2021ユーロビジョン覇者 〜 Måneskin(マネスキン/モーネスキン)を聴く〜 | 和訳にっき *INXS fan blog*

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ユーロビジョンの存在を知ったのは、皆さまはいつ頃でしょうか?

私はホントにここ数年… 4年前?とかその辺です。

「Xファクター」だったり「The Voice」だったり、世界のテレビオーディション番組を気軽にYou Tubeで観ることが出来るようになって、その番組出身のグループやシンガーが「ユーロビジョン」に出場した、なんて話を聞くようになって、そこからそれって何?と映像を探し出したのがきっかけです。


日本ではあまり馴染みのないヨーロッパの音楽コンテスト。ユーロビジョン・ソング・コンテストは、欧州放送連合加盟放送局によって開催される、毎年恒例の音楽コンテストとのこと。

その歴史は思ったよりも古く、なんと初回の開催が1956年。もう65年も前から毎年開催されているって、かなり凄いコンテストではないですか?


大まかに言うと、連合に加盟している国のみで行われる生放送ライブによる投票制コンテスト、という感じで伝わるでしょうか。

また一つの国から一曲の参加になるとのことで、国によっては、複数の楽曲が競い合う国内大会を公開で開催し、その中から自国代表を選出することもあるとのこと。そこはその国独自のルールでするようです。


さて、今年2021年5月23日に行われたユーロビジョン。

もう今やTiktokで見ない日はないというほど、彼らの曲がかかっているとのことだし、(実際うちの子が見ているTiktokでも結構な頻度で聴こえてくる…)、独自で洋楽ヒットを動画配信しているYou Tubeのチャートにも入ってきているし、現在旋風を巻き起こしている彼ら。



もうご存知の方も沢山いらっしゃると思いつつ紹介。

今年のユーロビジョンで優勝を果たしたイタリアのバンド「Måneskin」。

日本でのレーベルがソニーなのですが、そちらでは「マネスキン」と表記、Wikipediaでは「モーネスキン」と表記されています。


いかにも欧州を感じさせるルックスに耽美的なメイクにファッション。キャッチーながらもロックの骨太さも感じ、引き込まれる彼らのステージ。

80年代のロックシーンを彷彿とするような気もします。


百聞は… の言葉どおり、見るのが一番かと思いますので、まずはユーロビジョンでのパフォーマンスを。

私は初見、「かっこよ…」とフリーズしました。

Zitti E Buoni  2021

そして同曲のミュージックビデオ。ソニー公式の字幕付き動画を載せますね。


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マネスキン/モーネスキン(Måneskin、デンマーク語で「月光」を表す)は、イタリアのロックバンド。

メンバーは、ボーカルのダミアーノ・ダヴィド(1999年1月8日 - 22歳)、ベースのビクトリア・デ・アンジェリス(2000年4月28日 - 21歳)、ギターのトーマス・ラッジ(2001年1月18日 - 20歳)、ドラムのエタン・トルキオ(2000年10月8日 - 20歳)の4人。

2016年に、ローマのモンテヴェルデにある高校の生徒であった4人でバンド活動スタート。元の女性ボーカルと入れ替わる形でダミアーノが加入。

最初はローマの有名な歴史地区で大道芸人として演奏していた。2017年に「Xファクター・イタリア」の第11シーズンに出場し2位を獲得、一躍有名となった。
2021年に「Zitti E Buoni」をパフォーマンスしたサンレモ音楽祭2021で優勝。同年イタリア代表としてユーロビジョンソングコンテスト2021に出場、合計524点で優勝した。
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えっ若い!とびっくりしたのですが、インタビュー動画やライブでの笑顔を見ると、確かに20代前半の若者ですよね。
ダミアーノのパフォーマンスが貫禄あるので、もう少し上なのかと思っていました。

イタリアのサンレモ音楽祭というのは、歴史ある権威ある音楽祭で、マネスキンが優勝したのも、どうやらかなり革新的な出来事だったようです。


ユーロビジョンでの視聴者投票の発表が、なかなかえげつないというか、こうスポーツ精神にのっとっている感じが、勝手ながらオリンピックの始まりとかこうなんだろうなーとか感じました。(どんな感想)
こちらが↓その発表。イタリアは10分過ぎ頃より。


そして、今回のユーロビジョンのプレゼンターの一人。個人的にYou Tubeでもよく見ている方なのですが、トランスジェンダーでメイクアップアーティストのニッキー。
インタビューとメイクアップをしていますので、こちらも載せますね💄

インタビューでは、バイセクシュアルであることを公言したビクトリアや、ステージでのダミアーノとトーマスのマウストゥマウスのキスなど、LGBTQ+にとって世界にとって、それは大きなことだと賞賛していました。

ステージでのビクトリアは、ニコニコ楽しそうにリズムを刻みつつベースを弾いているのが印象的。
見ていてこちらもハッピーになるんだよねぇ。

実力が伴っているからこその素晴らしいパフォーマンス、この曲↓もかなり流行っているらしく下の子が口ずさんでおりました😂
こちらは三年前のXファクターにて。曲自体は3分過ぎから始まります。
Beggin'  2017 

 
ロックバンドと言えば、忘れてはならないのがバラード。20歳を意味するタイトルのこの曲、彼ら自身のことであり、同年代へのメッセージソングともなっているようです。
Vent'anni  2021


元々英語で歌詞を書いていたという彼ら。
細かいディテールがなかなか難しいこともあり、イタリア語でも曲を書くようになったと話しています。

こちらは英語詞の曲。これも人気曲のようですねぇ。
ライブでの熱狂ぶりをご覧いただきたい。
I Wanna Be Your Slave  2021


世界規模でもっとヒットしそうな感じがしますよねぇ… これからの活躍に期待が高まります。




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