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レモンバスターズの輸入車鑑定ブログ

お車購入のサポートをします。友人に査定のプロがいると思ってください。
お金を払う前に買取のプロが車の状態や価値を鑑定することで、安心して中古車を購入できます。

みなさんこんにちは!


今日の輸入車鑑定 は、1990年の ポルシェ911カレラ2


Type964に代わった初期のモデルです!






前年の1989年にカレラ4(5速MTのみ)が発売された翌年、


ポルシェ初のティプトロ(4速AT)が搭載されたカレラ2が発売


されました。


で、今回のカレラ2は5速MTの新車並行車でした。


いきなり話はそれますが、空冷ポルシェの値段高いですね!


業者オークションの落札データを見ていると若干下がっている感は


ありますが、昨年半ば以降の異様な高騰は続いています。


本題に戻ります。


 


ご覧のようにフロントスポイラー・リヤウイング・RSバンパー・ダウンサ


ス・マフラーにお約束のカップホイル、と一通り手の入った車です。


(蛇足ですが、昨年からの空冷ポルシェの高騰は輸出がメインで、


輸出の場合は、カスタムは基本嫌われます)




走行距離は5万キロ台、ホワイトメーターにも二通りあり、メーターごと


交換するパターンと文字盤だけのパターン、今回は後者でした。


シートを含む内装は5万キロ台なり、というよりは、年式相応。



とは言え、国内での巻き戻し履歴は無く平成10年以降の記録簿も何枚か残っていました。





  ボディ回りを確認していきますが、板金塗装の跡こそあるものの、修復歴はありません




サンルーフの開閉が悪いのはご愛嬌(?)とは言え、直すと10万以上

のコストがかかります。


走行時にデフの警告灯が点いたりしますが、走った感じの違和感は


ありませんでした。




で、エンジン・・・・・・・・。


アイドリング時から、かなりの異音が!?


最初はタペットからかと思いましたが、それにしては音が・・・


エンジンの回転数に比例して大きくなるところはタペットと同じですが


「カチャカチャ」というよりは「カラカラ」に近いような・・・。


続きは次回に


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今日のお客様はあいかちゃん、

5歳の女の子です!


車は2004年式、W220最終のS350です。

黒くて大きなボディが、すっかりお気に入りの様子です!


今は運転はもっぱらお母さんですが、免許を取ったらこんな

車を運転したいね(^^♪



お父さんのM様とは、かれこれ10年以上のお付き合いです。

累計10台以上のご購入はもとより、10人以上のお客様をご紹介

いただいています!

W220も現行だったころにご購入いただき、こてこてにカスタム

したこともありましたね(笑)


今回はお仕事用のCクラスワゴンに加えて、あいかちゃん

(奥さま運転)用に増車していただきました!



M様、いつも変わらぬ応援をいただいていることに感謝しています!

あいかちゃんが免許を取ったら、僕がベストの車をお届けしますね!!


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今日3回目の青森


今回納車した S63ロングAMG のことを書いてみます。


先代W221は2009年にMC(マイナーチェンジ)を行い、


AMGはNA(自然吸気)の6300ccから、5500CCのツインター



ボ( ビターボ )に変更されました。




外観も、いわゆる後期ルックに変わりつつ、7速AT・キーレスGO(ス


マートキー)・そしてECOストップ機能などを持つに至りました。



この車のボディカラーはタンザナイトブルー、前期までは純正


として設定されていましたが後期では削られている色です。


新車購入された前オーナーがデニムのデザイナーということ


もあり、インディゴ系の色に拘って発注した一台でした。


なお、この車は内外装とも特注のデジーノパッケージ!



内装の名称はアルマニャックという、独特のブラウンです。


新車でチョイスするには勇気がいる組み合わせかもしれませんが、


出来上がった色遣いのセンスはご覧の通り!ご購入いただいた


T様にも、大変気に入っていただけました。




青森までは、ざっと7時間の走行ですが、さすがに全く疲れを感じさ


ませんでした。アイドリングストップをONにすると若干の違和感は


感じますが(エコカーに慣れてないから笑)、300kmも苦じゃないと


思える加速にワクワクします!


いつもながら思うのは、どのクラスどのタイプのエンジンであれ、19


80年代の「アーマーゲー」の頃と変わらない排気音をきっちりと


演出されていることです。



到着後はT様に、青森市内で新鮮な刺身などをごちそうになりました。




いつ来ても、北の味覚は最高!


