3試合振りの勝利です!
“ホーム”フクアリ2連戦の初戦で勝利!
今日も勝手に振り返ります!
2018J2リーグ第16節
フクダ電子アリーナ 5/27 15:00kickoff
ジェフユナイテッド千葉 3 ー 1 ロアッソ熊本
(前半 1 ー 1)
(後半 2 ー 0)
スタメン・選手交代
GK ロドリゲス
DF 高木 利弥
DF 増嶋 竜也
DF 近藤 直也
DF 茶島 雄介
MF 熊谷 アンドリュー
MF 矢田 旭(86分 → 鳥海 晃司)
MF 山本 真希
MF 船山 貴之
FW 指宿 洋史(65分 → 清武 功暉)
FW ラリベイ(81分 → ホルヘ・サリーナス)
ベンチメンバー
GK 佐藤 優也
DF ゲリア
DF 鳥海 晃司(86分 ← 矢田 旭)
MF 佐藤 勇人
MF 為田 大貴
MF ホルヘ・サリーナス(81分 ← ラリベイ)
FW 清武 功暉(65分 ← 指宿 洋史)
得点
34分 増嶋 竜也①
MF ホルヘ・サリーナス(81分 ← ラリベイ)
FW 清武 功暉(65分 ← 指宿 洋史)
得点
34分 増嶋 竜也①
49分 ラリベイ④
88分 ホルヘ・サリーナス①
警告/退場
90+4分 清武 功暉 警告②
スタメン・フォーメーション
スタッツ
シュート:14-11
GK:5-11
CK:4-5
直接FK:9-3
間接FK:5-1
オフサイド:5-1
PK:0-0
警告/退場
90+4分 清武 功暉 警告②
スタメン・フォーメーション
スタッツ
シュート:14-11
GK:5-11
CK:4-5
直接FK:9-3
間接FK:5-1
オフサイド:5-1
PK:0-0
第16節終了時点
J2リーグ 13位
勝ち点 21
得点 27
失点 29
得失点差 -2
完封試合 4
勝ち①②③④⑤⑥
分け①②③
負け①②③④⑤⑥⑦
今季得点
船山 貴之⑦
ラリベイ④
J2リーグ 13位
勝ち点 21
得点 27
失点 29
得失点差 -2
完封試合 4
勝ち①②③④⑤⑥
分け①②③
負け①②③④⑤⑥⑦
今季得点
船山 貴之⑦
ラリベイ④
茶島 雄介②
清武 功暉③
エベルト②
指宿 洋史①
高木 利弥①
山本 真希①
熊谷 アンドリュー①
町田 也真人①
近藤 直也①
小島 秀仁①
増嶋 竜也①
ホルヘ・サリーナス①
今季警告(累積警告)/退場
今季警告(累積警告)/退場
増嶋 竜也 警告②/退場①
溝渕 雄志 退場①
鳥海 晃司 警告③
船山 貴之 警告②
小島 秀仁 警告②
サリーナス 警告②
清武 功暉 警告②
ロドリゲス 警告①
茶島 雄介 警告①
岡野 洵 警告①
ラリベイ 警告①
近藤 直也 警告①
エベルト 警告①
町田 也真人 警告①
ジェフは3試合振りの勝利です!
“ホーム”フクアリでの試合では、2試合振りの勝利。
まだまだ課題も見えましたが。
チームの前進・進化も感じる事が出来る試合でした。
ジェフはこの試合の結果で、リーグ13位に。
首位大分とは勝ち点差10、プレーオフ圏の6位とは勝ち点差5まできました。
例年以上の混戦が続く今季のJ2リーグ。
試合毎の結果で、順位が目まぐるしく変わりますが。
自分達が着実に勝ち点を上積み出来れば。
順位も着実に上がっていく。
“プレビュー”で、とても重要な試合と書きましたが。
その試合で、久し振りに2点差での勝利。
私は、エスナイデルジェフはまだまだ上を目指せると改めて感じました。
今日も勝手に振り返ります!
今日もまずはメンバーから。
ジェフは前節横浜戦と同様の、中盤がダイヤモンドの“4-4-2”でした。
“4-3-3”を予想した酔っ払いの妄想は、この試合もハズレでした!
