原題:Good Morning, Vietnam(1987年)
評価:★★★☆☆
【STORY】
1965年、サイゴンにやって来た米軍放送の人気DJを通して間接的にベトナム戦争を描いた人間ドラマ。実在のモデル、エイドリアン・クロナウアーに扮したR・ウィリアムスのマシンガン・トークによる破天荒なDJぶりが痛快。ベトナム戦争ものとしては番外編に位置するが、戦場からの視点ではない所が興味深い。(allcinema)
【CAST】
ロビン・ウィリアムズ
フォレスト・ウィテカー
チンタラー・スカパット
ブルーノ・カービイ
ロバート・ウール
J・T・ウォルシュ
etc,,,
一人のAFNDJが、兵士達を笑いとロックで癒し、ベトナム人と触れ、戦争の冷酷さに翻弄される5ヶ月を描いたベトナム戦争映画の中でも異色の作品。
地上波放送していたので録画してこの度鑑賞。フォレスト・ウィテカーが若い!!そしてこんな作品があったなんて知らなかったのですが、ロビン・ウィリアムズやっぱりすごい。
字幕で観ましたが、よくあんな舌が回るなってくらいセリフが多いというか、声色変えたりジーニーみたいだなって思っちゃった。言葉の言い回しとか、アメリカンジョークをちゃんと理解出来たらもっと面白いのでしょう。
戦争を題材にはしているものの、そこまで戦場場面があったりするわけではないのでほんと異色。ときおり悲惨な映像を挟んだりするので、戦争っていうものに引き戻されるけど。
トリン役のチンタラー・スカパットがすごい綺麗な人で、片言な英語が可愛かった。どうにかお近づきになろうとクロンナウアが教師になるのとかめちゃくちゃだなって感じでしたが。
タイミング的にツアンが爆弾テロの犯人かなってちょっと思ったので驚きはしなかったけど、最後「敵はお前らだろ、お母さんは死んだ」って泣きながら訴えてるところうるっときた・・・。
でもこの映画をどういうふうに見たらいいんだろう?戦争は育まれるべき友情とか信頼をずたずたにするんだなとは思ったけど。まぁロビン・ウィリアムズが観れたという点では満足です。