評価:★★★☆☆
【STORY】
8歳のときに起きた一家惨殺事件で生き残ったリビー(シャーリーズ・セロン)のもとに、有名事件の真相について話し合う「殺人クラブ」から招待状が届く。彼女が兄の犯行を目撃したと証言したことで、当時15歳だった長男ベンが終身刑を宣告された事件について話してくれれば謝礼を支払うという。生活費に困っていた彼女は申し出を受け、家族を襲った悲しい事件を振り返るが……。(シネマトゥデイ)
【CAST】
シャーリーズ・セロン
ニコラス・ホルト
クロエ・グレース・モレッツ
タイ・シェリダン
スターリング・ジェリンズ
コリー・ストール
etc,,,
『ゴーン・ガール』の原作者ギリアン・フリンによるミステリー小説「冥闇」を映画化。
幼いころに一家惨殺事件から生き延びた女性が、家族を襲った事件の真相を追ううちに驚がくの真実にたどり着く姿を、『サラの鍵』などのジル・パケ=ブランネール監督が描く。
血塗られた過去と向き合うヒロインには、『モンスター』などのオスカー女優シャーリーズ・セロン。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などのニコラス・ホルト、『モールス』などのクロエ・グレース・モレッツらが共演。
メインではないのだけどクロエが出てるってことを知って気になったので鑑賞。
幼少期の映像と現在とが折り重なりながら話が進んでいって真実があぶりだされていく感じは良かったです。そしてこういうことって犯罪関係だけの話じゃなくて絶対現実にあるって思った。
記憶は結構曖昧で、時間とともに美化されたりするしねじ曲げられたりする。家族を殺したのは兄だと思っていたが実は、というこの映画はまさにそれが描かれていました。
でもお兄さんの行為には引っかかるものがあって、恋人や生まれてくる娘を守るためだとしても家族である実の妹が殺されたのにそこ黙認を貫く必要はあるのかな?真実がわかってやっと前に進めるっていうこともあるけどなんだかなぁ。
映画としては微妙だったので、もうちょっといい感じに仕上げてほしかったなって思いました。