前節からの変更は。
CBが鳥海→近藤、右SHが小島→真希。
GKは、“ホーム”フクアリの試合でしたがロドリゲスが先発。
スタメン外れた小島と、岡野がベンチ外に。
代わってゲリアと為田がベンチに復帰。
前節横浜戦の“4-4-2”は、横浜対策だと思っていましたが。
エスナイデルさんの意図は、別にあったのかなと思います。
対する熊本も、前節水戸戦と同じ“3-4-3”フォーメーション。
元ジェフ所属の3人は。
安柄俊選手がスタメン、巻がベンチスタート。
多々良選手はベンチ外でした。
私は、“ホーム”フクアリでの試合ですし。
アンカー置いた“4-3-3”でくるかなと思っていましたが。
前節横浜戦と同じ、中盤がダイヤモンドの“4-4-2”でした。
前節横浜戦は、相手と中盤の枚数と配置を揃えるっていう意味があったと思うのですが。
今節も同じフォーメーションでした。
これは、選手のコメントにもありましたが。
“2トップを経由する”攻撃、つまり中からも仕掛ける事を狙った布陣なのかなと。
今日試合を見ていて感じました。
エスナイデルジェフは。
“ハイライン”戦術で戦うが故に、主にボールを失った時のカウンター対策として。
サイドから仕掛ける事を狙っていると思いますが。
初めから“サイド一辺倒”では、相手も当然対策してきます。
“4-3-3”と“4-4-1-1”では、最前線にポジションする“1トップ”ラリベイに対して。
相手は当然厳しく対処してきます。
ゴール前中央を固めてくる相手に対して。
1トップのポストプレーからの仕掛けは、相手も当然枚数揃えて対処してくる。
ある意味リスクの高いプレーと思います。
サイドから崩す為に、真ん中を一度経由する。
相手を崩す為にとても重要なプレーと思いますが、今までは1トップだったので。
なかなかそこを使う事が出来なかった。
エスナイデルジェフは。
サイドだけで真ん中から崩せない。
よく聞く評価ですが。
サイドから崩す為に、真ん中のエリアを利用する事を。
本格的に模索し始めたのかなと、私は勝手に思っています。
高さと強さがあって、ポストプレーの質はJリーグでもトップクラスのラリベイと。
チームで一番デカイけれど、高さよりも足元の技術に秀でたドリブラーの指宿。
散々“ツインタワーはダメだ”と言われてきましたが。
二人がそれぞれ活きるボールを供給出来れば。
最高に輝く事が出来る“2トップ”だと、私は感じています。
横浜戦の観戦記と、熊本戦のプレビューで書きましたが。
横浜戦よりも、2トップを上手く使えたと思いますし。
ラリベイと指宿、それぞれを活かす事が。
チームで出来る様になってきたと思います。
前半から、特に指宿は。
熊本のディフェンスラインの裏へのボールを要求していたと思います。
しかしこの試合のジェフは、その“リスク有る”プレーはほぼ選択しなかった。
指宿もラリベイも、SHの真希なんかも“裏へのボール”を要求していましたが。
ほぼ最後まで使いませんでした。
この辺の、“リスク有るプレー”に対する。
スイッチの入れ方と、そのリスクヘッジ。
これをチームで、もっと共有出来れば。
ジェフは、もっともっとゴール決められる様になれると思います。
その辺含め、簡単に試合を振り返ります!
ジェフボールで始まった試合。
4バックのジェフはいつも通り、両SBが高いポジションを取り。
CBが左右に開いて、その間に“アンカー”熊谷が降りてくる形。
後ろの3枚から、サイドへのロングボールを中心に。
左右にボールを大きく動かし、相手の隙を狙うジェフ。
いつもと少し違ったのは。
右サイド、真希と茶島が頻繁にポジションを変え。
真希が茶島を押し出す様な形が多かった事と。
“トップ下”船山が中央で中盤の底まで降りてきて。
前後と左右のボールの“中継地”になっていた事です。
“トップ下”船山がピッチ中央にポジションを取り。
後ろから前に出ていくプレーをする事で、中盤での“数的優位”な状況を作りながら。
2トップが左右に動く事で、相手のマークの乱れを生み。
中央を“経由”してサイドを突く、こういうプレーが序盤から見られました。
ペナルティエリア前で指宿がボールを受け、右サイドの茶島へ。
茶島のクロスに真希が飛び込んでヘッドでシュート。
惜しくも枠を外れましたが、ジェフが意図する通りの展開。
その後も指宿とラリベイの2トップを“経由”する形から、ゴールに向かうジェフ。
しかし13分、熊本が先制します。
ジェフのセットプレーの溢れを拾って、右サイドを素早く前進。
田中達也選手が近藤の裏を取り、右サイドから速いクロス。
ゴール前に走り込んだ安柄俊選手が左足で合わせてゴール。
熊本はディフェンス時には5人が後方に並ぶ“5-4-1”の形に。
ボールの動きに合わせて最後尾の5枚が左右にずれて。
中盤の4枚は、ボールサイドとピッチ中央のエリアを埋めるディフェンス。
基本待ち構えて守る形の熊本。
前を向いて守っている時は、奪ったボールを素早く前線に展開してくる。
失点後、ジェフは焦ってしまったのか。
慌て過ぎてミスからボールを失い、熊本にタテに速い攻撃を何度か仕掛けられ。
いくつか危ない場面を作られてしまいます。
しかし34分、増嶋のゴールで同点に。
