昨日レッスン中に停電になって思ったのですが、夏の夜でそんなときは怖い話しでもできるようにしておきましょう。
ではさっそく。これは自分が体験した本当にあった話しです。
ある祝日レッスンのことです。
初めてのIRでした。厳しい教え方で有名なIRです。
参加者は約20名といったところ。
内容はステップファンですが、ステップ初心者の人が数名いて、ついてこれないのでIRは苦労してました。
ところどころで音楽を止めて、コリオの解説をしてました。
そのときです。
IRが「だからこうなのよー、アダチくーん」と発言しました。
アダチくん? IRの追っかけが来てるのかと思いました。祝日だし。
ここの常連メンバーでそんな名前の人いないし。
見慣れない男性も2~3人いましたし。
次のブロックでも、また「アダチくーん。OK?」とIRが呼びかけています。
今度はスタジオ内を見渡して、追っかけの人を捜してみますが、
見慣れない人は初心者っぽいおじさんばかりで、それらしき人は見当たりません。 あれえ?
しばらくして、また「アダチくーん、OK?」と発言あり。
追っかけをいじってるなら、いじられた人がリアクションするはずですが、誰も反応なし。
先生にはアダチくんが見えているのか? その後も何度か、IRはスタジオ後方に向かって、いないはずのアダチ氏に向かって、「アダチくーん、OK?」と呼びかけていました。
不思議に思い、思わずレッスン終了後、IRに尋ねました。
「先生、アダチくんて誰ですか?」
「アダチくん? 誰それ?」 「先生がレッスン中に、アダチくーん、て何度も呼びかけていたじゃないですか?」
「ええ?そんなこと言ってないわよ?」「いや、何度も聞きましたよ。」
そのときです。何かに気付いたのか、さっとIRの表情が暗くなりました。
「アダチくんて、、、ひょっとして。。。」「ひょっとして?」
「ああ、なんてことなの?」「な、なんですか?」
「アダチくんて、、、私、アンダースタン?って言ってたんじゃない?」
「えっ? ・・・ あー、そうか、そうかもですね。先生、英語で舌巻きすぎですよー。怖いくらい。」
「なに言ってるのよ、あなたの聞き違いの方が怖いわ!」
(*聞き違いは実話ですが、後半のIRとのやりとりは脳内会話です。)