 当日泊まった浅虫温泉の朝景色


  登録・納車後は、T様の運転で


嶽(だけ)温泉というところに、嶽きみ(名物とうもろこし)を買いに


片道1時間半のドライブ!



 こんなところで売っています。




時期的にねぶたは終わってましたが、帰り道に


ねぶたミュージアムに連れていっていただきました。




どの角度から見ても、それぞれが一つの物語を作っているという



美しさと存在感に圧倒されっぱなし!


来年はぜひ、期間中に訪れたいと心に誓いました!




T様この夏は合計4台ものお取引をいただき、本


当に本当にありがとうございました!思い出もたく


さんいただきました!

これからも輸入車鑑定 というシステムを確立しつつ、車屋としての


スキルアップに努め、T様はじめ僕を信頼していただける全ての


お客様にとってお役に立てる存在であり続けます!!







お盆休み真っ最中、皆様いかがお過ごしですか?


今回の 輸入車鑑定 は、1987年式 フェラーリテスタロッサ


センターロック 付きのモデルです!







オーナーのT様が4年間、大切にお乗りくださっていた一台です。


タイミングベルトの交換も済んでおり、定期点検は地元のYANASE


で行ってきた車でした。




テスタロッサの名前の由来である、エンジンヘッド回りのペイント

鮮明に残っていますし、オイルの滲みも許容範囲と判断できました。


 オドメーターは53294km、スーパー

カーとしては多く感じるかもしれませんが、メーター改ざんが横行した

時代を経ており、実際には「?」と感じる2、3万キロの車より、コンディションは優れていました。



 ドアヒンジからAピラーまで、ボルトの外し跡やパネルの裏地をチェックしていきます。


 メンバー【フレーム】は、ご覧のように

フロントフェンダー内側のインサイドパネルに隣接しており、少しのダメージでも曲がってしまう構造です。この車は問題ありません。



 トランクフード(ミッドシップだけに前にあります)のゆがみもチェックします。



  旧車の場合は特に、ボルトの外し跡すら無い部分は見ていて心がなごみます(笑)

※写真の箇所は、Aピラーを中心にドア・フロントフェンダーにダメージを受けるとゆがみが生じる部分です。

 フロントまわりは飛び石の修理のためと思われる塗装跡くらいで、大きなダメージはありません。




 車高の低い車だけに、下回りの突き上げは特に注意してみます。



 側面の点検、交換パネルが無いかはもちろん、塗装跡の有無とクォリティは過去の車両と比較して、可能な限り客観的に良し悪しを判断します。




エンジンルームは、メンバーの損傷の確認と合わせて、補機類や配線の劣化も点検します。おおまかに言えば、乗りっぱなしの車ですと写真の状態は保てません。保管場所の関係もありますが、ハーネス(配線)の中身がささくれて露出したり、サブタンクやエンジン下部がさびついていたり・・・。

ちなみに、写真左のマフラーは MSレーシング 製です。
 




 リヤウイングはボルトオンで着脱可能になっていました。アイドリング中にリヤまわりのチェックをしていると、排気で涙が出てきます(泣)



今回の輸入車鑑定 題材のテスタロッサは、10年来の顧客である


にお届けしたブラバスE61 の下取りとして、キャデラックエスカ


レードともどもトレードさせていただいたものです。




T様の変わることのない謙虚な姿勢と大胆な決断力は、お会いするた


びに、僕自身の人や物事にに対する立ち居振る舞いを見直す機会を


与えてくれます。


T様、いつも本当にありがとうございます!


今月もう一度、最終兵器の納車で青森まで伺わせていただきます!

https://www.youtube.com/watch?v=rnkuDhFNPUo&feature=youtu.be


ps、テスタロッサを青森から東京まで自走した時に、同行した嫁(MT大好き人間)が運転した画像のおまけです。





今日の輸入車鑑定 は、修復歴ありの レクサス です。


愛知県在住のお客様から、首都圏の店舗で販売されていた


RX450 ハイブリット安心して購入するために


オファーをいただきました。


  クライアントは販売店のスタッフのことを疑っているわけじゃないけど、客観的で車の見極めができる第三者の意見を聞いたうえで安心して購入したい、という考えをお持ちでした。


もちろん本当に買う気があるから手数料を払ってまで僕に依頼してくださるわけですし、

販売店がありのままを話しても売り手と買い手の立場が存在する以上は必ず目線の違いは存在する、

客観的に状態をお伝えすることでお客様が結論を出しやすくするためのお手伝いをする、

そのことは販売店でも最初に伝えました。


販売店の方も、快く対応してくださいました。

(担当のRさん、その節はお忙しい中ありがとうございました!)


