原題：Nine Lives（2005年）
評価：★★★☆☆
妊娠中の主婦ダイアナ（ロビン・ライト・ペン）は、夜のスーパーマーケットで昔の恋人ダミアン（ジェイソン・アイザックス）に「今でも君を愛している」と彼から告げられ動揺する。そのダミアンは妻のリサ（モリー・パーカー）とともに、毒舌家の友人とその妻ソニア（ホリー・ハンター）を新居に招くが……。
【CAST】
キャシー・ベイカー
エイミー・ブレネマン
エルピディア・カリーロ
グレン・クローズ
ダコタ・ファニング
ウィリアム・フィクトナー
アマンダ・セイフライド
etc,,,
登場する9人の女性たちの愛をめぐる9つの物語を、ワンシーン・ワンカットでリアルに描き出した本作。
何気ない日常だけどみんなそれぞれ違う生活を送っていろんなことを感じながら生きているんだと改めて思わされるそんな作品でした。
とある日常の一部なのでその状況の背景とかはわからないんだけど、微妙にリンクしているそれぞれの話。もう少しわかりやすいようにできていればより味が出るような気はしますが、何回も観て味が出るタイプの映画なのかもしれないですね。それで見てる人に想像させるのが狙いなのかもしれないですね。
それぞれみんないろんな思いを抱えているのにみんなそれを口に出さないということが気になりました。口に出さないから大丈夫ってわけではなく、実はみんなそれぞれいろんなことを抱えているんだなって思わされました。
キャストが本当に豪華で、個人的にはアマンダが出ていたストーリーが印象的でした。父と母両方に挟まれる感じが見てて胸が苦しくなっちゃった。。。
ラストもね、子供に先立たれたという人の描写の仕方が遠回し手よりせつなさがあって。
こういう味のある映画嫌いじゃないです。