原題:The Thirteenth Floor(1999年)
【STORY】
コンピュータ・ソフトの開発者ホールは、ヴァーチャル・リアリティの技術を使ってコンピュータ内に1937年のロサンゼルスを再現しようとしていた。だが上司が何者かに殺される事件が起こり、ホールが容疑者となってしまった。アリバイが無いどころか、犯行時間の記憶自体失っているホールは、突然の事態にパニックとなる。やがて彼は、研究の過程で1937年の仮想世界と現実世界を行き来していたことを知る。その鍵を握るのは“13階”……。(allcinema ONLINE)
【CAST】
クレイグ・ビアーコ
グレッチェン・モル
ヴィンセント・ドノフリオ
アーミン・ミューラー=スタール
デニス・ヘイスバート
スティーヴ・シャブ
ジェレミー・ロバーツ
etc,,,
「I think, therefore I am」(我 思う ゆえに我あり)
冒頭、デカルトの言葉が出てきます。なるほどな言葉。
お話はマトリックスのようで仮想空間に意識を転送するとかとか。。。
どうやって現実世界に帰ってくるのかなって思ったら制限時間を決めてそれが終わると自動的に帰ってくるってシステムのようです、なるほど~。
結構しっかりしたと作りと内容でいい感じの映画だと思います☆
キャストとかあんま知られてないからこの作品自体もそんな知られていないようですが、画面から目が離せない感じで結構入り込んで見てしまいました。
でもほんとよくできてる話で、もしこの映画観る人がいるならネタバレを読まないほうがいいような気がしますね、驚きがなくなっちゃうから。
仮想空間の1930年代の映像の感じとか雰囲気いい感じでした☆
主人公までもが仮想空間だと知ってしまって、ってあたりからはもうハラハラ。
キャストが何役もこなしてるから途中混乱してしまったりした。何が現実で仮想なのかもだんだんわからなくなっていっちゃいますよね←
仮想空間で死ぬとユニットと意識が入れ替わるようで、怖い怖い。終盤、電子回路の集合体だって話、階層がいっぱいあるような感じでまるで『インセプション』のような作り、タイトルが13Fなのがわかりますね。
一番おおもとの世界は近未来でした!!ってオチ!!現実だと思ってた世界は現代の仮想空間、すごい展開じゃないか!!
一応ハッピーエンドなんでしょうが、もとのモデルが死んで現代の仮想空間に生きていた主人公が現実世界に来て生きるという展開もすごい。
頭使う映画は結構好きです。
予備知識をなしで観ることをお勧めしたい。