原題:Indiana Jones and the Dial of Destiny(2023年)
評価:★★★☆☆
【STORY】
第2次世界大戦末期。考古学者のインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)らは手にした者が神になるほどの力を秘めるダイヤル“アンティキティラ”をめぐり、ナチス・ドイツの科学者ユルゲン・フォラー(マッツ・ミケルセン)と格闘する。そして1969年、インディの前にかつての仲間であるバジル・ショーの娘ヘレナ・ショー(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)と、フォラーが現れる。(シネマトゥデイ)
【CAST】
ハリソン・フォード
フィービー・ウォーラー=ブリッジ
アントニオ・バンデラス
ジョン・リス=デイヴィス
マッツ・ミケルセン
カレン・アレン
etc,,,
ハリソン・フォードが考古学者の冒険家を演じる『インディ・ジョーンズ』シリーズで、宇宙開発競争が盛んだった1969年を舞台に繰り広げられるアクションアドベンチャー。
アメリカとロシアの間で陰謀を企てるナチスの残党を阻止すべく、インディ・ジョーンズが立ち上がる。
これまで監督を務めてきたスティーヴン・スピルバーグはジョージ・ルーカスと共に製作総指揮、『フォードvsフェラーリ』などのジェームズ・マンゴールドが監督を担当。
フィービー・ウォーラー=ブリッジやジョン・リス=デイヴィス、マッツ・ミケルセンなどが共演するシリーズ5作目。
冒頭25分間ほどを、AIの力で若くなったインディー・ジョーンズが物語を進めていくのだけど、俳優さんが歳を重ねても過去の時代に戻って当時の若い姿で画面に登場しても全く違和感ない技術の進歩がすごすぎました。
キャストが豪華ですが、みんなどんどん死んでゆくな、って感じちゃった。
前作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)でシャイア・ラブーフ演じた息子マットは戦死したことになってたし。あまりハマってなかったしやむを得なくそういう設定にした感がしなくはないけど。
結構ハラハラする展開もあって、老体にはしんどそうだなって感じずにはいられなかったけど、過去作を彷彿とさせるようなシーンも随所にあって個人的には楽しめました。
アルキメデスの発明品ということで出てくる“アンティキティラのダイヤル”は実際に発見された古代ギリシャ時代の遺物とのことで、夢がある。
前作の宇宙人描写もまぁ衝撃だったけど今回はそんなダイヤルを題材に時空超えちゃう!しかもかなり大昔まで行っちゃう!!飛行機も銃もまだない時代、そりゃ古代人はたまげるわな。アルキメデスが時計してる伏線回収はなるほどだけど頭こんがらがるな。
インディーの憧れのギリシャ文明時代、最後過去の時代に残りたいって言ってるところではもう老体だし好きにしたらええ。って思ったけどヘレナ連れ戻されて、でもそこには妻のマリオン!!余生仲良く過ごしてくれー!ってなった。
これでシリーズラストとのことだけど、なかなか良かったです!