原題:Lyle, Lyle, Crocodile(2022年)
評価:★★★☆☆
【STORY】
ショーマンのヘクター(ハビエル・バルデム)が、ニューヨークの古ぼけたペットショップに足を踏み入れると、どこからか魅惑的な歌声が聞こえてくる。彼は歌っていたワニのライルを相棒にしようとするものの、ライルがステージ恐怖症だとわかり、去って行く。その後ライルは一匹で長い時間を過ごしていたが、ある日ライルが隠れ住んでいた家に、一人の少年と家族が引っ越してくる。(シネマトゥデイ)
【CAST】
ハビエル・バルデム
コンスタンス・ウー
ウィンズロウ・フェグリー
スクート・マクネイリー
ブレット・ゲルマン
ショーン・メンデス(ライル)
etc,,,
バーナード・ウェーバーによる絵本シリーズ「ワニのライル」をミュージカル化。
奇跡の歌声を持つ一匹のワニと人間の少年が、歌を通して心を通わせていく過程を映し出す。
『俺たちフィギュアスケーター』などのウィル・スペックとジョシュ・ゴードンがメガホンを取る。
主人公ライルの声の日本語吹き替え版を大泉洋、字幕版をシンガー・ソングライターのショーン・メンデスが担当し、『選ばなかったみち』などのハビエル・バルデムらが出演する。
気づけば新しい作品がまた配信されてて、ミュージカル映画はすぐ観たくなっちゃう。
まず、冒頭でライルを見つけるヘクターが驚くでもなくすんなり歌を歌うワニを受け入れてる世界線なのね、おっけ!ってなった。
ライルと出会って一家もいい方に変わって幸せオーラが全開なのもまたよかったし、どの楽曲も良かった。
ヘクターが急にいなくなってライルは寂しいだろうな…なんて思ってたけど中盤で普通に戻ってきてビビる。
管理局に見つかっちゃったライルが他のワニたちと同じ檻の中に入れられてるのは可哀想すぎた。
すごい才能があったとしても人前に出て注目を浴びることが全てではないなーと。ただ楽しく友人と探して好きなように歌ってれば幸せだって、周りも理解すればとても良い。
でも周りから見たらただのワニ、自分というものを証明するためには歌わなくては!ってところでやっとみんなの前で歌うところ、歌唱力やばすぎて。笑
最後はみんなで幸せに暮らしましたとさ、っておとぎ話のようなハッピーエンドでなかなか楽しめました。さすが絵本原作、普通にファミリー向けだったな。