去年の10月に大型二輪の免許取得を思い立ち、教習所に通いだしました。

普通二輪(昔でいう中免)は3年前の秋に取得、その後ずっとペーパーライダー状態での入所でしたが、バイクの操作自体は大丈夫でした。ちなみに学生時代はギヤ付きの原付(NSR50)に毎日乗っていたので、坂道発進などは苦労しなかったのですが、大型と中型の違いを最初に感じたのは停止時の「立ちゴケ」でした。

中型だとそんなこと気にしたことなかったのですが、大型だと停止時に車体が傾いていると(感覚では5cmから10cm)ぐらっと車体が倒れだし、あっと思ったときは200kgを超える車体は通常の腕力・脚力では立て直し不可能で、なすがままにごろんと路上に転がるしかないのでした。中型だとごまかせても大型になると基本に忠実でないと乗りこなせないという代表例です。大型二輪の教習所に通っているうちは、純粋にバイクに乗れて楽しかったです。その日その日の教習が終わって帰宅する際は爽快感に満ちていました。技能課題でスラロームや一本橋でのタイム出しには苦労しましたが、各段階の見極め・卒業検定とも落とすことなく卒業できました。


最初のレンタルバイクは、CB400SFでした。

大型二輪の教習中、予約の都合で1週間近く間があき、スラロームの練習でもしようとインターネットで検索して2駅隣りのレンタルバイクを見つけて、土曜日の午後借りて街中を走りました。

スラロームが練習できそうな場所を求めて、めぼしをつけていた場所では実際に行ってみると無理そうで、それ以外にないかうろうろしたのですが、都会では全く見当たりませんでした。

公道を初走行なのですり抜けは一切行なわず、教習所と同じ感覚で流していると、軽トラにもあおられる始末。自分が若い頃は機動力が段違いのバイクをクルマがあおるなんて考えられなかったのですが。。。

逆走しそうになったり、白バイにはしょっちゅう出会うわで、曇り模様の空から雨がぽつぽつしだしたので、時間を切り上げてレンタルショップに返却しました。

あとで知りましたが、試験場で公開日を設けているところもあり、近所の試験場でも土曜午後にバイク持込で練習できたようです。


で大型二輪免許を無事取得できて、(卒業検定はものすごく緊張しましたが、仕事でもやったことのないハイテンションに集中力を高め、自分の番が終わったら、ほっとして見知らぬ人に当たり構わず話しかけていたくらいの躁状態でした)、しばらくは免許保持だけで満足していましたが、翌月、ネットでたまたま1駅隣りにレンタルバイク店がオープンしたことを知り、比較してみると最初に借りた店より車種が豊富でいろんな条件が勝ってました。


それでためしに、教習車と同じCB750(RC42)を借りてみました。

教習車ではCB400よりも低速トルクが細い感じで、粘り弱くてエンストもしょっちゅうしていたんですが、それは教習車用にデチューンしているせいと推測してました。でも、一般車でも同じでした。。。

公道2回目なので、街中をまっすぐ走るだけで精一杯で、すり抜けはほとんど行なわず、クルマの後ろにずっとついていました。初心者オーラ全開。。。


次はもっと軽いマシンに乗って公道に慣れておこうと、年明けにNinga250Rを借りてみました。

普通二輪免許保持時代にもし購入するならとめぼしをつけていましたマシンです。

自分の青春時代は、レーサーレプリカ全盛時代で、今でもフルカウルのスポーツバイクを見ると心ときめきます。でNinja250Rですが、さすが安いだけあって、おもちゃみたいでした。エンジンが4ストパラレルツインという構造はともかく、自分の高校時代に存在したGPz250Rの古臭いエンジンを使っており、当時はともかく現在の厳しい排ガス規制もあるのか、排気音が「ペー」と情けなく、振動もすごくて手がかゆくなりました。バランサーシャフトついてたっけ?官能とは程遠い質感でした。

まあ、気軽に乗れる点はエントリーバイクやセカンドバイクにいいと思います。


次に借りたのは、VTR250でした。

Vツイン特有のパルス感というのをNinjaと比べてみようというのと、学生時代にマイバイクとして妄想していたなかで一番現実的だったVTZ250の子孫、という郷愁もありました。

結果としては、振動はさすがにパラツインより少なく、V型特有の「バルルルル」という振動でしたが、排気音はNinjaと50歩100歩と言う感触で、やっぱり四気筒のアクセルオンオフ時のドヒュンという音が好みですね。

それから以外と前傾姿勢でした。Ninjaはほぼ直立姿勢ですごく楽でしたので、同じくらいと想定していたら、結構伏せますね。半クラからすっと前に出るのはさすがライトウェイトネイキッドということで、スリムな車体もあって町乗りにはいいのでは?

