉を使う人で、
イライラしたり傷付いたりした。
彼の言葉に対して、
「え?どういう意味?」
などと聞き返すと、大抵、
「ごめん、適当に言った。」
あのね、私との会話は適当なの?
適当に言われた私ってなに?
本当に、適当に言葉を使う人は嫌い。
自分自身も気を付けないと。
プロフィールの欄にも書いたけど、
私はパグ、ブタ、パンダが大好き。
そして、数百のぬいぐるみに囲まれて育ったせいか、
ぬいぐるみ大好き。
これら全てを満たす、私のためのキャンペーンが。
新潮文庫で、Yonda?(パンダの名前らしい)のいろいろなグッズがもらえる!
マグカップとか文豪ウォッチとかいろいろあるんだけど、
中でも、パンダのぬいぐるみが欲しい!アンティーク加工!
文庫カバー折り返しにある「新潮文庫マーク」を100コ集めると、ぬいぐるみ。
他のは10コとか20コなのに。
ぬいぐるみは100コ!
(°□°;)
とりあえず、マーク2コでもらえる、てのひらサイズのパンダは我が家に到着。
ぐへへっ♪
しかし、マーク100コのぬいぐるみは、全長35センチもある。
欲しい。
切に欲しい。
まずは部屋の手が届く範囲で、
新潮文庫かつ最近の本でマーク付きの本を探してみた。
現在、40コ。
あと60コかぁ。
しかし、困難を伴えば伴うほど、
ぬいぐるみに価値がつくのである。
ただのオッサンプリントが紙幣になるように、
ただのパンダも文庫100冊分の知性と金と情熱を注げば、宝物だ。
あぁ!欲しい!
パンダ!パンダ!
あのアンティークパンダが欲しい!
てのひらパンダを撫で、慈しみつつ、
空を睨み、来年の春の新潮文庫購入リストを考える。
ジェニファーは横で、
嫉妬と軽蔑の眼差し。