しまなみ海道を渡らなければならないのでなかなか行けないけれど、大好きだったアオノヒ食堂。
近々閉店するというので、お別れに行ってきました。
オーナーさんは、いつもと変わらぬ笑顔で出迎えて下さいました。
「お好きな席にどうぞ」と言われたので、しまなみの空と海のような青いクロスが敷かれた、一番好きなテーブルに。
燦燦と明るい光が差し込む部屋は相変わらず心地よくて、この素敵な場所がなくなってしまうのは、本当に残念だと感じました。
味わい深い家具達も、すでにお嫁入り先が決まっているようです。
この日のメインは、お肉がほろほろになるまで煮込まれた「鶏肉のオリーブ煮」。
ふっくらつやつやの黒豆や、胡桃やかぼちゃ入りの秋味ケークサレ、ローズマリーがきいたポタージュスープなど…
一品一品丁寧に作られたおかずが、美しく盛り付けられてテーブルに並びました。
デザートは、スパイシーナッツが添えられたキャラメルバナナムースとベイクドチーズケーキ。
コーヒーはマグカップでたっぷり
アオノヒ食堂での最後のひとときを、ゆっくり過ごすことができました。
現在の建物は老朽化が進んで雨漏りがひどく、オーナーさんは気持ちを切り替え、新たな場所で頑張ろうと決意されたそうです。
今後はオーナーさんの出身地、尾道で開業される予定だとか…
私の住んでいる場所からは遠くなりますが、尾道も情緒溢れる素敵な街なので、どんなカフェが誕生するのか楽しみです
大三島での営業は11月いっぱい、16日からは前々日までに要予約だそうです。
(追記:事情があり、予約受付を終了されたそうです)