2015J2リーグ第18節 福岡戦プレビューもどき | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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連敗は2で止めましたが、未だ4戦勝利なし。
ジェフはいかにこの苦境から脱するか。
今日も勝手にプレビューします!





2015J2リーグ第18節
ジェフユナイテッド千葉 VS アビスパ福岡
フクダ電子アリーナ 6/14 19:00kickoff





前節 5位
勝点 29
得点 24
失点 15
差  +9
完封 9



今季得点

ネイツ・ペチュニク⑦
井出 遥也④
金井 貢史③
キム・ヒョヌン③
パウリーニョ②
森本 貴幸①
オナイウ 阿道①
中村 太亮①
田中 佑昌①
大岩 一貴①



今季警告/退場

森本 貴幸②/①
パウリーニョ⑤/0(累積1回)
谷澤 達也④/0(累積1回)
ネイツ・ペチュニク④/0(累積1回)
中村 太亮③/0
キム・ヒョヌン③/0
金井 貢史③/0
高木 駿②/0
井出 遥也②/0
佐藤 健太郎②/0
田中 佑昌①/0
大岩 一貴①/0
田代 真一①/0
オナイウ 阿道①/0





札幌戦の観戦記をお休みしたので。
その辺も含めて今日は書こうと思います。





ジェフは前節ホームフクアリでの札幌戦。
試合終了直前に、ペチュニクのゴールでドロー。
連敗を2で止め、勝ち点1を得ました。




選手からは。
試合開始から、連敗等現状への危機感を感じました。


前から厳しくプレスを掛け。
攻撃の圧力を掛けていく。
試合開始から、全力で飛ばしてきた印象です。


しかし、先制点は札幌。
前半早い時間に、直接FKを叩き込まれて失点。
自分達が勢いを持って臨んだ試合序盤に。
得点出来ず、逆に失点。
また、難しい試合になってしまいました。



札幌は。
早い時間に先制点を奪った事で。
より固く引いて守る体制に。
3バックが、状況に応じて。
両サイドが降りてきて5バックになったり。
真ん中が降りてきて4バックになったり。
試合中に、状況に応じて固く守ってきました。


ジェフはボールを保持する時間が増えますが。
なかなか決定的な場面を作れません。



札幌はジェフにボールを持たせて。
引いて固く守ってきました。
ボールを奪えば。
1トップ都倉へのロングボール。


都倉の身体の強さに手を焼きましたが。
決定的な場面を作られた訳ではなかった。
あの直接FKは。
相手が見事と言うしかありませんが。




ボールを持つ(持たされる)時間の多いジェフ。
特に後半、引いて守る札幌を攻め立てますが。
なかなかゴール前に辿り着かない。
いくつかの課題と、相手のジェフ対策があると思います。



まず、攻撃のスタートが、ディフェンスラインからのロングボールという場面が多かった。


この試合の前線のメンバーは。
1トップにペチュニク、2列目に左から遥也・也真人・晃樹。
ペチュニク以外に高さがない。
誰が見たって明らかです。


ロングボール蹴るならば。
ペチュニクの周りで。
パスを受けたりセカンドボール拾ったり。
とにかく近くで走り回るプレーが必要だったと思う。
かつてのオーロイと米倉の関係の様に。


しかし、ペチュニクはボールをトラップ出来ても。
パスの出し処がなく。
相手に囲まれては奪われる、の繰り返し。
競った後のセカンドボール争いも。
人数掛けて守る札幌に、後手を踏みます。
頭の上をボールが行き交うので。
ボランチの2人が、攻撃のスタートになれていない。


ここ最近の試合で感じるのですが。
ペチュニクが一人で何とかしてくれる、と皆が思っているのか。
ペチュニクへのフォローやサポートが遅いと感じます。


ペチュニクの所にボールが入ると。
相手選手が2人3人と、囲いにきます。
その選手が空けたスペースを突ければ、ジェフには大きなチャンス。
しかしサポートが遅いので、そのスペースを使えていない。
意図を共有出来ていない訳ではないと思うのですが。
ここは、大きな課題と感じます。


