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レモンバスターズの輸入車鑑定ブログ

お車購入のサポートをします。友人に査定のプロがいると思ってください。
お金を払う前に買取のプロが車の状態や価値を鑑定することで、安心して中古車を購入できます。

今日の輸入車鑑定 は往年の名車、 BMW3.0Csi を題材に、旧車における価値判断について書いてみたいと思います。

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   前まわりの画像は見ずらいんですが3.0Csiは、ビッグシックス(6気筒エンジン)搭載で1975年まで販売された後、「世界で最も美しいクーペ」の異名を持つ初代6シリーズにモデルチェンジされた車です。

 サイドラインはこんな感じです。40年前にこんな車が走っていたんですからドイツは偉大ですね・・。


結論から言うと、今回はオーナーさまから見た愛車の状態と、僕の見方とのギャップを大きく感じる鑑定となってしまいました。

一言で言えば、「年式相応のコンディション」の捉え方についてです。



 この車、ボディは別色からのオールペンでした。ところどころサビが浮いていることも、一般的な旧車としては仕方ない部分かもしれません。この年式でオリジナルペイントが生きているということは殆どありません(皆無に近い?)が、塗り替えの作業自体のクォリティが低いと評価は変わってしまいます。


前にも話しましたが、1000万で売る車に求めるコンディションと、300万の車のコンディションは当然違います。問題は、何をもって1000万の価値を付けるか300万の価値を付けるか?だと思います。

1000万と300万なら違いは明らかでも、200万と300万の違いですと見方立場あるいは価値観によってコンディションの伝え方すら変わると言うことです。



 室内はステアリング以外はオリジナルです。やはり旧車の場合、基本的にはオリジナルのほうが評価は高いです。CSLというレース仕様以外は4速が標準、乗せ換えの5速も多いですが、この車は4速でした。

 ウッドが劣化してめくれている部分があるのと、ステアリングコラムの変色が気になる部分です。スイッチやダッシュボードは年式から言って仕方ないと判断しました。(中にはスイッチ自体が熱や経年劣化で変形して動かないものも

あります)



 シートはファブリックの起毛も残ってますし、クリーニングにもある程度は耐えられる(イコール、仕上げれば今よりきれいにできる)状態でした。


 ドアトリムはこのレベルなら年式相応です。ウッドや取っ手を始めとしたパーツに欠損(欠品)があり、腐食を含めて修正(交換)不能であれば(価格に限らず)問題あり、です。



 ←後部座席中央の破れは、内装業者でリペア可能と思われます。


 トランクルームは、汚れがある程度取れれば年式相応です。


ボディはパーツ類のサビが目立ちました。この場合の判断基準は、

磨いてサビが目立たない程度になるか代替えパーツが容易に(比較的安価で)購入できれば年式相応、そうでなければレストアベース(このままでは売り物にならない)という評価になる場合もあります。
 ←左の写真で言えば、ワイパーは磨いてどのくらいきれいになるかを考えます。カウル部分は外して下地処理してからツヤ消しブラック塗るだけでもかなり違うと思います。反面、表面のサビが顕著な場合、その奥がどうなっているかの推測が付いたとすると高い評価は付けずらくなります。

 ミラーのサビもそうですが、モール類が磨いて再生可能か、あるいはガラスのモールに関しては脱着にあたり取り付け部品やウエザーストリップの交換が必要になる場合がほとんどですので、そのあたりも鑑定の際に判断します。




バンパーやメッキモールも磨いてある程度きれいになるか、それとも

交換前提になるかで、旧車といえども車の価値は大きく変わります。この車の場合は変形も顕著でしたので、磨きだけで商品化することは難しいという判断になりました。


 オーナーさま的には「年式相応」とい

う見方になりながら、鑑定する側としては「腐食イコール各部要交換」という判断をする場合もあります。

モール一式もパーツのストックがなければ、本国なりアメリカで調達する必要が出てきそうです。

 エンジンです。アップは下の画像

 もちろん10年落ちと同列に比べてはいけませんが、各機関の見た目が定期的に動かされてきた感があれば「年式相応」という捉え方になります。反面、長年放置(もちろん屋内放置と屋外放置でも評価は変わりますが)されてきたのが明らかな状態ですとレストアベースという判断になり、価値も変わってきます。これにエンジンの実働状態を加味して評価を決めていきます。

