香港旅行記2024-06(06)Wifiブティックホテル~基本編 | 香港道楽 弐番館

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永遠のパートナー太之輔との香港旅行が、いつしか太子の両親も一緒の親子旅行に♪いつまでも全員元気で行けるといいナ♥プロフィール画像は太子と太子父のチェックイン風景です

 市街へと向かうバス、Cityflyer-A11は14時50分に香港国際空港を出発。1時間ほどで下車すべきバス停「13.Tonnochy Road, Hennessy Road」に到着しました。

 この日は日曜日。道路の混雑を心配していたのですが、幸いそれほどでもなく。

 やはり電車ではなくバスにしたのは正解。

 

 

 今回お世話になる「Wifiブティックホテル」まで、ここから歩いてたったの2分。

 の、はずなのですが。

 コチラのホテル、「入口がとても分かり難い」との情報が。

 そこで事前にGoogle Mapやストリートビューなどで予習しまして。

 おかげで迷うことなく到着。

 でもホントに分かり難いねー。

 ホテルのレセプションは2階。

 エレベーターで上がります。

 ちなみにエレベーターは2基。

 館内、全般的に質素な印象。

 チェックインカウンターも、これまた非常にシンプル。対応してくれたスタッフは若いオネーサンさん。日本語がとても流暢でビックリです。

 ではここで、ひとつ注意すべき事柄を。

 2024年4月22日より、香港では使い捨てプラスチック製品に関する新たなる規制が始まりました。詳しくは「香港 プラスチック」といったキーワードで検索していただければと思いますが、ホテルにおいては歯ブラシなどを含む使い捨てのアメニティや、室内に備えられたペットボトルのミネラルウォーターなどを無料で提供することは禁止になったのです。

 だから香港のホテルに泊まった際、「部屋のアメニティが何も置かれてないぞ!」とか怒ったりしちゃダメ。

 「預り金」として徴収されるデポジットは500香港ドル。とりあえずクレジットカードで払い、何も問題がなければチェックアウト時に支払いがキャンセルされる仕組み。

 

 それでは部屋に行きましょー。

 エレベーターで23階へ。このホテルにおける最上階です。

 つまり。

 ワタクシたちが泊まりますのは、このホテルで最もグレードの高い部屋。

 とは言え。

 ここまでの感じとしては「豪華さ」のようなものは期待しないほうがいいかも。

 ドアのロックはよくあるカードキー方式。ただし、やや反応鈍し。

 初めてのホテル。

 期待と少しばかりの不安。

 さーて、部屋はどんなかなー。

 おー広い。

 これが第一印象。

 面積は32平方メートル。

 ウチの奥さん太子さんによりますと、「過去に香港で泊まったことのあるホテルの中では2番目に広いかな?」だそう。では「1番目」は?それはおいおいと。

 ただ「やはり」と申しましょうか、ちょっとばかり無機質な感じがしなくも。

 「ブティックホテルは高級ホテルである必要はない」みたいな記述をどこかで読んだ覚えがありまして、ですからこの「Wifiブティックホテル」にしても、「いわゆるホテルではない」と思ったほうがいいのかな。ホテルのようなサービスを受けられるサービスアパートメント-くらいに捉えるべきなのかも。

 さて。

 今回、このホテルを選んだ最大のポイント。

 それは。

 イスとテーブル。

 香港旅行では、飲食物をホテルに持ち帰っての「部屋飲み」がすっかり定番化しつつあるワタクシたち。

 なので室内にはイスとテーブルが是非とも欲しいのです。

 で、コチラ「Wifiブティックホテル」、最上階の部屋には広めのベランダと、そこに置かれたイスとテーブルがありまして。

 灰皿が備えられていることからこのベランダの「本来の用途」が知れるのですが、まあそれはともかく。

 これなら、かなり快適に「部屋飲み」が楽しめそう。

 ただひとつ残念だったのは、「夜景を眺めながらベランダでビール」なんてのはちょっとムリそうなこと。

 ベランダは温室のような状態なのですよ。だからものすごい暑さと湿気。二つ上の写真、分かりますかねぇ。結露で窓が曇りガラスのようになっています。

 イスとテーブルは速攻で室内に移動させました。

 では、他の部分をチェック。 

 細長い建物なので、ここ23階にあるのは2部屋だけ。

 エアコン、問題なし。良く冷えます。
 部屋の各所にあるスイッチは、どこの照明に対応しているのか分からず。なので実際にON-OFFして確かめるしかありません。

 冷蔵庫と金庫あり。

 残念ながら冷蔵庫はあまり冷えず。庫内にあった温度調節ダイヤルを最低にしても、まだややヌルい感じでした。

 冷蔵庫の中にはミネラルウォーターが2本。先に書いたプラスチック規制のため、これらは有料。

 コーヒーや紅茶などはさすがに無料。

 金庫はどこにも固定されておらず、ただ置いてあるだけ。だからもし「賊」に押し入られたら、貴重品が入った金庫を丸ごと持って行かれちゃうことに。大丈夫かこれで?

 冷蔵庫と金庫の置かれた棚の右横にあるタンスみたいな家具は予備ベッド。使用するには追加料金が必要です。

 独立したレトロな化粧台は、ウチの奥さん太子さんの高評価ポイント。

 ベッドの右側に洗面台。

 その横のガラス戸の中がトイレとシャワー。

 トイレの水の流れ、問題なし。

 シャワーは固定式のレインシャワーとハンドシャワーの二本立て。

 両者の切り替えは、上の写真の矢印で示す小さなノブをプッシュ。もしこれの動きが固いようでしたら、軸回りにグッと捻ってやると良いです。

 お湯の温度、勢い、いずれも良好。
 ボディソープとシャンプーあり。使いませんでしたが。

 シャワールームに小物を置くラックが付いているのはありがたいのですけれど、格子の目が粗過ぎ。小さなものだと落ちてしまいます。

 

 ウチの奥さん太子さん、部屋の雰囲気が自分のイメージしていたものとは違っていたようで、冷蔵庫があまり冷えないことなどとも相まって最初はやや不満げだったのですが、使い勝手の良い化粧台の存在や、ビルとビルの隙間からとはいえ海が見える眺望などが分かって来ると、表情が一変。

 「すごくいいわ!」

 翌日には近くに小鳥が訪れ、さらに評価アップです。
 

(太之輔)