原題:Babel(2006年)
評価:★★☆☆☆
【STORY】
モロッコを旅行中のアメリカ人夫婦のリチャード(ブラッド・ピット)とスーザン(ケイト・ブランシェット)が、突然何者かによって銃撃を受け、妻が負傷するという事件が起こる。同じころ、東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコ(菊地凛子)は、満たされない日々にいら立ちを感じながら、孤独な日々を過ごしていた……。
【CAST】
ブラッド・ピット
ケイト・ブランシェット
菊池凜子
役所広司
ガエル・ガルシア・ベルナル
エル・ファニング
アドリアナ・バラーザ
ネイサン・ギャンブル
etc,,,
公開当初結構話題になってましたね、この作品。
とくに意味があるわけじゃないけど話題作は時間が経ってから観る派です←
菊池凜子が出てたことでも結構話題になってたもんね、体張ってました(汗)でも正直そんなすごい演技?全裸になったからじゃないの?って思うけど←
で、この手の映画はあまり好きじゃないです。ヒューマンドラマだってゆーから絶望の中にも希望があるような話かと思ったんだけど最初から最後まで救いのない暗さ!!セリフも極端に少なくて感性に訴えかける感じの作品でした。
日本の描写がなんか好きではないし、海外での日本のイメージってなんだろう?中国と同じような感じに見えてならなかったのでどうにかならなかったのか。。。
モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本を舞台にしててスケールの大きさを感じるしそんななかでもつながってるんだよって感じだったけどあまり関連性が。。。
とくに日本、聴覚障害の女子高生の孤独はわかるけど描き方がちょっと、ね。満たされないのは体?心?両方にしても性欲で埋めようとしないでくださいな。余計に虚しくなる自分が目に見えてるじゃんね。刑事に渡した手紙の内容が気になるし母親が死んだ理由をなぜ嘘ついたんだ!!役所さんが挙げた銃が事件に関与してるだけでそれ以外の部分って必要?ごめん、よくわからない。
ブラピたち夫婦もマンネリ気味だったのを修復できたのか?事件が起きてずっとそばにいてくれたりとかのてんでアクシデントによりなんたらってよくあるけどだからなんだって話だし、メキシコに置き去りにされて行方知れずの子供たちはどうなったんですか?メキシコ人シッターさん不法労働者ってえーww
人と人のつながりってなんでしょうか。人間同士もそうだし国同士の価値観も何もかも違って、お互いの関係性を考慮しながら判断してる部分って世の中たくさんあって、それが生きづらさみたいのを感じさせているのかな~なんて考えてみたりなんかして。分かり合うことって難しいのかもしれないよね。
現実を突きつけてる作品、目を背けたくなる事実、逃げることはできないんだよね。
こういう映画を観るとさ、話題だからってわざわざ映画館に足を運んで観に行かなくてよかったって思ってしまうんだよね。
もとは同じ人間でも言葉も文化も住んでるところも全て違って、こういう世界がどうして誕生したかとかいう旧約聖書のバベルの塔とか、よくわからんなぁ~