評価：★★★★★
おしゃれとダンスに夢中な女子高生トレーシー（ニッキー・ブロンスキー）の夢は、人気テレビ番組「コーニー・コリンズ・ショー」のダンサーになること。ある日、番組のオーディションが開催されると知ったトレーシーは、自分と同じく大柄な母親エドナ（ジョン・トラヴォルタ）の反対を押し切り、オーディションに参加する。（シネマトゥデイ）
【CAST】
ジョン・トラヴォルタ
ニッキー・ブロンスキー
ミシェル・ファイファー
クリストファー・ウォーケン
クイーン・ラティファ
ザック・エフロン
ブリタニー・スノウ
ジェームズ・マースデン
etc,,,
1988年のジョン・ウォーターズ監督のオリジナル同名映画を元にしたミュージカル劇の映画化。
ジョン・トラボルタが特殊メイクで巨体の女性を演じている。
人種差別が残る60年代のボルチモアを舞台に、外見を気にしないビッグサイズのヒロイン、トレーシーが活躍する。
なにがびっくりってこの映画がもう10年前のもだということです。観たいと思って観てなかったらこんなにも年月が経っていたなんて！！
冒頭からいきなり歌いだすのだけど、それがわくわくとした気持ちを高めてくれて、次々と歌われるミュージックナンバーがどれも素晴らしかった！めっちゃ楽しかったです！！
ミュージカル映画の皆がキラキラしてて楽しくしているのが本当に好き。観たばっかりだけどまた観たいなぁって気持ちになりました。
ジョン・トラヴォルタの女装はなかなかパンチ効いてた！！だけど一つひとつのしぐさや表情が可愛く見えてくるっていう。笑
しかしなんの予備知識もなく観たのだけど、人種差別をなくすというテーマの映画だったとは知りませんでした。でもその差別の描写も全然不快じゃないからまたすごい。
人種差別がテーマの映画を観て毎度思うのが、黒人たちの強さ。あんな虐げられた生活をしていたのにあの心の優しさや広さは感動する。
相変わらずザックはイケメンだし、トレーシーを演じたニッキー・ブロンスキーはキュートだし、キャスト陣が思いのほか豪華だったのも観ていて楽しかった！
黒人たちがデモを起こして行進しながら歌っているところはなんかじーんときたし、そこから逃亡、救出、愛の歌ってくだりが最高に良かった！！
物語のテンポも良くてあっという間に終わってしまいました。
最初から最後までとにかくハッピーな気分。嫌味な奴も出てくるけどなんだか憎めないというかなんというか、この映画を多くの人が好きな理由がわかる。
ラストの楽曲“You Can’t Stop the Beat”もとってもよかった！世界は回り続けてどんどん変わっていって、過去は過去なんだよって力強くみんなが歌って踊るシーンは観ているこっちも踊りだしたくなるようなハッピーさが溢れてました！！
サウンドトラックが欲しくなっちゃったよ。