 今回のクライアントが求めていたのは
 修復箇所以外のクオリティ

「修復歴があること以外は快適に乗れる車かどうかの見極めがしたい」 というものでした。

 要は、ほかの部分の状態は良いかということです。


この車の修復歴はルーフパネルの交換、大雪で屋根に損傷を受けパネルを交換したとのこと。ルーフといえば、今回のようなイレギュラーな事故か、車がひっくり返りでもしない限り交換しないパーツです。


ですから今回の鑑定ではルーフ交換の箇所を確認したうえで、周辺のピラー回りの損傷、それから確認の上で前後左右の修復の確認を行いました。



 

右はルーフと左クォーターの継ぎ目の部分の確認。

ルーフは1枚もののきれいな交換パネル、クォーターはダメージの見られないオリジナルパネル、ということがわかりました。


左はバックドアの交換歴のないことを確認したところ。外してあっても交換がなければOK、という前提で、表面の塗装はもちろん、裏面からも確認します。



  サンルーフの裏側からダメージの有無を確認します。

 ルーフトリムを外すと雑な仕上げが見えたりすることもありますが、この車はきれいでした。


 右のリヤドアに塗装跡はありましたが、パネルの交換や板金の跡もありませんでした。



 ピラーやドアヒンジも、損傷や外し跡を前後左右ともに確認します。





高年式で走行距離も3万キロですから、普通にキレイなエンジン。


コアサポートやメンバー(フレーム)も同時に確認していきます。



 下回りの若干のサビは、クライアントも想定内




 内装も実況しました

結果的には、修復箇所以外に大きなダメージの無い車、という判断に至りました。


中古車の状態は千差万別ですから、「修復歴の有無」だけでひとくくりにできるものではありません。購入する側のこだわりや優先順位によって、価格の安い高いも変わってくるはずです。これからも多角的に車の価値を判断できるようにスキルを磨いていきたいと思います。


I様、これからも楽しいカーライフを送っていただけるよう、お祈りします!!
















さて、今日は前回の続きです・


1964年式 メルセデスベンツ 230SL ,内装とエンジンなどの


チェックポイントを書いてみます。



 オリジナルのステアリング、年式相応にヒビなど入っていますが、色合い風合いともにオリジナル。

メッキのホーンスイッチもそのままです。この辺は価格とのバランスで評価します。

つまり、1000万の車であれば「仕上げが悪い」「保管状態が良くない」となりますが、300万なり400万の車であれば仕方ない(=妥協すべき)レベルと捉えます。


 メーター類、オリジナル品は調達できるかわかりませんし、状態は見方によって意見が分かれるので、作動状態の確認をメインに、周辺のメッキのはがれやメーター盤の色褪せは客観的に事実だけを伝えるようにします。



 オーディオ、なんか動いているだけで涙ものですね(笑)オリジナルにこだわるクライアントの場合、メーカー名を伝えてご自身で確認していただくことが多いです。

 あと写真はありませんが、エアコン等のスイッチ類が経年劣化で変形していることがあります。メーター同様オリジナルの入手は困難と考え、ワンオフで作るかリプロ品を探すかになるので、実際に動かしてみて状態を判断します。



 この車のシートは破れていますが、シートは張り替えなり補修が比較的容易なパーツです。もちろん予算はそれなりに必要ですが、たとえば写真のシートはMBテックス(合皮)ですので1脚10~15万くらいあれば張り替え可能と思います。



 張り替えると、表面はこんな感じです、ざっと。



 余談ですが、リヤシートは横向きの1人がけでした・・・。




 エンジンは異音・ハンチング(アイドリング不調)・オイルもれなどを見ていきます。当然ながら見た目の判断基準も、旧車と高年式では違ってきます。
定期的に整備されてきながら年数を経たエンジンと、その場しのぎで見た目きれいにしたエンジンの雰囲気もやはり違います。(どこがどう違うのかは別の機会にお話します)



