​悲しい誕生日


おはようございます。ごきげんよう


昨日は、私の誕生日でした。


実は毎年、夏の終わりからずっと躁転しています。多少の波がありますが、今年は深刻に感じています


私の場合、異常に気持ちが高揚しており、やたら予定を詰め込み、特によく喋る『多弁』、洋服の衝動買いによる買物依存などです。


外でもついお喋りしてしまう『多弁』な状態、異常です。

(家の中より大人しめですが

親から周りから見て、理解されることは無いです。

空気が読めず、自分勝手に喋り過ぎるオバサン、それが皆が持つ、私への認識です。


それが、家の中にいるとより一層強いので母は疲れてしまうのです。

自分でも制御が効かない。

どにかしなきゃと思っても、止まらない『多弁』。

聞いている母は、とても うんざりです。

故に、今年は特に、日々、母と私の距離は遠ざかるのです。


母と珍しく和やかな雰囲気だったのに、気が緩んでしまってしまい、つい『多弁』状態になりました。

お腹は既に満腹を超えていたけど、母がせっかく作ってくれたケーキをどうしても残せなくて食べ終えた時のこと。本当は甘味は朝にしか食べませんし、生クリームも苦手です。


「人生は何度もやりなおせる。なのに、あなたは『手話』以外にも道はあるのに、掲げる理想が高すぎる。『手話』だけに拘るのはなぜ...?」

「そうでもないよ。あえて遠回りも楽しんでるし、長い目で見てるよ。でも、なんだかね、すべてかどうでもいいって思う時があって。そんな時に限って、いつも不思議と野草や野花へ目が行ってしまうの。おかしいよね...うふふ。」


一瞬で母の表情が嫌悪でぐしゃりと歪みました。


「いつも思うのだけど、あなたの、その「うふふ」って笑い方が嫌い。」

「えぇ、どうして?嫌味に聞こえたの?」

私は狼狽えて聞きましたが、母は逃げるように

「よくわからない。さーて、風呂に入ろう。」

と、だけ言って離れていきました。


一度出た言葉は、取り消すことができません。


よくわからない、その言葉は

「これ以上、あなたとお話したくありません」

という意味でも受け取れますよね。

また、私と母との距離が遠ざかりました。

私と母の肉体が離れ、初めて顔を合わせた日なのに、また距離が遠のく

とても、悲しく胸が痛い。


本当はね子供の時から

あなたにもっと愛して欲しかったよ。

頭も悪くて理想の子じゃなかったけど。

私より幼いとはいえ、妹や弟ばかりでなくて

私だって当時は幼かったの。

頭や顔を叩くかれるのも嫌だった。

とても怖かった。

「親に逆らうのか、育ててやってるのに」

この言葉、いつも言われるから

諦めたこともある。

そうやって息苦しさに気づかずに

幼い頃を過ごしてきたの。

あなたは幼い私へ

『生き苦しい種』を蒔いてたの。

ずっと言わないのは

産み育ててくれた感謝があるから。

大恩があるから。

お母さんを愛してるから。


消えてしまう母に、いつも思うのです

私との距離が離れる度に、ずっと。

この繰り返しの日々の中で、私は生きてくしかありません。

二歳年下の妹が自殺した日から数年経ち、今でも母は深く傷つき悲しんでいるのですから。


本当は、今すぐにでも死にたいんです。

毎日、対人で失敗する。

その後悔と罪悪感、強い不安。

目標へ努力しても上手くいかない。

教養も経験もない

精神障害者でまともな働き口が無い。


何も無い自分が大っっ嫌いなんです。

理性と抑制の効かない自分なんて、世の中にいるだけで周りへ不愉快を撒き散らしているのです。


こんな私だから、もし私が死んでも

亡くなった妹ほどには、傷つき悲しみもしないでしょう。

しかし、先に逝くことは、『親不孝』。

それは遺された家族に葬儀代や遺品処分等、多大な迷惑があるから。

少しでも『親不孝』をら減らしたい。

こんな私で良ければ、晩年の母の面倒を見させて欲しいのです。

私が長年迷惑をかけ、産み育ててくれた恩があるから。


でもどうすれば、『多弁』を抜け出せるのでしょうか

どうしても抑制が効かないのです。

日々、意識をしていても気が抜けてしまいます。

私も黙って慎ましくいたい。

年相応の落ち着きが欲しい。

常に心が休まらない。

しかしどうすれば『抑制』は、身につくのでしょう。

酷く気落ちして体調を崩し部屋に籠り、食事も水分もとれず、薬も飲めず

布団から出られず寝込んでいる方が、気持ちは楽なのです。

母と顔を会わせない、会話しない方がいいのでしょう。

母を思い遣るならば。

でも、こころの中の「幼い私」がどうしても愛を求めてしまう。

三十四年前の昨日、初めての出産で。

三週間の早産の中、戸惑いと不安に耐え、命懸けで産んでくれて、心からありがとう。

大好きなお母さん。

ずっと、ごめんなさい

良い娘でいられなくて、ごめんなさい


我が命

役立たずより 

なお悪し

死を望み耐える

それは誰か(たが)ためか


椿作