 

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高年式の車であれば、傷のあるなし、エンジンなど機関の状態、修復歴の見極めができれば、あとはオーナー様と鑑定側はビジュアル的な状態判断は同じ目線でしやすいわけです。

ところが旧車の場合は、同じ部分を見ていても「劣化が激しいので交換が必要」という見方だったり、「こつこつ時間(半年あるいは数年でも)をかければお金をかけずに仕上げることができるレベル」という見方になったりもするわけです。

ひとそれぞれの見方を否定することなく現場でのギャップを減らすには、事前の情報収集の徹底と、車の再生のための自身のスキルを上げていく(車の再生プロセスを簡単にすることで、その車の現状での価値を上げることができる)ことが必要と痛感しました。



このブログを最後までお読みいただいた皆様、年末までお付き合いいただきありがとうございました。来

年もよろしくお願いいたします!!









今日の輸入車鑑定 は、(イメージ的には)ド硬派!


マッスルカーファンならずとも名高い


ダッジチャレンジャー です!その中でも殆ど見つけない 440 SIXPACKシックスパック、当時のグレード名です



 横浜某所で見つけちゃいました!


何が硬派で何が名高いかと言うと、平たく言えばクルマ好きなら誰でも知っていて、アメ車好きでなくても名前を聞けば「おおっ!」、的なバリューを持つ。

国産車が好きな人でも、あるいはスーパーカーオーナーであっても(現行型

はともかく初代チャレンジャーに関しては)、自分の好みに関係なく認めてくれる、的な価値観を持っているいわゆる マッスルカー です。

 誤解を恐れず極論すると、マニアに言わせれば70年から71年の価値が高く、72年以降は価値が低くなる。マニアで無い人は一括りで「カッコいい旧車」という捉え方になる、という図式でしょう


この車は10数年前に日本に輸入されてから同一オーナーに所有

されていた、いわゆる国内ワンオーナーです。マッスルカーブームが再燃する前に日本に来て、それから何回目かのブームを経て現在に至る、的なヒストリーです。


名前の由来となるSIX-PACKですが、2バレルのキャブレターが3基(2×3=6)付いていることからきています。


  

440キュービックインチ(約7000cc)のビッグブロックエンジンと合わせた、当時のハイパフォーマンスカーです。


 これはエアクリーナーを外したときのエンジン本体の写真です



この車の場合はエンジン以外に超重要なことがあるんですけど、もしかしたらnumbers-matchかも知れないという疑いが持たれているんです!

numbers-matchとは、エンジン・フレーム・ミッションなどに刻印された番号が一致すること。カスタムや乗せ換えの多い旧アメ車においては大変貴重で、本国に於いての価値は数倍以上の開きがあります。


 ダッシュボードのシリアルナンバー



 フロントフェンダーにリベット止めしたコーションプレート


 コアサポートの打刻

エンジンナンバーは確認できたが撮影できませんでした。リヤエンドパネルにも打刻があるということですが確認中、ミッションとナンバーも確認中、です。宝探しですね(笑)


いったん鑑定に戻り・・・ボディはと言うと、


 現在はホワイトにオールペイントされていますが、元色はプライムクレイジーと言う紫(モパー系に良くあった色です)でした。

紫のままならもっと良かったと聞こえてきそう・・・・


塗装の割れ目からが見える。


 塗装にはヤレも見られますが、磨きで取れる汚れもありそう。次のオーナーが決まったら一気に予算組みして仕上げるのが効率良さそうです。


 ⇔6PACKを被せた状態のエンジンルーム


左のインパネ先に板金跡と思われるひずみがありますが、レストアであっても同じくらいの範囲の補修はするでしょうから、大きな事故跡とは言えません。





 
リヤまわりは目立つ修復は無し!

トランク内部は意外に(?)きれいでした。細部のサビをどこまで直すかは、やはり次のオーナーの価値観と予算次第ですね。


 改造箇所は、エキマニ、マフラー、マフラーエンド位。バンパーは磨けば結構きれいになりそう!?