 

オイルや冷却水の量はもちろん、双方が混じり合っているとヘッドO/Hとか必要になりかねないので、色も要チェックです。

 ※左のリザーバータンクなどは外してペイントも容易なので、時間に余裕のある方は試してみてください。


 

交換してあるパーツはこんな感じで、見ればすぐわかります。



 ラジエターまわりの漏れ跡とコアサポートの修復跡の確認は同時に行えます。

 旧車の場合は電動ファン後付けの場合が多いので、その際はファンの動きや音も注意します。


この車には付いていませんが、パワステ付きの車は要チェック。音や回したときに引っかからないか確認します。

ATはシフト時のショックの確認はもちろんですが、結局は走らせてみないと確認はできません。車は走ってナンボですから。


今回の輸入車鑑定 は僕と同い年(笑)の車でしたが、改めて当時のメルセデスの技術力(耐久性も含めて)の高さを思い知りました。こんど、旧車購入する方向けの動画を録画してみようと思っています。アップしたらお知らせします。


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今日の 輸入車鑑定 は、1964年式の メルセデスベンツ230SL です。旧車を見る際のチェックポイントをお話します。




 ガルウイング の 190SL から数えて

2代目のオープンモデルです。



 正規 ウエスタン自動車 !コーションプレートにも価値があります。



欧州車はオリジナル志向が強く、この同色のホイールキャップと社外のアルミでは価値がまったく違います。

※ちなみに、アメ車の場合は仕上がりの良いカスタムは並のコンディションのオリジナルより価値があります。



 ライトやバンパーなどのクロームパーツに関しても①状態の良いオリジナル ②リプロパーツ(復刻品) ③並の状態のオリジナル品 という順番の価値づけですが、4-500万円の予算であれば、②で良しとするなど、割り切りは必要だと思います。


 この車の場合、ボディは白から水色への塗り替えです。



古い塗装だと、割れが出るときもあります。


   昔のオールペイントは塗装の幕が厚いために年数が経過すると割れが出たり、修復歴の場合はパネル面に波があるために割れたりします。⇅



 インパネの板金跡


 この車の塗装は、もともとは丁寧に作業されていたことは伺えます。トリムなども外して裏側まで塗装してあるので。とは言え、オリジナルより賞味期限が短いことは否めません。



 分厚い塗装の場合は、「とりあえず見た目をきれいにするために」再塗装しようとしても、ほとんどの場合は古い塗装を剥離しないと、新しい塗装をしても古い塗膜に色がしみ込んでしあがりずらい場合がほとんどです。



 トランクフロアなどもサビが浮いている部分は完全に削除しないと、新しい色の下からサビが復活します。削除した部分はパテや新しい鉄板を溶接付けして成形します。



 下回りも同様、過去に行った下地処理とアンダーコートの出来栄えにより、今後行うべき作業の工程(≒コスト)gに大きな違いが出ます。


続きは次回・・・・内装・エンジン


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みなさん、こんばんは。


今日の輸入車鑑定 はど真ん中の マッスルカー 、1969年式


シボレーシェベル です!


 ご存知の方にはいまさらですが、

マッスルカーというのは主に1960年代後半から70年代前半に

かけての一部のアメ車を指しています。認知度の高い車としては

ダッジチャレンジャー ・ カマロ などがあります。それに対してこの

シェベル は名前すら知らない人も割といる車ですが、マッスルカー好きなら必ず出てくる、知る人ぞ知る的な車です。



 まあ マッスルカー に限ったことではないのですが、今回は 旧車 レストア車 の見方について僕なりの見解を

お話しようと思います。



 外装は全塗装されている車が多いので、見た目(表面)だけきれいになっているか下地からレストアしているか、で価値も変わってきます。塗装面の寿命に差が出ますから。


 エンジンルームを見ると、エンジンおろして塗装している車とマスキング処理で塗っている車とでは、かけたコストの分だけ仕上げに違いは出てきます。



 アッパーコアサポートやインサイドパネルなど、修復歴を見る際の骨格部位も、 レストア車の場合は仕上げのレベルを判断する材料になったりもします。平たく言うと、見えずらい部分まで丁寧に仕上げていれば、それなりの手間暇かけた車といえるからです。

