以前から一度青森に行ってみたいと思いながら、四国からはアクセスが良くないので、なかなか実現できずにいます。
この週末、今治で津軽三味線演奏やねぷた展示があると聞いて、見に行きました。
津軽三味線ライブでは、スピード感のある撥(ばち)さばきに惹きこまれました。
弘前市役所有志の皆さんによる、ねぷた囃子演奏もありました。
重厚感溢れる勇壮なお囃子に、胸が高鳴りました。
徳島市に住んでいた頃、阿波踊りの前になると街のあちこちからお囃子が聞こえてきて、ワクワクしたものでした。
弘前市民も、夏が近づきねぷた囃子を聞くと、気持ちが「じゃわめぐ」そうです。
ねぷた絵師による、ねぷた絵の実演も見学しました。
鏡絵(正面)には中国の三国志や水滸伝、あるいは日本の武将が描かれ、見送り絵(背面)には美人画が描かれることが多いそうです。
会場に飾られていた「八百屋お七」の絵が綺麗で、しばし見惚れました。
今回のイベントの目玉は、夜のねぷた運行です。
扇形の山車に明かりが灯るとねぷた絵が鮮やかに浮かび上がり、ねぷたに生命が宿ったかのようでした。
鏡絵は中国の小説・水滸伝の「花和尚奮戦の図」。
見送り絵は妖艶な美女・静御前。
「ヤーヤドー」の掛け声とともに、高さ8メートルのねぷたがゆっくりと進んでいく様は、華麗で幻想的でした。
交差点ではねぷたが上下に伸び縮みしたり、回転したりして、見物客から歓声が上がりました。
1台でも大迫力でしたが、約60台のねぷたが街を練り歩く、本場の弘前ねぷた祭りにいつか行ってみたいと思いました。
青森の文化に触れることができて、楽しいイベントでした。
遠い四国まで出向いて下さった弘前の皆様、ありがとうございました。
日曜の夜は、久しぶりにFC今治の試合観戦をしました。
県外にいる間はDAZNで応援していましたが、やはり生で見る試合は迫力が違います。
この日のゲストはペナルティ。
ワッキーも元気そうで、安心しました。
日曜日は友達と、高校時代の恩師が出演するコーラスの演奏会にも行きました。
新型コロナの影響で4年ぶりの開催でしたが、以前と変わらぬ力強い歌声に胸がいっぱいになりました。
盛りだくさんな週末でした。