元上司からLINEがあった
『本日午後3時7分
次男が安らかに天国に旅立ちました。
とても安らかな表情でした。』
享年36歳
『2回の開頭手術でも腫瘍は取りきれず
投薬治療を始めたけれど
「もうこんなに苦しいのは嫌だ
残りの人生を家で過ごしたい」
そう言う次男と話し合いを重ねた結果
家に連れて帰ると決めました』
そう1月に連絡があった
その後連絡はなく
気にはなってたが、聞けなかった
最近連絡ないな。コロナの関係かな?
と思ってた時のまさかの訃報
『お通夜とお葬式の手配が大変で
泣いてる暇なんてないよ』
実父、妻、そして次男、3度目の喪主・・・
お互い子供が病気を持った親同士なので
「明日が必ず来るとは限らないよね」
って話をよくしてたけど
それが本当に・・・
次男くんにとって明日が来ない日がきた
ホントに限りあるんだと思い知らされた
子供って本当に優しくて
親が自分の事で辛そうにしてるのが
本当に苦しいらしい。
だから元上司は毎日仕事に行き
家事をこなして、次男くんの看病もし
好きな映画を見たり、語学勉強も続けてた
偉いなぁと思った
私に出来るだろうか?
子供が日に日に弱っていくのを見ながら
自分の時間を過ごせるだろうか?
いつもと変わらず出来るだろうか?
最期は穏やかな表情だったと
聞いて少し安心した。
次男くん、おやすみ、、、
お母さんと無事に会えたかな