食を選ばせてあげられるのは飼い主さんだけ | Sunnykitchen(Bird side)

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インコ、オウムなどの食事について考える、
バードフードコーディネーターSunnykitchenです。
コミドリコンゴウ、ヒメコンゴウと暮らしています。

黒柴おこめの『おこめキッチン』も別ブログで書いています。

料理教室の参加者様が詳しくブログに掲載してくださいました!

楽しい様子が伝わってきます(*^_^*)

バードマンションへようこそ




教室の中で私がふと口にしたことをピタちゃんのママがキャッチしてくださっていました。

「好きじゃないものを与えることも刺激になる」論。

日頃色々与えているうちに、それに対する反応は以下のパターンがあるとわかってきました。


①「あっ、これ好き!」とすぐお気に入りに仲間入り。

②「ん?なんだろこれ?」→数日経過→「なんだかいつもごはん入れに入ってるなぁ」→数週間経過→「しつこいなぁ。まぁたまには食べてやるか。…あれ?意外といけるかも?」と時間をかけてお気に入りに仲間入り。

③「だからこれ食べないって言ってるじゃん。もう入れなくていいよ」と何が何でも食べない。

④「あ~もうこれ飽きた。もともとそんなに興味なかったしね~」と暇つぶしにたまに転がす程度。


大まかにこんな感じでしょうか。

鳥さんにとってはどれが一番大事だと思いますか~??(*^_^*)

きっと「食べる楽しみ」というテーマからイメージするのは①ではないでしょうか。

飼い主さんの心情的にも「この子の好きなものを見つけてあげたい」と思うのが自然だと思います。

しかし、個人的には①~④までぜーんぶ大事なのではないかと考えています。

それは「好き嫌いを鳥自身に選ばせる」ことが、小さなフォージング(採食行動)効果を生んでいると思うからです。

野生では「あ、まだこれは熟してないな」とか「そろそろ食べ頃かな」などと「選別」する作業をしているといいます。

飼育下でも飼い主さんが工夫してフォージングさせることにより、その本能を少し刺激して、退屈しのぎになるような気がしています。

食べなかったペレットやおやつは、根気よくごはん入れに入れ続けることをオススメします♪

いつか食べればラッキー、食べなくても「これはいらん!」と選別するのを楽しませるツールになります。

我が家は1ヶ月経った頃に食べ始めるパターンが多く、最近やっと色つきのペレットを食べ始めました。
しかもそのタイミングは2羽同じ。
仲悪いわりに、横目で見てる!?
あんたたち陰気ね~


そんななか、バードランで疲れた翌日に栄養補給としてひまわりの種を多めに入れましたが、いもこは一粒も食べていませんでした。

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あれれ…
ひまわりの種は誰もが欲しがる最強アイテムだと思っていましたが、そうとも限らないようですよ。
鳥の好み、奥深し!


さて、ダイエット中で食べる楽しみに制限がある子達の飼い主さんからしたら、料理教室なんて無関係…と感じられますよね。

そこで、違う方法でフォージングしてもらう新たな取り組みを考え中です♪

まとまってきましたらご紹介しま~す(^o^)/