原題:What to Expect When You're Expecting(2012年)
評価:★★★★☆
【STORY】
テレビのダイエット番組で人気のジュールズ(キャメロン・ディアス)は、ダンス選手権の優勝とともに妊娠が判明。一方、フリーカメラマンのホリー(ジェニファー・ロペス)は妊娠しづらい体質のため養子をもらうことを考え始める。ショップオーナーのウェンディ(エリザベス・バンクス)は、計画を立てて子作りに励んだことで、ついに2年越しの妊娠の夢がかなうのだった。(シネマトゥデイ)【CAST】
キャメロン・ディアスジェニファー・ロペス
エリザベス・バンクス
チェイス・クロフォード
ブルックリン・デッカー
アナ・ケンドリック
デニス・クエイド
レベル・ウィルソン
etc,,,
原作はハイディ・マーコフの世界中でベストセラーの妊娠エッセイ『すべてがわかる妊娠と出産の本』。
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子供は授かり物だとはよく言ったもので、この映画ではいろいろなケースを描いています。
いろいろ頑張って待望の赤ちゃんが出来た人、予期せず出来てしまった人、身体の問題で出来ないから養子を取る人、35歳を超えて出来た人などなど。
ちょっと調べてみたら35歳以上での出産を高齢出産とするそうで、確かにリスクは上がるかもしれないけどここ最近は珍しいことではないよね。
少子化問題と称してちょいちょい男性政治家のバカみたいな発言や行動で女性の怒りを買ったりしてますが、欲しくても出来ない人はたくさんいるし、経済的な面とか身体のリスクとか問題は多いのです。口に気をつけていただきたい。
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劇中でも何度か“奇跡”という言葉が出てくるけど本当にそうだと思う。新しい命が宿ったこともすごいし、元気に成長していくこともすごいこと。アナ・ケンドリック演じるロージーは流産してしまうのだけど、そういうことも悲しいけど起こりうるわけで、まさに“奇跡”だよなぁって。
女性だけが大変かっていったらそういうわけもなく、パパ友が話しているところはうなずけるものがあってそれぞれの苦悩や葛藤ってあるよね。
まぁ愚痴はそりゃいっぱい出てくるだろうけど、子供を持って知った幸せももちろんある。「今が幸せなんだ!」とクリス・ロックが言うところ、良かったです。クリス・ロックといえば今年のアカデミー賞の司会ですね、楽しみ~。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160210/22/jen-jare/3f/7d/p/o0800039813563689546.png?caw=800)
妊娠するとつわりだってあるし、妊娠線が出来てお腹はひび割れるし、ホルモンバランスが乱れに乱れてイライラだってする。きれい事だけでやっていけるものでもなく、そういう部分も描かれていてそこも良かったかな。
クライマックスは出産なんだけど、三者三様。するっと出てくる子もいるし、難産もある。エリザベス・バンクス演じるウェンディが出血多量で危ないっていうところありましたが、ほんとに命がけ。
この映画ではみんな立ち会い出産でしたが、私は正直嫌です。笑
最近増えてるけど男性の皆さんは立ち会いたいものなの?
割礼だなんだっていうのもあったけど、文化もいろいろですね。
いくつものストーリーがあって、みんなどこかで繋がっているという描き方がうまいね。邦題がラブコメ観ようと思った人へのただの罠だけどね。
個人的に好きな女優レベル・ウィルソンも出てて、楽しめました。
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