評価:★★★★★
【STORY】
息子のオリヴァー(ユアン・マクレガー)に、ゲイであることをカミングアウトしたハル(クリストファー・プラマー)。妻に先立たれ、自身もガンを宣告されるが、父は75歳にして新たな人生をスタートさせる。一方、オリヴァーは38歳になっても、内気な性格からなかなか恋をすることができない。しかし父が亡くなった後に仲間から呼び出されたパーティーで、運命の女性アナ(メラニー・ロラン)と出会い……。(シネマトゥデイ)
【CAST】
ユアン・マクレガー
クリストファー・プラマー
メラニー・ロラン
ゴラン・ヴィシュニック
メアリー・ペイジ・ケラー
キーガン・ブース
etc,,,
映画好きのみなさんいかがお過ごしでしょうか。
本日のアカデミー賞ご覧になりましたか?
レオ様がついに受賞して私は幸せでございます。
後日まとめて記事アップしますので、本日はいつも通り映画レビュー。そしてアカデミー賞にちなんで本日はこちらの作品を。
同性愛をカミングアウトした父親と初めて恋をした38歳の息子の姿を通して、人はいつでも新たなスタートが切れることを感動的にうたい上げる人生賛歌。(この説明書きで訂正したいのは“初めて恋をした”という部分。オリヴァーは恋は4度目だと劇中で言ってます。真剣な恋とかそういうことかしら?)
『サムサッカー』のマイク・ミルズ監督が、自身と父との体験を基に脚本を書き上げ映画化。クリストファー・プラマーはアカデミー賞助演男優賞に史上最年長で受賞を果たした。
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合間合間に回想をはさみながらゆったりと流れる時間や雰囲気がが心地良い映画でした。
オリヴァーの父ハルはゲイなのだけど、「ゲイは精神病だから直せる」と言われていた時代があるという描写があり、ひとつのアイデンティティとして確率されてなかったんだなぁって。
去年の2015年6月26日、アメリカは全州での同性婚を認める判決を下して世界のいろんなところがレインボーに染まったのは記憶に新しい。しかしそのレインボー一つひとつの色に意味があったとは知りませんでした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160224/19/jen-jare/73/71/j/o0800044913575933581.jpg?caw=800)
ピンクは性(sex/sexuality)、赤は命(life)、オレンジは癒やし(healing)、黄色は太陽(sunkight)、緑は自然(nature)、水色は芸術(art)、藍色は調和(harmony)、そして紫は精神(spilit)。1978年にサンフランシスコのアーティスト、ギルバート・ベイカーが考案しました。
ゲイプライドという言葉もあったのか~知らなかったよ。LGBT/GLBTとも言うようで、映画を通して今日もまたひとつ学びました。
ヒロインのアナを演じたメラニー・ロランがめちゃくちゃ可愛かった。フランス人女優ということでちょいちょいフランス語出てくるのだけど、オリヴァーに掛けて?オルヴォワール(Au revoir:またね)と言ったのがなんかおしゃれでした。
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でもなによりも可愛かったのはジャックラッセルテリアわんこのアーサー。言葉を発さないけれど話しているところは本当に可愛い。
オリヴァーの後ろをちょこちょこついてまわって、姿が見えないと途端に寂しそうに吠えるところもそれをほっておけないオリヴァーの優しいところも、そういう細かい部分も良かったです。
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