ダッジってこんなキャラクター多いですね(^^♪ 昔から

 個人的には ダッジラム ランブルビー の蜂なんか好きです(笑)



 ダッシュボード周りは基本オリジナル、目立つのは後付けのタコメーターくらいです。シート・ダッシュボードもおそらくオリジナル。





探すとあるんですね、こんなクルマ!


これ仕上げて走らせたら気持ちよいだろうな・・・・・


マジで欲しくなってきた(笑)



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希少グッドイヤーポリグラス装着。当時デザインのホワイトレター。

いつものように修復歴の有無を含めた鑑定をしていきます。



今回の輸入車鑑定 事故車特集、何パターンかシェアしますので


今後のご購入の際の参考にしてください。



まず、2007年式ポルシェ911ターボ(Type997)


↓修復箇所は前後です



 フロントインパネ部の板金。

ポイントはシールと左上のパネルの合わせ目のズレ、わかりますか?

 フロントパネルも交換してます。

シールは触れた時の触感も違います。


  リヤパネルも板金しており、左奥のボディが波打っているのわかりますか?


 パネルの合わせ目が均一では無いですよね?

 リヤのインパネも左右ともに歪んでいます。


この車の場合、割とわかりやすいのでは無いかと思いますが、いかがでしたか?


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続いて、ちょっと古いですがW210型のベンツEクラスです。


 ロワサポート修理、ラジエター周辺の

エンジン下部のフレーム周りを修理しています。


こちらはモデルチェンジ後のW211、同じく ベンツEクラス です。


 フロントのインパネ(フェンダーの内部=骨格に含まれます)を鈑金し、一部を交換しています。

  交換したパネルと元々のパネルの接合部(合わせ目)があると思います。写真右側に本来の接合部があるので、見比べてみると違いはわかるのでは?




次は マセラティ3200GT 、独特の排気音が個人的にはそのあとのフェラーリエンジン搭載モデルよりも好きです。

 ⇔このタイプ


 写真がぼけてわかりずらいんですが、

これまたインパネ部分を鈑金しています。このころのマセは造りが雑(良く言えば手作りの工芸品的)で、左右の接合部やシールの形状が違うことはザラにありました。判断基準としては、モルタルの様に固まっているシールはオリジナルです。

 あとは、こんなところ。良く見ると写真中央部の四角い突起している部分が歪んでますよね?これも修復歴です。

これは BMW650
 BMW に限ったことでは無いですが、接合部の向かって右側に貼ってあるパネルがはっきりと波打っています。典型的なダメージの跡ですね。

最後に フェラーリスカリエッティ 、見落としたら100万円単位で価値が変わることもザラにあります。。

  


 リヤパネル交換、結構派手にぶつけてます。溶接ダマ・色合い・メンバー(フレーム部分)のゆがみなど、直し方も雑です・・・・。フロアも板金してました。


 リヤフェンダー端っこの塗装と、ナット止めしたパネルのゆがみはお分かりいただけるんじゃないかと・・。

これらはあくまで一例ですが、当たり前の事ながら巷に事故車(修復歴車)はたくさん存在します。あくまでも修復歴車は買わないというスタンスか、修復有でも楽しめれば(あるいは割安なら)良いと言うスタンスかは人によって分かれるとは思います。車の状態が分かった上でベストな買い物ができれば何よりですね!

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ps、ほかに「こんな車のこんな事例が知りたい」的なことがあれば、リクエストお待ちします

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今回の船舶鑑定は、イタリア製のクルーザー


ディトナ40 です。


場所はいったん 東京湾マリーナ に移ります。ここは 夢の島マリーナ と違い、クレーンで船を陸揚げして保管します。(夢の島マリーナは、係留したままです)
 ←作業中のクレーン 


ディトナ40 と言うように、船の名称は後ろに数字が入っている場合がほとんどですが、この数字は船の大きさを指します。(ご存知の方は、いちいちでごめんなさい・・・)単位はフィートなので、この船だとだいたい12メートルくらいです。


  一般的なプレジャーボートの大きさは20フィート台から35フィートくらいですので、この船は大きな部類になります。ベンツで言うと Eクラス と Sクラス の間くらいかな?

次回フィッシングボートの時に改めて説明しますが、この船はアウトリガー ↓ (船の横に取り付けた竿状の器具)が付いていないので
 トローリング には適しません。用途は

あくまでクルージングか、釣りなら普通の船釣りくらいです。(揺れも少なく、気持ち良さそう!)


