超速書き(2) | ZUKKIE'S国語教室

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「子どもが育つ国語授業」をテーマに自分の考えを綴ります。

 「超速書き」は以下の手順で行います。
 まず、「超速書き」専用ノートを全員に配ります。

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 このノートは「5mm方眼罫」のノートを横に二等分したノートです。
 裁断機で半分に切るのです。
 なぜノートを半分に切るかといいますと、その方が達成感があるからです。
 ノートをそのまま使うと、なかなか1ページが終わりません。
 それが負担になる子もいます。
 要するに気持ちの問題なのですが、半分だとなんだかたくさん書けたように思えるのです。
 方眼罫にしているのは、何文字書けたかが数え易いからです。
 1ページ書くと、11マス×15行=165文字書いたことになります。
 
 次に読み聞かせをします。
 本を読む時間は「再話」の時と同じで5分間。
 私のクラスでは、月曜日に「再話」をしたら、火曜日は「超速書き」というように、基本的に毎日交互にこの2つのメニューを「筋トレ」として行っています。
 ですから、毎日読み聞かせをしているわけです。

 読み聞かせが終わったら黒板に「書き出し」を書きます。1行程度です。
 ただし、「この書き出しを使ってもいいし、使わなくてもいい」ことを言っておきます。

 あとは専用ノートにひたすら書くだけです。
 前回よりも1文字でも多く書くことをめあてとしています。
 書く時間も5分間です。


 書かせた後、教師のやることは、専用ノートを毎回集めて、個々のノートに赤で「○文字」とか「新記録!!」とか書くだけ。
 書いた内容ではなく、何文字書けたかを重視します。

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