 ちなみに過去に大きな事故をしていなくてもレストアの過程で骨格部位を切った貼った直した車は存在しますし、いちおう修復歴と判断することはあります。


  フロントピラーやドアヒンジも同様に仕上げのレベルと損傷の有無を見ていきます。



 クォーターピラーは目につきやすい部分なのと塗装も比較的しやすいですから、きれいに塗られている場合がほとんど。逆にこの辺の塗装面すら雑であれば、それなりのコストしかかけてないな、と判断します。



 トランクフロアは基本マットで塗りますから、下地の処理具合と過去の損傷(修復)の判断はしやすいです。


 下回りのチェックは欠かせません。過去に買取査定した車でも、オーナーさんからは「傷一つないバリ物」と言われつつ下回りはサビだらけ、って車は結構ありました。

 この車に関しては、下回りのアンダーコート以外にマフラー・デフ・足回りに新品パーツを使用していました。



 トップも新品に交換されていました。



 ホイール・タイヤも新品に交換してあると見ていて気持ちいいですね。このあたりは完璧なオリジナル嗜好と評価は分かれますが、旧車を新車感覚で乗りたいニーズは確実にあると思います。



 クロームパーツを多用したエンジンは、ナンバーズマッチ(エンジン・ミッション・フレームナンバーがあっていること)と合わせてフルオリジナルで1000万円の価値を求めるニーズとは合わなくても、600万円でピカピカの旧車を求めるニーズにはマッチすると思います。



 オリジナルのスピードメーター・燃料計にアフターパーツのタコメーター、


 ダッシュボードは風合いから言ってオリジナルと判断しました。保管状態はもともと良かったんだと思います。



 シートは当時の雰囲気を残しつつ、新品のビニールレザーに張替えてありました。新車の状態で保管された車を求めている(あるいは基準にして鑑定する)のでなければ、やれたオリジナルシートと比較しても評価は高くなります。



 ドアトリムもレストア済み、中央のSS496のエンブレムはおそらくオリジナルです。



 このカテゴリーの車に対しての評価基準とは、1000万円をはるかに超える価値で新車のまま(あるいはそれに近い)車を求めるか、あるいはその半分程度の価値でより程度の良いレストア車を求めるかで違ってくると思います。

 今回の シェベル で言えば後者、エンジン・ATもオーバーホールしてあったりエアコンも後付けされていたり、ストイックに旧車を究めるというよりは、「必要なコストは惜しまずに、快適に程度の良い旧車に乗りたい」というオーナーの気持ちを体現したように思いました。


また近いうちに旧車のブログを書いてみたいと思います。

では・・・・・。

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今日の 輸入車鑑定 は ACコブラ です!
年式は1963年ということですので

マークⅡということになります。



エンジンはスモールブロックの

289cuin(キュービックインチ)、4700CCのV8です。



個人的にはコブラと言うとビックブロックのMTを連想しますが、

今日鑑定した車はATでした。

さすがにATは3速を使用していますので、軽量ボディ(1210kg)

には、十分な加速性能です!



 日本での初度登録は平成3年、

いわゆる中古並行ですが、日本で現存する個体は殆どが中古並行

だと思われます。


輸入車鑑定 の手順としてはいつもと変わらず、まずは室内から

チェックしていきます。
 配線類がほとんどむき出しなのは

仕方ない? モーガン や ベックスパイダー など、1970年代以前のロードスターは、みなこんなもんです。。

 とは言え、ペダルまわりを始めフロアは、カーペットをめくれる範囲はめくってサビや腐食、損傷の状態をチェックしていきます。



 ほろ付きとは言え、防水性も良くないですから、冠水歴の有無も含め一つ一つの素材の痛みは確認します。

やり直すと高くつきますからね。

配線もショートや最悪火災の原因となりかねません。


 続いてボディ回りと機関行きます

 これはエンジンルーム際ですが、小さい赤い部分が見えると思います。そう、赤からの塗り替えです。


過去のオーナーの好みや販売店の方針で塗り替えはありがちですが、事故車と同じとは言わないまでも基本的には減点です。
(塗り替えが加点となるのは、せいぜい W220 W221 あたりの ベンツSクラス が、不人気色の元色よりも高い場合くらいではないでしょうか)


