2015J2リーグ第18節 福岡戦観戦記(フクアリ) | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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とても残念なドローゲームでした。
何故勝ち切れなかったのか。
今日も勝手に振り返ります!





2015J2リーグ第18節
フクダ電子アリーナ 6/14 19:00kickoff





ジェフユナイテッド千葉 2 ー 2 アビスパ福岡
         (前半 2 ー 1)
         (後半 0 ー 1)





前節 5位 → 6位
勝点 29 → 30
得点 24 → 26
失点 15 → 17
差  +9 → +9
完封 9





スタメン・選手交代

GK 岡本 昌弘
DF 中村 太亮
DF 大岩 一貴
DF キム・ヒョヌン
DF 金井 貢史
MF 佐藤 健太郎(85分 → 田代 真一)
MF パウリーニョ
MF 井出 遥也
MF 町田 也真人
MF 水野 晃樹(74分 → 谷澤 達也) 
FW 森本 貴幸(80分 → オナイウ 阿道)



ベンチメンバー

GK 高木 駿
DF 田代 真一(85分 ← 佐藤 健太郎)
DF 栗山 直樹
MF 田中 佑昌
MF 谷澤 達也(74分 ← 水野 晃樹)
FW オナイウ 阿道(80分 ← 森本 貴幸)
FW 鈴木 隆行



得点

7分 森本 貴幸②
11分 水野 晃樹①



警告/退場

67分 大岩 一貴 警告②



スタメン・フォーメーション


(今日はお休みです。)



スタッツ

シュート:4-16
GK:13-8
CK:6-2
直接FK:10-18
間接FK:2-2
オフサイド:2-2
PK:0-0



今季得点

ネイツ・ペチュニク⑦
井出 遥也④
金井 貢史③
キム・ヒョヌン③
パウリーニョ②
森本 貴幸②
大岩 一貴②
オナイウ 阿道①
中村 太亮①
田中 佑昌①



今季警告/退場

森本 貴幸②/①
谷澤 達也④/0(累積1回)
パウリーニョ⑤/0(累積1回)
ネイツ・ペチュニク④/0
中村 太亮③/0
キム・ヒョヌン③/0
金井 貢史③/0
高木 駿②/0
井出 遥也②/0
佐藤 健太郎②/0
大岩 一貴②/0
田中 佑昌①/0
田代 真一①/0
オナイウ 阿道①/0





前半開始早々に2点先制。
しかし最終的にはドロー。
とても残念な結果でした。


何がよくて何が悪かったのか。
簡単に振り返ります。





試合の入りは最高だったと思います。
前からボールを追い。
タテに速く仕掛け。
チームの形がしっかり見えていた。


パウリーニョが前に出ていく場面も見られ。
チーム全体で、走って戦っていた。



特に素晴らしかったのは。
也真人と遥也。
ディフェンスに走り回り。
ボールを奪えば、素早く攻撃に転じる。


遥也はドリブルで仕掛け。
也真人は簡単にボールを叩いて。
チームのリズムを作ります。


一番目に付いたのは。
森本がほしいボールを供給出来ていた事。
常に相手と駆け引きをしている森本。
その出足を、ここまでチームで活かせていませんでしたが。
今日は、特に也真人から。
ディフェンスラインの裏のスペースへパスを供給出来た。


