原題:Heaven Knows What(2014年)
評価:★★☆☆☆
【STORY】
ニューヨークで路上生活を送るドラッグ中毒の少女ハーリー(アリエル・ホームズ)にとって、同じ境遇の恋人イリヤ(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)だけが頼りだった。あまりにも過酷な状況で、彼女はドラッグと恋人への依存で何とか生きていた。そんな中、ハーリーは彼への愛を証明するためにリストカットするようイリヤに求められ……。(シネマトゥデイ)
【CAST】
アリエル・ホームズ
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ
バディ・デュレス
ロン・ブラウンスタイン
etc,,,
ショートフィルムなどを手掛けてきたジョシュア&ベニー・サフディ兄弟が監督を務め、ニューヨークを舞台にホームレスの若者の姿を描いた人間ドラマ。
主演を務めたアリエル・ホームズの実体験に基づいており、麻薬中毒の若者たちの姿を描いている。第27回東京国際映画祭にて東京グランプリと最優秀監督賞を獲得した。
主人公の恋人を『アンチヴァイラル』などのケイレブ・ランドリー・ジョーンズが熱演。先の見えない若者たちのありのままの姿を切り取った、真に迫った物語に絶句する。
思ってた感じの映画じゃなかったのでとても残念。ドキュメンタリー映画を観ているような感じで、物語はかなり淡々としているし、社会的に堕落してるし欠落してる人たちをずーっと観続けなきゃならない感じがちょっとしんどかった。
俳優みんなの表情が死んでる感じはすごかったです。主役のハーリー演じたアリエル・ホームズの自伝なので彼女に至っては今は更生したようだけどこんな生活してたんだもんね。
イリヤに依存するハーリーが良くわからないけど、ハーリーに求められてることを良いことに突き放して試したりするイリヤもよくわからないし、これって愛なのか?って疑問だし、この状況を打破しようとするわけでもなく、こういう若者がいますって日常を見せられただけな感じで微妙だった。