原題:John Q(1999年)
【STORY】
イリノイ州シカゴ。ジョンは、妻デニスと9歳になる息子マイクの3人で幸せに暮らしていた。だがある日、マイクが野球の試合中に倒れ、病院に担ぎ込まれる。診断の結果、心臓病を患っており、生き延びる方法は心臓移植しかないと判明する。しかし、リストラで半日勤務となっているジョンの保険は、高額な移植手術に適用されなくなっていた。ジョンは家財道具を売るなど金策に走ったが、病院から無情な退院勧告が出される。我慢の限界に達したジョンは拳銃を持って救急病棟を占拠。医師や患者を人質に、マイクの手術を要求するのだった。(allcinema ONLINE)
【CAST】
ジョン・Q役・・・デンゼル・ワシントン
デニス・アーチボルド役・・・キンバリー・エリス
マイク役・・・ダニエル・E・スミス
グリムズ役・・・ロバート・デュヴァル
モンロー役・・・レイ・リオッタ
Dr.ターナー役・・・ジェームズ・ウッズ
レベッカ・ペイン役・・・アン・ヘッシュ
etc...
何度見ても泣いてしまう作品の一つがこれ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150705/21/jen-jare/9e/f6/j/o0500025913357467226.jpg?caw=800)
映画の冒頭はある女性の事故から始まります。これが最後でどんな意味を持つのかわかった瞬間にもう涙は止まらなくなります。運命というか・・・。
それで場面は変わり、野球の試合をしていて突然倒れるマイク。あまりの演技のうまさと周りに緊迫感に初っ端から泣く体制になる。
マイクはバイバイ(Good bye)って言葉が大嫌いで、またね(See you later)が良いんだって。そこも何故だか泣けてきちゃう。このセリフ結構重要で、あとでも出てくるのよね。
立てこもりは良くないけど、だけど親だからなんとかして助けたいって気持ちはわかるしなんだか咎めたくないよね。人質的な人たちもジョンを応援して、良いことではないとわかっていても彼が起こした行動だけを責められない保険の問題やらなんやらがあるわけで。。。
リストに載せたって嘘とか、射殺しようとするのとかは外の野次馬と同じく私もキレたくなりました!!さすがにそれはダメでしょ。グリムズとモンロー警部のやりとりもなんだかほんと心にきます。
「息子が俺の葬式に出るんだ」には号泣だった。
自殺するからその心臓を移植しろってとこも、もう大号泣!!結果的にジョンもマイクも死なずにすむけどもちろんジョンは騒動を起こしたので裁判にかけられます。そこで初めてマイクはバイバイって言うんですが、さよならを意味しているようでほんとに悲しい!!
国民医療制度の問題を浮き彫りにしたのと同時に、助けたいからといってどこまでやっていいのか考えさせられるよね。
この映画やっぱり好きです。