今日は1点止まりでしたが。
このプレーを続けられれば。
森本は、もっともっとゴールを決めてくれると思います。



前半途中までは。
チームで走り戦えていた。
前からのプレッシャーで。
福岡を抑え込めていた。


2列目の3人で、テンポよくボールを回し。
サイドから、中から。
福岡ゴールに迫れていました。


少し攻撃の形は違いますが。
シーズン序盤の、強いと感じたジェフを思い出していました。





しかし、徐々に試合の展開が変わってきます。
早々に2点を失った福岡。
徐々に前からのプレッシャーを強くしてきます。



試合の入りがあまりにもよかったからか。
福岡のプレッシャーに。
後手に回る場面が増えます。


2点のリードで油断したとは思いませんが。
相手の勢いを、まともに受けてしまいました。



福岡は、ディフェンスラインからのロングボールや。
サイド低いポジションからのクロスを多用してきます。


福岡は、1トップとその下の2枚が。
長いボールを受け、起点になり始めます。


福岡の選手は。
全体的に身体が強く。
球際の競り合いで、ジェフが後手を踏む場面が増えます。


特に前線の選手に。
マークに着いているのに、起点になられてしまった。


キムや大岩が。
これだけ競り負ける試合は。
今季初めて見た気がします。



徐々に、ジェフはディフェンスラインを押し下げられ。
中盤で、相手をフリーにしてしまう場面が増えていきます。


前半途中以降。
ジェフは、全体的にバランスが悪かった。
前に出たい前線の選手と。
ラインを下げてしまった後ろの選手。


相手のロングボールの出し手に。
プレッシャーを掛けられなかった。


今日は、キャプテンパウリーニョが。
絶不調だったと感じました。
福岡は、パウリーニョを避けてボールを回してきて。
ジェフはボールを奪うポイントを絞れません。


也真人はよくディフェンスに走っていましたし。
全体的にも走れていましたが。
チームとして、攻守のポイントを絞れなかった。
チームとして、意思を統一出来なかった印象です。



ただ、今日の失点は。
2点共、ジェフのミスから。
福岡の決定機の多くは。
ジェフのミスからの展開でした。


特別プレッシャーが掛かっていない様な場面でも。
安易なミスが散見されました。
追い掛けられる展開に。
選手が焦ってしまったのか。
あれだけふてぶてしかった金井も。
不安定なプレーが多かった。




福岡の同点ゴールの時間辺りから。
お互いに長いボールを蹴り合う。
打ち合いの様な展開に。


前線でボールが収まった福岡と。
収まらなかったジェフ。
ここが、追い付かれてドローゲームに終わってしまった原因と思う。


ペチュニクのいない、今日のジェフ。
前線の高さや強さは、あまり期待出来ない。
長いボールを蹴るならば。
プレビューで書きましたが。
それを頭に入れて、対処する必要があったと感じます。



お互いに決定的なシーンを作りますが。
お互いに、カウンター合戦の様な展開。
前で時間を作れない分。
より疲労したのはジェフと思う。


怪我明けの谷澤は。
長いボールが多い展開で。
中盤や前線で、あまり時間を作れず。


ベンチに、隆行がいるのだから。
ぜひ使ってほしかったです。
前でボールを収め。
ファウルもらって、プレーを切る事も出来る。
ジェフの攻撃は、緩急の“急”ばかりで。
息を付く時間がなかった。
ボールをもっと落ち着ける必要があると感じていましたが。
しかし、最後まで出番はなし。





今日足りなかった事は。
チームで意思を統一する事。
それが出来なかったから。
あんなに焦ったプレーが多かったんだと思います。


試合序盤は。
相手がスロースタート過ぎた事を差し引いても。
よいfootballが出来ていた。


ただ、この時間帯のfootballを。
90分休みなく続ける事は難しい。
相手に圧倒される時間や。
攻め続けられる時間は、毎試合必ずある。


そこで、チームで意思を統一し。
状況に応じたプレーを、チームでする。
それが必要な事と思うし。
その為にも、チームを精神的に引っ張る選手が必要です。


勇人不在の今。
今日の試合ならば。
岡本や晃樹が、そういう存在にならないといけない。



5試合勝ちがなく。
前節フクアリで引き分けた札幌に抜かれ。
6位に転落。
チームは今厳しい状況にあると思う。


勝てない試合が続けば。
雰囲気も悪くなる。
試合に出れていない選手だって。
不満もたまると思う。


ただ、今日の前半途中までのfootballは。
素晴らしかったと思う。
これだけのプレーが出来るのだから。
もう一度、チームで団結し。
チームで戦う事を意識してほしい。


今の課題は。
技術や戦術の問題ではなく。
完全にメンタル面の問題と感じる。
だからこそ、岡本や晃樹、そして健太郎といった選手達の奮起が必要です。


選手だって。
勇人がいないから、だとか。
勇人いなくなって勝てなくなった、だとか。
そんな事言われたくないはずです。


ベテランと呼ばれる年齢の選手達の。
一層の奮起を期待していますし。
俺を使え!っていう、若い選手の台頭も期待しています。




よい事悪い事。
今ははっきりしていると思う。
よい事を伸ばし。
悪い事を修正する。


次の試合の勝利を目指して。
顔を上げて、突き進んでほしいです!
悩んだり、迷ってる時間は。
もうないよ!


J2優勝・自動昇格の為に。
前に進もう!



ペチュニクを勝利で迎える事は出来ませんでしたが。
私は、復調の兆しの見えた試合と思っています。


超簡単ですが。
今日はこれで終わりにします。





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今日の一言「森本は、ここからゴール量産するよ!」