「超速書き」は以下の手順で行います。
まず、「超速書き」専用ノートを全員に配ります。
このノートは「5mm方眼罫」のノートを横に二等分したノートです。
裁断機で半分に切るのです。
なぜノートを半分に切るかといいますと、その方が達成感があるからです。
ノートをそのまま使うと、なかなか1ページが終わりません。
それが負担になる子もいます。
要するに気持ちの問題なのですが、半分だとなんだかたくさん書けたように思えるのです。
方眼罫にしているのは、何文字書けたかが数え易いからです。
1ページ書くと、11マス×15行=165文字書いたことになります。
次に読み聞かせをします。
本を読む時間は「再話」の時と同じで5分間。
私のクラスでは、月曜日に「再話」をしたら、火曜日は「超速書き」というように、基本的に毎日交互にこの2つのメニューを「筋トレ」として行っています。
ですから、毎日読み聞かせをしているわけです。
読み聞かせが終わったら黒板に「書き出し」を書きます。1行程度です。
ただし、「この書き出しを使ってもいいし、使わなくてもいい」ことを言っておきます。
あとは専用ノートにひたすら書くだけです。
前回よりも1文字でも多く書くことをめあてとしています。
書く時間も5分間です。
書かせた後、教師のやることは、専用ノートを毎回集めて、個々のノートに赤で「○文字」とか「新記録!!」とか書くだけ。
書いた内容ではなく、何文字書けたかを重視します。