マイ・サンシャイン | Let's watch a movie, shall we?

Let's watch a movie, shall we?

外国映画専門
映画は娯楽のみにあらず

感じることは人それぞれ、それって素晴らしい

2009.02.16~ Blog開始

原題:Kings(2017年)

評価:★★☆☆☆

【STORY】
1992年、ロサンゼルスのサウスセントラル。ミリー(ハル・ベリー)は、家族と暮らせない子供たちと共に生活していた。隣人のオビー(ダニエル・クレイグ)は、うるさい彼らに苦情を言いながらも見守っていた。しかし、黒人が被害に遭った事件に不当な判決が下されたことで暴動が発生し、ミリーたちに思わぬ影響が出る。(シネマトゥデイ)

【CAST】

ハル・ベリー

ダニエル・クレイグ

ラマー・ジョンソン

カーラン・KR・ウォーカー

レイチェル・ヒルソン

 

etc,,,

 

事情のある子供たちを育てる主人公が、「ロサンゼルス暴動」に巻き込まれるさまを描く人間ドラマ。

 

不当な判決をきっかけに起きた事件と、血のつながらない家族の姿を映し出す。

 

 

『チョコレート』などのハル・ベリーや、『007』シリーズなどのダニエル・クレイグらが出演。メガホンを取るのは、第88回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた『裸足の季節』のデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン。

 

ロサンゼルス暴動(Los Angeles Riots; LA Uprising) は、1992年4月末から5月初頭にかけて、アメリカ合衆国のロサンゼルスで起きた大規模な暴動。アメリカにおいて異人種間の対立という形を取って現れる「人種暴動(race riot)」の典型的なものとして知られる。単なる黒人と白人の対立にとどまらず、ロサンゼルスという多人種都市において様々な人種を巻き込んで広がったこと、また被害がきわめて大きかったことなどから、多くの映画や小説でも描かれ、現代アメリカ文化において頻繁に参照される重要事件のひとつとなっている。

 

上映時間は短めなので観やすかったけど、内容の割にはいろいろ伝わりづらい映画だったかな。

 

 

冒頭からショッキング。ただ観ていて思うのは治安が悪すぎるのと、万引きとかが普通過ぎて倫理観どうなってんだろう?っていうこと。正直どうしようもない人が多いというか。黒人とか警官関係なしにカッとなって衝動的に暴力に走りすぎ。なによりずっと騒がしい・・・。まぁ人間の倫理観なんてもろいものだってことなのかな。

 

でもダニエル・クレイグ演じる隣人はよかった。何かと文句は言うけど実は面倒見がいいというか優しい感じ。だからもうちょっとハル・ベリーとの絡みが欲しかったかも。

 

暴動の様子や裁判の様子が合間合間に入ってはくるけど家族の様子が主になってて、暴動のひどさがちょっと伝わりづらかった。昼間にいきなり警官が黒人を追いかけて発砲したりする場面は怖いなって思ったけど、家族が巻き込まれるまでの流れもちょっと微妙。こんなことあったんだな程度になっててちょっと評価しづらい映画だったな。終わりも唐突でしたしね・・・。

 


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