ペチュニクが最近イライラしているのは。
レフリーへの不満だけではなく。
周りの選手のサポートの遅さも原因なのかな、と少し思っています。




ジェフがボールを持つ(持たされる)最近の試合展開で。
なかなかシュート・ゴールまで辿り着いていない。
札幌戦は、後半猛攻を見せましたが。
シュートは13本。


原因の一つは、攻撃のリズム・テンポが単調で。
引いて守る相手のブロックを、崩せていない事。
これは、過去に何度も同じ事を書いているので。
繰り返しになってしまうので、今日は省きます。


もう一つの原因は。
クロスを上げるまでの展開と、クロスと合わせる選手両方の質ではないかと思う。


今季のジェフの攻撃の柱は。
出来るだけ高いポジションでボールを奪い、そこからタテに速い攻撃を仕掛ける事と。
左右に振ってから、サイドを崩しクロスを上げる事。



まずタテに速い攻撃に関しては。
相手が引いて守っている展開では。
高いポジションで奪って前に速く、とはなかなか出来ません。
前述した様にお互いにロングボールを多用する展開では。
ボールはボランチの頭の上を飛んで行くので。
ボランチの2人が、起点になりづらい。


後ろから長いボールを蹴るのは。
チームでそれを選択して蹴っているのだろうから。
今後も変えてはこないでしょう。


であるならば。
変えていくのは。
ボランチのポジショニングと。
ディフェンスラインの4人との、“カウンター対策”での連携でしょう。


讃岐戦などでやった様に。
SBを中に絞らせて、ボランチが1枚前に出ていく。
これが一つの具体的な対策と思います。


今後も、ジェフ相手に引いてくる相手は多いと思います。
中盤低い位置までは、ジェフにあまりプレッシャーは掛けない。
ジェフにボールは持たれますが。
パウリーニョが攻守に活きる展開にももっていきづらい。
こういう戦い方してくるクラブが、今後も増えると思う。


それに対して。
関塚さんが、どの様な戦術を選択し対策を選手に指示するのか。
今後の、そして次節福岡戦の注目ポイントと思います。



昨季から。
左サイドからの崩しとクロスは。
ジェフの主だった攻撃パターンです。


昨季終盤も、相手に対策されましたが。
今季も当然、相手は対策してきます。


前述の様に。
中盤低い位置では相手が強くプレッシャーにはこない。
札幌戦では、都倉がジェフのディフェンスラインにチェックにきましたが。
後ろの選手は、無理して前に出て来なかった。


相手は必要以上のプレスやチェックにこないのに。
ジェフは、ボールを回し相手を崩す事に。
労力と人数を、必要以上に掛け過ぎていると感じる。
twitterで、ジェフOBの宮澤ミシェルさんも呟いていましたが。
特にサイドのエリアで。


相手からすれば。
サイドのエリアは。
ゴールライン際まで抉られる事がなければ。
あるラインまでは無理して奪いにいかず。
そこから先に侵入するプレーを止めればいい。
低い位置からクロスを上げさせて。
中で跳ね返せばいい、って守り方をしてくる。


ジェフは愚直に、サイドからクロスを上げるけれど。
肝心の。
中で合わせる枚数が足りていない場面が多い。


例えばオーロイとかケンペスとか。
ラフなボールに対して。
勝手に一人で、ポストになったりシュートまでもっていったり。
そういう選手がいるならば。
これはこれで、有効な攻撃の手段になると思う。


しかし現状は。
そういうタイプの選手は。
ジェフの前線にはいない。


本来チャンスメイカータイプのペチュニクを。
森本不在時には無理して1トップにしている現状では。
枚数が足りなければ。
直接の競り合いにも。
セカンドボールの争いにも。
後手を踏むのが現状です。


札幌戦は、晃樹が右SHで先発。
右からのクロスと、ロングスローという新しい武器を手にしました。
左右どちらからも質の高い正確なクロスを上げられれば。
相手にとっては的を絞れず、隙が出来易くなる。
これはジェフ対策に対応する、一つのやり方と思う。


ただ、札幌戦ではゴールには結び付かなかった。
クロスを更に有効に使うには。
両サイド共に。
タテに仕掛けるだけではなく。
中に切り込むプレーもほしい。


太亮は、中に切り込みペナルティエリアに向かって行くプレーを昨季よく見ましたが。
今季はあまりそういうプレーを選択しない。
晃樹や佑昌も。
自分でボールを持っていると基本タテに仕掛け、中に侵入していくプレーをあまり選択しない。


