評価:★★★★☆
【STORY】
人脈も学歴もないために、仕事にありつけないルイス(ジェイク・ギレンホール)。たまたま事故現場に出くわした彼は、そこで衝撃的な映像を撮ってはマスコミに売るナイトクローラーと呼ばれるパパラッチの姿を目にする。ルイスもビデオカメラを手に入れ、警察無線を傍受しては、事件現場、事故現場に駆け付ける。その後、過激さを誇る彼の映像は、高値でテレビ局に買い取られるように。やがて局の要望はエスカレートし、それに応えようとルイスもとんでもない行動を取る。(シネマトゥデイ)
【CAST】
ジェイク・ギレンホール
レネ・ルッソ
リズ・アーメッド
ビル・パクストン
アン・キューザック
ケヴィン・ラーム
etc,,,
第87回アカデミー賞脚本賞にノミネートされたサスペンス。
報道の自由のもとで揺らぐ倫理という重いテーマが、観る者の胸をざわつかせる。
事件や事故現場に急行して捉えた映像をテレビ局に売る報道パパラッチとなった男が、刺激的な映像を求めるあまりに常軌を逸していく。
脚本家として『ボーン・レガシー』などを手掛けてきたダン・ギルロイの初監督作品で、ロサンゼルスで起こる事故、犯罪や火事をフリーランサーのジャーナリストとして撮影する社会病質者を描いている。
『ブロークバック・マウンテン』などのジェイク・ギレンホールを筆頭に、『マイティ・ソー』シリーズなどのレネ・ルッソ、『2ガンズ』などのビル・パクストンらが出演。
ジェイク・ギレンホールは役作りのために9キログラム減量したそうですが、たしかに頬がこけてて顔の印象がだいぶ違くみえました。目力もすごすぎて、いつもの優しそうな雰囲気のお顔はいずこ・・・。
最初は小さな手持ちカメラだったのにいつの間にか立派なカメラになってるし、車も、車内の機材もすごいグレードアップしてて、行動もどんどんエスカレートしていく様が怖くて怖くて。
自分の手を汚さずに相棒を死に追いやるのはちょっと読めたけど本当にイカレてる。たとえ自分の手を汚していなくても殺人にあたると思う。知ってる情報を伏せるのも。
人間を人間として扱ってないってセリフがあるけど本当にその通りで、映画全体を通して描かれるルーの異常性にぞわぞわでした。
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