1月に千葉市美術館へ行ってきました!
今まで全く浮世絵に興味がなかったのですが、印象派に影響を与えたことを知り、間近で見てみたいと思いました。

千葉市美術館は千葉駅から通常徒歩15分。
地図の苦手な私はGoogleマップとにらめっこしながら歩き、20分ほどかかりました。



第1章 大浪のインパクト
波の絵が、日本の浮世絵と海外の作品と並んで置いてありました。本当にそっくりで、驚きました。一瞬をとらえた、生き物のような波の動きは、少し恐くもあります。

浮世絵は版画のため、使える色が限られていたそうです。それが色の強さをより引き出しているように思いました。


第2章 水の都
第3章 俯瞰の構図
第4章 形・色・構図の抽象化
橋は町の人の誇りだったようで、たくさん描かれていました。
下から上を見上げるような構図、川を前・中央・奥につながるように描く構図、対象を横にずらして余白をつくる構図などがありました。はっきりした構図は、目にすっと入ってくるような感覚があり、印象に残りやすい気がしました。

鑑賞後、構図についてもっと知りたい!と思い、「巨匠に学ぶ構図の基本」という本を購入しました。届くことが楽しみです。



第5章 黒という色彩
浮世絵の黒は、深く濃いものや、薄く淡いものまでその対比がうまく使われているのだとわかりました。
ヴァロットンの絵も見られて嬉しかったです。今年の11月に三菱第一美術館でヴァロットン展があるそうで、とっても楽しみです!

かっこいい~!!ポストカードも購入しました↓


第6章 木と花越しの風景
モネの睡蓮に影響を与えた歌川広重の作品も見られました。

浮世絵の白は紙の色で表現されているのだと知りました。この章ではなかったのですが、ポール・シニャックの絵もあり、浮世絵から背景を明るく描くことの影響を受けたのではと解説文に書いてありました。

(↑これはアーティゾン美術館で見たシニャックの絵です。)


第8章 母と子の日常
浮世絵では、子どもを愛らしいものとして描いていたようです。



今回の展示を全体的に見て、女性の表情が薄いような気がしました。対象的に男性は、筋肉・表情・動きが大きく、誇張されている印象を受けました。(勿論作品によって異なりますが…あくまで全体的なイメージで)




展示の最後には、浮世絵を学んだハイド・ヘレンの作品もありました。日本の方の作品かと思うくらい自然でした。見比べてみると、背景は浮世絵そのままで、人物の表情は浮世絵に比べると少し写実的なように思いました。


見終わって、浮世絵の自然物(雷・雨・雲・波など)の描き方は現代の漫画にも生かされてるような気がしました。また、私が印象派を好きな理由も、意識せずとも日本の美を心地よく感じることが影響しているのかもしれないと考えました。