原題:The Aristocats(1970年)
評価:★★★★☆
【STORY】
上流階級のお屋敷で幸福に暮らしていたネコちゃん一家のママネコと三匹の赤ちゃんネコが、意地悪な執事にさらわれ、田舎に置き去りにされてしまう。が、いろんな動物や人々の善意で無事お家に帰りつくまでを描いたディズニー・プロ、お得意のファミリー・アニメ。原題は貴族の意の“Aristocrat”をもじったもの。(allcinema)
【CAST】
フィル・ハリス(トーマス・オマリー)
エヴァ・ガボール(ダッチェス)
スターリング・ホロウェイ(ロクフォール)
リズ・イングリッシュ(マリー)
ディーン・クラーク(ベルリオーズ)
ゲイリー・デュビン (トゥルーズ)
etc,,,
原題のAristocatsとは、「貴族階級」という意味のaristocratのもじりである。またウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの長編映画が3月に公開されたのは1959年公開の「三人の騎士」以来13年ぶりとなる。
当初は実写で製作される予定であったが、出来たストーリーが大変素晴らしく、当初の予定を変更し長編アニメ映画として製作されることとなった。
物語は形式ばった貴族と自由気ままな放浪者の対比・交流という、「アラジン」や「わんわん物語」などディズニー映画でもよく見られる確立された構成であるが、その対比を「クラシック音楽」と「ジャズ」という音楽文化の相違によって表現している点で独自性を持つ。
ディズニー映画大好きなのでほぼほぼ観ていますが、この映画はずっと観たことがなくて。ディズニープラスに加入したわけだし観るか!ってことで初鑑賞。
物語開始前に注意喚起というか、不適切な表現がありますが当時の認識の誤りです〜みたいな文が出てきて。確かに昔のディズニーアニメの表現って今思えばやばいよねっていうのは多いけどこの映画も例に漏れずなのね。
いつからか3DCGアニメーションが主流になって、それも映像が美しいから私は好きですが、久しぶりに手書きの温かみあるアニメーションを観るとやっぱり良いなーと思いますね。
まさか執事のエドガーが遺産を渡すまいと猫ちゃんたちを捨ててくるなんてびっくり!でもそんなエドガーの奮闘とナポレオンとラファイエットとの絡みがギャグすぎて楽しかった。笑
ダッチェスとトーマスがお互い好き同士なのに一緒いられないっていう屋根上でのシーン、くぅー!!ってなった(笑)短めの上映時間ですがテンポよく楽しかったです!