記事本文とは全く関係ないのですが、先日から何度も言っている最近推してるTravis Japan💚 本日3月18日新曲がリリースされました!わぁい。
さてさて、記事に戻ります。
原点回帰のINXS改訂版和訳。
通し番号17『Strange Desire』
2013年4月16日アップ
2018年11月3日再アップ
この曲は、1992年のアルバム『Welcome To Wherever You Are』の11曲目に収録。
1993年にシングルカットされた『Beautiful Girl』のB面/サイドトラックとして収録もされました。
この曲の由来について、マイケルは「世の中が洗練されるにつれて、人間は自分がいかに本能的な存在であるかに気づかなくなりがちだ。」「この曲では、誰か人間が自分の本能に圧倒されているさまを歌っているんだ。」と話しています。
個人的な解釈にはなりますが、マイケル自身でやはりそう感じることがあったんだろうな… と感じる発言でもありますよね。
きっと恋愛についてだろうなぁなんて憶測はありますが… そこはきっと本人のみぞ知るところかとは思いますので、これ以上はなんとも言えないところです。
(一曲のみ/ダウンロード版)
(アルバム/ダウンロード版)
このアルバムについて特筆することと言えば、普通アルバムを出すとツアーをするというのが一般的かなと思うのですが、このアルバムにおいてのツアーは行なわなかったということ。
5枚目『Listen Like Thieves』6枚目『KICK』7枚目『X』ではクリス・トーマスをプロデューサーに起用していましたが、8枚目では、3枚目『Shabooh Shoobah』の制作を担当したオーストラリア人プロデューサーのマーク・オピッツを再度プロデューサーに迎えました。
バンドは、より 「生々しい 」サウンドを取り入れることで、音楽の方向性を転換することを決め、制作の過程では様々なテクニックが用いられたといいます。
リリース発表のインタビューでは、ギターのティムが「バンドの音がより大きく、よりパンチがあり、よりハードに聞こえるように、ヴォーカルをミックス・バックすることもあった」と答えています。
因みにこの『Welcome To Wherever You Are』は、INXSのメンバー全員がプロデュースのクレジットを共有した最初のスタジオ・アルバムであるとのこと。
批評家からの評価も高く、UKチャート首位、オーストラリア2位など多くの国で首位を獲得しましたが、アメリカではビルボード200で16位を記録するにとどまりました。
レーベルによるプロモーション不足、時代的背景としてグランジやオルタナティヴへの音楽的嗜好の変化、そしてバンドのプロモーションにも支障をきたしたため、活動休止と、アルバムのツアーを行わないこととなったのだそう。
私はこのアルバム、非常に好きです。
エキゾチックな雰囲気だったり、実験的要素が感じられたり、本当にその時にしてみたかったことを色々したんだろうなぁと聴いていて、興味深いです。
今日の『Strange Desire』は本能についての曲だからなのか、マイケルの声がめちゃくちゃセクシー。
シングルとして出ていたらどんなミュージックビデオが作られていたんだろう。作って欲しかった観たかった、と思わせる曲でもあります。
公式の音源ビデオを載せますね✨