ジェフ左からのCKが流れた所で、後方でボールを拾った矢田が左足でクロス。
ファーでラリベイが頭で合わせたボールを、ゴール正面に飛び込んだ増嶋が右足ボレーでゴール。
ちょっと流れが悪い時間帯に、セットプレーの流れから同点ゴール。
これでジェフは落ち着きを取り戻し。
自分達のペースでボールを動かせる様になります。
試合を通じて、船山の運動量と貢献度の高さが話題でしたが。
矢田と真希の両SHも、サイドに中に走り。
ゴール前にも顔を出し。
相当走っていたと思いますし、攻撃の“形”は中盤の3人で作れていたと思います。
中盤から2トップに真ん中で展開する形を作れているから。
サイドが空いて、そのスペースを高木や茶島が使える。
同点に追い付いて以降、ジェフは意図する“形”を作る事が出来ていたと思います。
お互いにいくつかチャンス作った前半ですが。
このまま1-1で前半は終了。
試合は後半へ。
後半はお互いに同じメンバーでスタート。
しかし熊本は、少し守り方を変えてきましたし。
ジェフは前からのプレスを強めてきました。
ジェフの逆転ゴールは49分。
真希の右サイドからのクロスを、指宿がゴール左前で頭で中央を。
このボールをゴール正面で受けたラリベイが、反転し相手を交わし僅かなシュートコースへ右足一閃。
シュートはGKに当たりながらもゴールへ。
2トップにして中盤を3枚にして、前からボールを奪いにきた後半の熊本。
中盤の枚数が減った事で、ジェフは中盤でスペースを得て。
その空いたスペースから、ディフェンスの5枚のラインが揃っていない所を狙った真希のクロスとそこにポジションした指宿。
ラリベイのシュートまでのプレーも素晴らしかったですが。
真希と指宿も素晴らしかったと思います。
失点後の58分、熊本は2枚交代。
安柄俊選手→巻、皆川選手→伊東選手。
2トップは、ヨコではなくタテの関係に(多分)。
ジェフは65分、指宿→功暉の交代。
功暉はラリベイと2トップへ。
前への意識が強くなった熊本に対して。
ジェフは前半から意図していたボールの動かし方で、熊本ゴールに向かいます。
攻撃面では、“ダイヤモンドの中盤”が機能したと思いますが。
“攻→守”の切り替えで、課題が見えました。
中途半端にボールを失う場面で、中盤ど真ん中のスペースが空いてしまう事と。
相手が前に出てくると、中盤にお互いの選手が集まった状況が出来て。
そこでミスでボールを失ってしまう事。
“プレビュー”で書いた、“リスクへの備え”がちょっと中途半端でしたし。
“相手に機会を与えない”事も、あまり意識出来ていなかったと思います。
エスナイデルジェフとしては。
ゴールを奪う“チャンス”を増やす事の方が優先度は高いと思うので。
攻撃の“形”を作り“ゴールチャンス”を作り、実際にゴールも奪えているので。
“出来る事を伸ばす”優先でいいのかなと。
ただ、熊本にはいませんでしたが。
中盤の“王様”タイプの選手が、パスやドリブルでゲームを動かすクラブ相手には。
現状では相当苦労すると思います。
81分、足を痛めたラリベイに代わってサリーナスがピッチに。
船山が1列上がって功暉と2トップ。
サリーナスはトップ下のポジションへ。
82分、熊本は中山選手→坂本選手の交代。
ジェフはこの時間帯、ディフェンスラインを下げ引いて構える場面が多く。
全体的に足が止まり始め、熊本の勢いに圧されますが。
機を見てタテに速い仕掛けを見せます。
86分、矢田→鳥海の交代。
この交代で、ジェフは3CB+ダブルボランチへ。
3バックは左から増嶋・近藤・鳥海、熊谷と真希がダブルボランチ。
この交代・システム変更の直後。
熊本のスローインを、鳥海が前に出て頭で前線へ。
このボールを、船山が頭で後ろ(ゴール方向)へ落とし。
ペナルティエリアに走り込んだ功暉が、ゴール正面どフリーのサリーナスへヨコパス。
このボールを足元に納めたサリーナスは、がら空きのゴール左隅に冷静に左足で蹴り込んでゴール。
功暉からパスが出た時点で決まりでしたね。
サリーナスも落ち着いていたと思います。
きれいな形のゴールでした。
ジェフは5バックに中盤3枚の形で守りますが。
この試合では、引き過ぎる事なくディフェンスラインを上げる事が出来ました。
そしてアディショナルタイム4分を経て、3-1で試合終了。
システム・フォーメーションを変え選手の配置を変え。
よかった事出来ている事もありましたし、変わらない課題もありました。
ただ、毎回書いていますが。
歩みは遅いけれど、確実に前に進めていると思います。
2トップを使う事が出来てきた事。
それにより、攻撃の“形・バリエーション”が増えてきた事。
相手に引かれる時間帯やキツい時間帯に、為田がいなくても仕掛けられている事。
“ダイヤモンド”の前3枚が、周りの選手を上手く使えている事。
よかった事・出来た事を考えると。
意図の共有が進み、連携が向上してきたって事かなと思っています。
細かい事は、次節山口戦のプレビューで書く予定です。
ジェフの勝利は本当にうれしいですね!
酒を飲んで浮かれられないのが残念なくらいです!
次節山口戦も、“ホーム”フクアリでの試合です。
一戦一戦目の前の試合に全力で挑み。
一歩づつ上に昇っていきましょう!
今夜はこの辺でお仕舞いにします。