 ボディから骨格(フレーム)が近い車でけに、 修復歴 にはなりやすいタイプの車です。

また 修復歴 は見つけやすい構造になっています。ラジエターまわりのクロスメンバーから両サイドメンバー、インサイドパネルと確認していきます。



 車高が低いだけに、下回りも要チェックです。この時にサビの進行具合も見ておきます。

防錆のレベルは当然低く、ですが室内保管も多いですから個体差が非常に大きいです。ユーザーさんには、「きれいな状態」なのか「サビを隠して見た目きれい」なのか、わかりずらいこともありますから僕が代わってチェックします。

 ドアのヒンジまわりのチェック。ドア側のボルトもピラー側の溶接部分の再加工の有無を見ていきます。


トランク周辺についてはボディ剛性が低いので、ダメージを受けている場合は開口部の形状からも見つけられる気がします。この車は特に問題なし!


内貼やカーペット類の腐食も起きやすいです。

ヒンジ部やテールランプの付け根のチェック、あるいはウエザーストリップを外してダメージを確認していきます。このあたりの作業はオリジナルの塗装の場合は必要ないかもしれませんが、この車の場合は塗り替えのため、(修復による塗装か塗り替えか)見極めのために確認していきます。


 リヤはこんな感じ。爆音です🎵

 なんとなく愛嬌ありますね。ツタンカーメンみたい?



希少性と独特の風貌も相まって根強いファンの多いコブラですが、「日常は殆ど車を使わない」環境にあり、でも「強烈な個性の車を所有して満足したい」方には、面白いチョイスかもしれません。でも、屋根付きガレージは必須です。。


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低っくい車高ですね~!(^^♪

昨日は、 アメ車SUV 購入の際に気を付けるところを書いてみました。今日は実際に行った 輸入車鑑定 の画像をもとに、 修復歴 を見る際のポイントをご説明します。



 運転席をあけたドアヒンジ

ドアを止めてあるボルトの廻し跡やピラー側の取り付け部分、もちろんピラーの損傷や修理跡も見ていきます。



 フロントフェンダーの先端部

外側の板金は良いとして、インサイドパネルの損傷やひずみをメインに見ていきます。



  下まわり、車高が高い車がほとんどなので、突き上げ等は少ないですが、それでも中にはオフロードで使ったり、都市部でも縁石に乗り上げたりしてフレームに損傷を受けた車もあるので、注意は欠かせません。あるいは修復歴にはあたらないにしても、足回りのアーム類が曲がっていたりすることもあります。


 サイドステップおよび下回りサイサイドシル~サイドメンバー周辺、一番多いのは障害物への乗り上げや側面衝突ですが、前後の事故を修理する際にサイドシルにフレーム修正機をかけたために、クランプ跡が残っている場合もあります。


 センターピラーの修理跡がないかを

確認したら次はクォーター、リヤフェンダー自体は外板(フレームでは無い)ですが、溶接止めであることと連続する部分がCピラー(クォーターピラー)であることから、交換していると修復歴になることが多いパーツです。塗装の有無から始めて、怪しければウエザーストリップを外してみたりします。

クォーターの場合は、上部が修理していなくても下部だけ交換(カット交換)している車もまれにあるので注意が必要です。



 カット交換している場合は、タイヤハウスも何らかの損傷を受けている場合が多いですね。



 リヤクロスメンバー~エンドパネル、テールランプ周辺とトランクフロアにかけて内側から見ていくのはもちろん、SUVは車高が高いため下から覗くのも容易です。



 リヤゲート、パネルの交換を確認しクォーターとの継ぎ目も見ていきます。



 ルーフパネル、さすがに交換していることは殆どありませんが、板金でも修復歴になる場合があるので注意します。特に アメ車SUV は塗装のヤレを直すために屋根までペイントしている場合があるので、修復かペイントだけかは特に注意して確認します。

またエクボが多数ある場合は雹害車(ひょうがいしゃ)という評価になると、車としての価値が大きく下がります。


個人的な好みで言うとこと アメ車SUV に関しては、正規ディーラーで販売されているいない並行車には魅力的な車が多い気がしますし、
購入する側が割り切れるのであれば中古並行も全然アリだと思います。(カスタムしてあるH2やエスカレード・ナビゲーターは王道ですよね!)その中で、見た目以外の車の評価も知ったうえで乗っていただくことで、より楽しいカーライフを送っていただけるんじゃないかと思います。

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