原題:Nordwand(2008年)
評価:★★★☆☆
【STORY】
ベルリン五輪開幕直前の1936年夏、ナチス政権は国威発揚のためドイツ人による前人未到の難所アイガー北壁初登頂を強く望んでいた。ドイツの若き登山家トニー(ベンノ・フユルマン)とアンディ(フロリアン・ルーカス)、そしてオーストリアの2名が大いなる期待を背負って北壁に挑む。彼らは順調に登っていくが、落石によるメンバーの負傷や悪天候に見舞われ……。(シネマトゥデイ)
【CAST】
ベンノ・フユルマン
ヨハンナ・ヴォカレク
フロリアン・ルーカス
ウルリッヒ・トゥクール
ジーモン・シュヴァルツ
ゲオルク・フリードリヒ
etc,,,
ちょっと忙しくて平日の投稿が滞ってました・・・。
ナチス政権下、前人未到だったアルプスの難所アイガー北壁に挑んだクライマーたちの壮絶な運命をつづる山岳ドラマ。
アルプス登攀(とうはん)史上最大の悲劇と呼ばれた実話を基に、過酷な状況で繰り広げられる男たちの闘いをスリリングに描く。
キャストには『戦場のアリア』のベンノ・フユルマン、『グッバイ、レーニン!』のフロリアン・ルーカスら実力派が集結。名峰アイガーの雄大な景観と、悪天候の北壁アタックをリアルに映し出した映像は迫力満点。
アイガー(Eiger)は、ベルナーアルプスの一峰でスイスを代表する山。標高は3,970m。
なんでこんな過酷な思いをして登頂を目指すんだろうって思ってしまうんだけど挑戦したいと思う気持ちとか達成感とかいろいろなのかな。
オーストリア人2人がちょっと足を引っ張ている印象だったのですが、落ちそうになってケガして。でもあんな断崖絶壁でケガしても誰か迎えに来てくれるわけでもなく自分たちで下山しなきゃいけないなんてしんどすぎ。しかも大の大人を紐でつるして少しずつなんて・・・。
観てるこちら側にも過酷さが伝わってきて、寝るなって言われても寝ちゃうだろうし凍傷負ってしまいそうなほど寒そうで観ててつらい!!他のこういうタイプの映画でも見たことあるけど、他の仲間を道連れにしないように自ら命綱を切るのほんとつらい。いる場所はわかってても吹雪がすごすぎて救助に行けない状況も。
最後もギリギリの状態で頑張ったのに長さ足りなくて中刷りで力尽きるなんて悲しすぎる。全員助からないなんて最悪な結末だったのか・・・。うーん、命の危険を冒してまで挑まなくても…って思ってしまう。