この頃にはすり抜けも気負わずに状況に応じてやるようになり、交差点では先頭に立って、クルマの群れからすばやく抜け出すようになってました。

ただ、乗った日は強風吹きすさび、横風突風が来るたびに横へ1mくらいスライドしてました。おお、こわ。


んで、いよいよリッターバイクを、ということでCB1300SF(SC54)を借りました。

いやーでかいですね。立ちゴケが心配で、交差点で止まるたびに緊張しましたが、危ない場面もなく、世界最高峰のネイキッドマシンという謳い文句の通り、各操作部の質感に感心しました。

走り出せばとても扱いやすく、ちょいとワイドにアクセルひねれば異次元世界の加速が楽しめます。

でも同じマシンが街中になんと多いこと。借りたマシンは09年式の銀白で同じ塗装には出会いませんでしたが、標準の赤白という配色は自分は好きでないです。


次のリッターバイクは、DAEGでした。

このマシンで始めてタンデム経験。相手は家族ですが、変速ショックやブレーキでの前のめりを与えないよう慎重に運転したためか、十分に楽しめませんでした。

でもとても乗りやすい、という印象で、ビキニカウルの外観も好みです。


だんだん夏に近づいてきましたが、青春時代の憧れ、レーサーレプリカ=フルカウルスーパースポーツということで、借りたのがCBR600RRでした。

車体は400クラスですが、さすがに前傾きついですね。手首はもちろん、首が一番疲れました。

40過ぎてのバイク初心者につき、カーブで車体を倒しこめないですが、レーシーな気分を十分味わうことができました。燃費もよくて確か、待ち乗りでリッター17~18kmくらいでした。リッターマシンだとリッター10km前後なんですけど。


梅雨も空け、借りたのが上位クラスのCBR1000RRでした。

600RRより一回り大きいですが、なぜかこっちの方がシート高低くて足つきがよかったです。

エンジンパワーは高回転までまわせないので600RRとの違いは感じることができませんでしたが、エンジンが放出する熱は600RRの比ではなく、電動ファン回りっぱなしで、排風はライダに直接あたらないようになってますが、熱が伝わるフレームやタンクには素手でさわれない、10秒以上ニーグリップできない状態です。膝の内側が軽い火傷になってしまいました。こりゃ真夏でも革パンでないとこの手のバイクはだめですね。


もう1回、ネイキッドをということで、8月下旬の記録的猛暑のなか、またCB1300SFを借りました。

最初に借りたときより、走行距離が出て車体が劣化したのかどうか、感動的な質感が普通になったように感じます。慣れかな? 特にカチっカチッと決まっていたシフトチェンジ、シンクロが弱くなっていたような気がしました。

それとシート足回りの絞込みが少なく、頻繁に交差点に停止するようなシーンでは足を出すのにシートの角で引っかかり、もたもたしてしまいました。最初に乗ったときは初リッターマシンという緊張で気づかなかった点です。


さらに翌月、前回十分楽しめなかったDAEGをリベンジで借りました。

このときはスポーツクラブで前週こんつめてレッスンにでていた疲れからか、あまりガンガン飛ばす気力もなく、今日はまったり、丁寧に、低速バランスを練習しようと、クルマの後ろについてゆっくり走ってました。無論クルマがあおってきたら、アクセル一吹かせで軽くちぎってやりましたが。CB1300ほど足の出し入れでもたつかないものの、シートの前面絞込みがもう少しあるとよかったです。


今までずっと4時間レンタルでそう遠くには行ってないので、そろそろ高速道路を使った日帰りツーリングを計画しています。