相手はクロスが入ってくるのを待ち構えているのだから。
単純にクロスを上げるだけではなく。
変化を付けたい。


クロスを上げるだろうと思っていたサイドの選手が。
中に突進してくれば。
相手CBやボランチは、対応せざるを得ない。
ゴール前のブロックを、1枚2枚減らせる。


相手SBを引っ張れれば。
大外のスペースが空く。
そのスペースを周りの選手が突ければ。
サイドを深く抉れる。


もちろん言う程簡単に事が運ぶとは思っていませんが。
左右だけではなく。
タテと中という選択肢も持つ事で。
ゴール前のディフェンダーを減らし、ギャップやスペースを作る事が可能になると思う。


そして、クロスだけではなく。
中を崩すプレーを増やす事で。
更にサイドに隙が出来る。


そんなに上手くいくかよ、と私も思います。
もちろん簡単には出来ません。
とにかく、相手よりも先手を取り続ける事。
それが一番大事です。
常に自分達から仕掛け。
複数の選択肢を持ち。
相手を後手に廻らせる。


その為には。
まず走る。
強い気持ちを持って、リスクを掛けてでも前に出る。
ここ最近ちょっと物足りないな、と思っていた事です。
選手には思い切りやりきってほしいです。



悩める我らがエース、森本は。
クロスボールばかりではなく。
相手の裏のスペースを突くパスがほしいはずです。


前からディフェンスに走り回り。
チームを助けるエース。
エースには、エースがほしいボールをもっと供給してあげたい。


森本にその能力を発揮させ、ゴールさせる為にも。
クロスに至るまでの展開に変化を付けたいし。
そのまま中に仕掛けるプレーも増やしたい。




ここまで、札幌戦で感じた課題をずらずら書いてきましたが。
これは、そのまま福岡戦にも当て嵌められると思う。


福岡も、まず手堅く守る事で。
勝てなかったシーズン序盤より復調し、順位をジェフの一つ上の4位まで上げてきました。


毎度書いてきましたが。
今季のJ2では。
昇格を本気で狙うクラブが、みなディフェンスから入る手堅いfootballを実践しています。


ジェフのここ6試合。
1勝3分2敗、得点4失点7。
得点が少なく失点が多い。
今が底と思う。
正直に言えば、ドン底って感じです。
シーズン序盤の、手堅さと強さを取り戻す為に。
J2優勝・昇格を達成する為に。
このドン底からは早く浮上しなければ。
時間はもうありません。
今が踏ん張り処と思います!



書きたい事はまだあるんですが。
相変わらず、自分で何を言いたいのか分からなくなってきたので。
妄想フォーメーション貼って終わりにします!





現在のコンディションは分からないので。
一先ず勇人と谷澤は抜いて妄想しました。





ペチュニクが代表戦で不在。
勇人と谷澤が怪我で不在。
この難しい状況の中。
ゴールを決め勝利する為には。
2列目の選手とSBの連携・プレーがカギになると思います。


2列目は、前節札幌戦と同じメンバーと妄想。
札幌戦で出来た事を更に伸ばし。
足りなかった事を補う。


とにかく、シュートを強く意識してほしいです。
3人共、自分はチャンスメーカーだとかアシストだとか。
つまらない事考えないで。
愚直にゴールに向かってほしいです!



もう一つだけ。
セットプレーを大事にしたい。
攻守共に。


セットプレーは、ジェフの強みだと思う。
太亮・パウリーニョ・晃樹と、優れたキッカーがいる。
これを活かさない手はない。
忍者みたいなヤンキーもいるし!




明日は恒例の、“試合前々日の非公開練習”です。
関塚さんが誰を選び、どんな手を打ってくるか。
毎試合、妄想して楽しませてもらってます!


我々サポは。
選手・監督・クラブを信じ。
背中を押すのみです!


札幌戦の後半。
スタジアムの雰囲気は、とてもよかったと思う。
これを続けていきましょう!


今こそWIN BY ALL!ですよ!





今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。





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今日の一言「森本ゴール決めて復活するよ、福岡戦で!」