君と歩く世界 | Let's watch a movie, shall we?

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外国映画専門
映画は娯楽のみにあらず

感じることは人それぞれ、それって素晴らしい

2009.02.16~ Blog開始

原題:De rouille et d'os/Rust and bone(2012年)

評価:★★☆☆☆

【STORY】
南仏の観光施設でシャチの調教師をしているステファニー(マリオン・コティヤール)は、ショーの最中に事故に遭い、両脚の膝から下を失ってしまう。失意の彼女を支えたのは、不器用なシングルファーザーのアリ(マティアス・スーナールツ)だった。粗野だが哀れみの目を向けずフランクに接してくる彼と交流を重ねるうちに、ステファニーは次第に生きる希望を取り戻していく。(シネマトゥデイ)

【CAST】

マリオン・コティヤール

マティアス・スーナールツ

アルマン・ヴェルデュール

セリーヌ・サレット

コリンヌ・マシエロ

ブーリ・ランネール

 

etc,,,

 

監督作『預言者』がカンヌ国際映画祭やセザール賞を席巻したジャック・オーディアール監督が、オスカー女優マリオン・コティヤールを主演に迎えた人間ドラマ。

 

事故で両脚をなくし絶望し切ったヒロインが、粗野なシングルファーザーとの触れ合いを経て生きる希望を取り戻していく。

 

マリオンの相手役には、『闇を生きる男』のマティアス・スーナールツ。膝から下を失う大事故に見舞われながらも、再び力強く歩み始めるヒロインの姿が胸を打つ。

 

第66回英国アカデミー賞では、主演女優賞(マリオン・コティヤール)と外国語作品賞にノミネート された。

 

勝手に実話かなって思って観たのですが、原作はクレイグ・デイヴィッドソンによる同名の短編集。シャチのトレーナーと恋に落ちる25歳の失業者の物語なんだけど、男性が明らかに25歳以上のおじさんに見える・・・。

 

 

個人的にこの映画はそこまで響かなかった・・・。まずアリというシングルファーザーの子供への態度がひどいのなんの。いうこと聞かなくて怒るのとかはわかるけどなんか違うのよ。そして女癖が悪い。ちゃんと職について稼ぐ気がない。うーん・・・。

 

女として自信を持ってたステファニーには両足を失くして見た目がかなり変わって精神的にもしんどいだろうなって思うけど、そのへんの葛藤はそこまで描かれてなかったような。「見られるのが快感で男を誘惑してたけどその先は興味なかった」って結構すごい発言。そっから関係を持ってみる展開も欲望に素直だな~って。

 

まぁ人間綺麗な部分だけじゃないしね。最後の急なサムの事故どうなるかとハラハラしたわ。氷割ろうとしてるところ痛々しすぎ。

 

最後「愛してる」って言葉。自然と出てきてこそ説得力あるものではあったけど、いろんな出来事を経て気づくことってあるけど、なんだかなぁ~な映画でした。

 


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