で、いよいよ船舶の鑑定手順に入ります。


船の最後尾のチーク(ウッド)デッキのフタを開け、

エンジンルームの点検から!

 ※船によっては、エンジンルームの入り口はキャビン(船室)内部のことも多いです。
 ディトナ40のエンジンは、

V8キャタピラー3208という、V8ディーゼルエンジンの2基がけ(エンジンが2個ついている)です。エンジン1基のパワーは、それぞれ375PS( W221 の時の ベンツSクラス のV8と同じくらいのスペックですね)となっており、MAX26ノット(時速46kmくらい)での走行が可能です。

燃料タンクは700リットル×2=1400リットル入り、水は200リットル補給できます。


 エンジンのチェックで重要なのは車の

走行距離に当たるアワーメーター(使用時間)!ディトナ40のアワーメーターは1500時間です。※ちなみに、アワーメーターの巻き戻し事例はあまり聞きません。
 結論を言うとこのディトナ40のエンジンは大変きれいです。オイル漏れ・エンジンからの異音・補機類のチェック等を行い完了です。

 その場で商談と価格提示まで行う場合は、船を航行させアクセルを5分ほど全開にした状態でエンジン状態をチェックします。


 ディトナ40の特徴として、ラダー(舵)がスタン(船体後部)に付いているため、係留していても確認できる反面水しぶきが高く上がりやすい点があります。


 

コックピット。通常はキャビン内部とフライングブリッジ(屋外の船体上部)のどちらからも操船できます。機関の状態と、GPSや魚探・レーダーの確認、オートパイロット(自動操縦装置)は当然航行しながらのテストとなります。




 室内も一通り見ていきます。外観もそうですが、このディトナ40はかなりきれいです。新艇を100としても85くらいはキープしているんじゃないですか。

たいがいの船は室内ももう少し汚れていますし、傷も目立つ箇所がいくつかはあるもんです。



天井やカウンター周りにも気になる汚れや傷はありませんでした。



 オーナーが几帳面な方なのか、汚れやすいサッシ回りや船体側面も汚れが目につきません。

 
 ここから水が出て、デッキや船体の汚れ落としなどに使います。1つは貯留した真水、1つは海水の蛇口です。

 しばらく使わないときは、この上からシートカバーをかけます。


 リヤから見たアングル、安定感のあるフォルムですね。ただ、ラダーの位置(後ろにある)の関係で、トリムタブ(船体の傾きや上下を調整するフラップ)を使わないと、水平には走らないようです。


 今回鑑定したディトナ40は、中も外もエンジンも(同年式と見比べれば)秀でてきれいでした。保管の状態やオーナーの愛情もあるのでしょうが、車で言えば20年落ちの個体に評価点4.5点を付けるような状態でした。

 車と違って船の場合は、そんなに傷の評価にはシビアで無いという話が出ましたが、次の船ブログ以降では評価に対しての価値(価格)の付け方も出していきたいと考えています。


次回は車のブログに(たぶん)戻ろうと思います。


自分が購入したい車の状態を知りたい方はコチラ

今乗っている車の価値が知りたい方はコチラ













今日は東京夢の島マリーナに プレジャーボート(レジャー用の

船舶)の鑑定に来ました。同行してくれたのは、10代の頃から(前回からこのフレーズ続いてますね・・)の先輩でもあり仕事上の顧客でもある

Hさんです。


  


Hさんとの話の中で、今まで僕がやってきた輸入車鑑定 と同じように、船舶の鑑定をすることで、


船舶を売りたい方・買いたい方のお手伝いができないかという話に


なり、まずは売却を検討されている方の船を鑑定に来たわけです。


Hさんは1980年代からプレジャーボートの売買に携わってきて、


僕も20代の頃に毎週のようにカジキのトローリングに連れていって


もらった時期がありました。


 
名艇BLACKFIN 38フィートにて、オーナーIさんを囲んで記念撮影した時の写真

場所は左が式根島、右が横浜根岸です


時は流れて夢の島、マリーナの風景は20何年経っても


変わらないもんです。


  

あいにくの雨交じりの天気とは言え、ベタ凪ぎの水面に浮かぶ船たち、心なしか気持ちよさげです。



  昔はクルーザー・ヨットと区分けして

置いてありましたが、今はけっこう混在して停泊してあるようです。



 右側の黄色い船ですが、船底部分の左はじに アルファロメオ のロゴが見えますか?

