つくったもの2022 | スキルスさらばでサバイバる   「道草くって めし食って」

スキルスさらばでサバイバる   「道草くって めし食って」

2006年 スキルス胃癌で胃の4/5、胆嚢、リンパ節11個切除、ステージⅢB、TS-1 4年服用。術後8年目からの過ぎたこと、今のことの記録です。病気という道草を味わい愉しみたい、そんな気持ちで書いています。医学情報などはありませんが、良かったら!

こんぶクンを見守りながら編んだのは、ポリス愛が強い孫くんへの帽子と、娘へのベレー帽。
自分で被る気のクレイジー帽子。まだ被る機会ナシ笑い泣き


娘家に以前作ったペロペロキャンディ暖簾をリペアしたら、我が家にも暖簾の必要を感じてパーツを編み始めたけれど、きなりを迎えてからは散歩に明け暮れ、製作はほぼストップ。写真を撮った8月から編めたのは3個で、現在パーツが8個。いつ完成するかしらん⁉️


定年後まだ多少仕事はしているけれど、随分時間に余裕ができた夫と、春から始めた金継ぎ。
先生はお向かいの若いママさん音譜
秋には地域の文化祭で展示に参加したりして口笛
今年が始まった頃には、想像もしていなかったこと。生きていると面白い展開があるもんだ飛び出すハート


庭で採れる桑の実、ジューンベリーで例年のようにジャム作り。今年は植えて10年目のスモモが初めて豊作で、甘酸っぱい美味しさにハマり毎日せっせとジャムを作った6月。
糠漬けは糠を「雪室ぬか」に変えてから手軽で美味しいので、すっかり定着。作ったものに加えるのは憚られるけれど、健康を支えてくれていると思われるので一応。
たぶん今年ラストの製作は「枇杷染め」。枇杷を剪定したので葉と枝を使って、色褪せてしまったカシュクールワンピースを染めてみた。まずまずの仕上がり。媒染がいらない手軽さが気に入ったので、来年はいろいろ染めてみたい。


一つ一つ、作っている情景が深く胸に刻まれている。
こんぶクンの傍らで作ったもの。
悲しさから逃れたくて手を動かしていたもの。
すこーし慣れてきて、やっと穏やかな表情で昼寝をするきなり🐕を眺めながら作ったもの。
糸玉にじゃれる子猫に邪魔されるから何度も諦め、もずく🐈が寝てる間にした作業。

確かにそこにあった貴い時間が私の宝物。
忘れることができない、忘れたくない時間だらけ。

よく生きた一年でしたスター