原題:The Blue Butterfly(2004年)
【STORY】
余命数か月と宣告されたピート(マーク・ドネイド)の夢は、ブルーモルフォという青い蝶を見つけること。尊敬する昆虫学者のアラン(ウィリアム・ハート)と母親(パスカル・ブシェール)と共に、ピートの幻の蝶を追う旅が始まる……。
【CAST】
ピート役…マーク・ドネイド
テレサ役…パスカル・ブシェール
アラン役…ウィリアム・ハート
アレホ役…ラオール・トゥルヒロ
etc,,,
実話に基づいたヒューマンドラマです。
この話は前から知ってたからこの映画もちょっと気になってたの!!
で、観てみたわけですが、思ったより普通でした。実話の話を映画にするのってなんだかんだ難しいんだよね。話もすごくわかりやすくて夢を追い続ける姿勢みたいのはやっぱり素晴らしいって思えるけどどこかありきたりにみえてしまう。
時期ももう遅いといわれているブルーモルフォをそのかすかな望みにかけて探しに行く、そこでいろいろトラブルがありつつも無事に見つけて捕まえることができる、よくまとまってて良い話ではあります。
奇跡的にピートの脳腫瘍は消えていたってオチですが、途中途中でそういうシーンがありましたよね。気絶して幻覚みたいなのを見てる時先住民的なやつらが脳の腫瘍を明らかに取り除いてくれていました。そういう描写は正直いらないのでは?と思ってしまった。だってラストを観なくても脳腫瘍が消えていたってことがわかってしまうから。
まぁ、わかったところでこの映画で重要なのは青い蝶なわけだから関係ないのかもしれないけど気になりました。
最後の蝶を捕まえるところも結局あんだけ頑張ったのに少女の手で捕まえられてプレゼントしてもらうというもの。いろんな種類の昆虫がでてきて映像もものすごくきれいなんだけどどこか残念だなぁ~って思ってしまいました。。。
でもでも、可能性って捨てちゃいけないんだなって思う、何に対しても。
蝶を捕まえられる可能性は低かったけど捕まえられたし、余命わずかとされていた少年が脳腫瘍が消えて亡くなることもないなんてさ、素晴らしいよ!!
良い話だけどちょっとリアリティに欠けるから難しいかも。
でも素晴らしいとは思いました~♪