ジョジョ・ラビット | Let's watch a movie, shall we?

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2009.02.16~ Blog開始

原題:Jojo Ranbit(2019年)


評価:★★★☆☆

【STORY】

第2次世界大戦下のドイツ。10歳のジョジョ(ローマン・グリフィン・デイヴィス)は、青少年集団ヒトラーユーゲントに入団し、架空の友人であるアドルフ・ヒトラー(タイカ・ワイティティ)に助けられながら一人前の兵士を目指していた。だがジョジョは訓練中にウサギを殺すことができず、教官に“ジョジョ・ラビット”というあだ名を付けられる。(シネマトゥデイ)


【CAST】

ローマン・グリフィン・デイヴィス

トーマシン・マッケンジー

タイカ・ワイティティ

レベル・ウィルソン

サム・ロックウェル

スカーレット・ヨハンソン

 

etc,,,

 

マイティ・ソー バトルロイヤル』などのタイカ・ワイティティ監督がメガホンを取り、第2次世界大戦下のドイツを舞台に描くヒューマンドラマ。

 

ヒトラーを空想上の友人に持つ少年の日常をコミカルに映し出す。

 

 

『真珠の耳飾りの少女』などのスカーレット・ヨハンソンや『スリー・ビルボード』などのサム・ロックウェルらが共演。ワイティティ監督がヒトラーを演じている。  

 

第92回アカデミー賞では6部門(助演女優賞、作品賞、衣装デザイン賞、美術賞、編集賞、脚色賞)にノミネートされ、脚色賞を受賞した。

 

イマジナリーフレンドがヒトラーってすごいなって思うけど、心のよりどころで父性みたいなものを感じてるよう存在でしたね。後半にかけてはジョジョ自身の成長もあってイマジナリーヒトラーの立ち位置も変わっていってましたが。

 

 

個人的にキャプテンKがエルサがジョジョの穴ではないと知りながらも秘密警察から守るように知らんふりをしてあげるところがグッときました。

 

映像のカット割が所々独特と思ってたけど、ロージーの靴を映す場面とかは悲しい描写に繋がっていたのね…。咄嗟に靴紐を結ぼうとするけどダメで足にしがみついてる場面は悲しい。息子がこんなにもナチス信者でもお母さんのロージーは反ナチス運動をしてたんだなぁ。まぁ、ユダヤ人のエルサを匿うくらいですしね。

 

でもこの映画ではジョジョ本人が自分で体感して考えて見て変わっていく。周りの大人たちや他の人は誰も思想についてとやかく言ってないのがポイントかも。

 

ラスト今後2人はどうやって生きていくのかなって思ったけど、とりあえず自由を喜んで踊っているのを見るに未来は明るいって思わせてくれるそんな終わりでした。

 


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