原題:Short Term 12(2013年)
評価:★★★☆☆
【STORY】
問題を抱える子供のためのグループホーム「ショートターム12」で働くグレイス(ブリー・ラーソン)。グレイスは、新入りのジェイデン(ケイトリン・デヴァー)という少女を担当することになる。グレイスは施設の同僚メイソン(ジョン・ギャラガー・Jr)と付き合っていたが、ある日、妊娠していることが判明する。そんな中、グレイスはジェイデンが父親に虐待されていたことに気付き……。(シネマトゥデイ)
【CAST】
ブリー・ラーソン
ジョン・ギャラガー・Jr
ケイトリン・デヴァー
ラミ・マレック
キース・スタンフィールド
etc,,,
今日でもう2月も終わってしまうのね。
最近暖かくなってきたので花粉が飛び始めてくしゃみも出るしで、鼻が痛いです。関西方面の緊急事態宣言は今日で解除ということで、変わらず感染対策頑張らなきゃななんてニュース見ながら思いました。
さて、本日の映画はこちらのヒューマンドラマ。ロカルノ国際映画祭ほか世界中の映画祭や映画賞を席巻した、未成年の保護施設を舞台に生きる喜びを描いる。
ティーンエイジャーをケアするための短期保護施設で働くヒロインの心の闇や、彼女を取り巻く施設の子供たちが心に受けた傷を丁寧にすくい取る。
監督と脚本は、これまでショートフィルムなどを手掛けてきたデスティン・ダニエル・クレットン。2009年のデスティン・ダニエル・クレットンによる短編映画「Short Term 12」を原作としている。主演は、テレビドラマ「ユナイテッド・ステイツ・オブ・タラ」シリーズなどのブリー・ラーソン。人とのつながりや人の温かさを感じさせる、珠玉のストーリーが心に響く。
映画の中の映像がパッケージと同じような淡い色合いでなんかほんわかする雰囲気がありました。
てかラミ・マレックが出ててちょっとビックリした。最近彼の出ている作品を見たし、007の最新作にも出てるの気になるし、彼の出演作いろいろ観たいです。
みんなそれぞれ心に抱えているものがあるけど、そばで支えて寄り添ってくれる人はいるよねって思った。ただ虐待されてることがわかってるのにその家に帰るのを止められないのとか、家族っていう血縁のめんどくささってどうにかならんのかね。
施設で子供たちを見守る大人たちもそれぞれいろんなことを抱えてて、経験してきてるけど、だからこその温かさを持ってるのかなって感じたりもして。最後のお話もなんかほっこりで、みんないろいろある中で必死に生きてるんだな。虐待とか自傷行為とか重たい内容もあるけどなんか温かみを感じる映画でした。