 この船は、JGFA (ジャパンゲームフィッシュ協会)と言う団体の会長をなさっていた方のトローリングボートです。きっとアルファロメオも

お好きだったんでしょうね・・・・。


で、 鑑定 ですが、僕的にはこんな感じでおこなったった修理(修復)の有る無しを見ていきながら価値を判断していくイメージでいたのですが・・・・・・・・


 船底を板金(?)中のアイランドジプシー

どうやら、船舶の鑑定は勝手が違うみたいです。続きは次回に書いてみます。


  PS、上にある古い記念写真の

BLACKFINが、20数年の時を経てここ夢の島にありました。オーナーも色も変わって・・・・。

続きは次回

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今日の 輸入車鑑定国産車納車です(笑)


平成22年式タウンエース       車お探しの時はこちら

                       10代半ばの頃に知り合った友人のM君から、会社の営業車の

                          車を売りたいときはこちら



補充を頼まれて、オークションで仕入れて納車しました。M君からは


今までも勤務していた会社への受注はあったけど、僕自身への


受注は今回初めてでした。ふいに電話をもらい、「惣ちゃん自分で


会社やってるの?今度遊びに行くよ」という話の3日後に来社して


1台オーダーしていってくれました。


元々地元が隣町ではありましたが、名前は有名だったので知り合う


べくして知り合い(笑)、今に至ります。


↑10代の頃の愛車と同タイプの画像、左がM君の、右が僕のです・・・・


彼は定時制に通いながら、生コンミキサー車の運転手をやってい


した。もちろん車からわかるように苦学生ではありませんでしたが(笑)
建築会社の下請けを経て90年代に会社を興し、今では下請けを
含めると7,80人からの所帯のリーダーです。



クールで落ち着いた雰囲気はもちろん、30年以上経った今も


あまり顔が変わってないのはうらやましい限りです。


車が決まってからはM君の会社の担当者の方とのやり取りに


なるんですが、僕としては通常のお客様に対する手順(予定の説明


→進捗報告→結果報告)とやっていくんですが、途中で「あまり丁寧


だと調子が狂うから普段の口調でやってよ」と言われたりもしました


(笑)


「スイッチ入らないと真面目にしないから、しばらく付き合ってよ」とか


言いつつ仕上げて無事納車となりました。「いい車じゃん。俺は惣


ちゃんに頼んだ以上は安心してんだから、余分な気は使わないでよ。また宜しくね」と言ってくれました。



そのあとはお約束の昔話に花が咲きました(笑)


「誰々がどうした」とか、「いつか聞こうと思ってたんだけど●●した


時はどんな事考えてたの?」「うるせえよ!」みたいな話(笑)


M君も下請け時代は苦労して、他人がやりたがらない仕事(事件の


有った部屋や汚物だらけの部屋のリフォームなど)も一切断らず


信用を築いてきたそうです。W222の新車があっても、仕事用の


15万キロ走行のミニバンがアシです。現在だから感じてしまう心境


なんかも話してくれました。


翻って僕はと言うと、「その時の立場にあぐらをかいて、その時にす


るべき努力を怠っていた」と思うことが多々あります(汗)・・・。


でも改めて感じたのは、久しぶりに話し込んだM君の厳しさと温


かさでした。


そういえばM君、どんなに忙しい時も昔からの仲間との付き合いは


大切にしてたな・・・・。





M君ありがとう!これからもヨロシク!!






今日の 輸入車鑑定 は、ニュージーランド製のレーシングカー


TULL SAKER です!





グレードが SV-R とか言ってディアブロみたいですね!




ちなみにドアもガルウイングです!で、見た目はこんなです。



  
完全なレーシングカーですね(^^♪




室内も雰囲気アリアリ!良くナンバー取れますね(笑)





今回は修理屋さんがらみの鑑定依頼だったのですが、かなり


楽しめました(笑)


 エンジンは コスワースチューン(?)!
 ラムエアーシステム と言うと、

僕はむしろGT380を想い出します・・・・・(涙)


 こっち・・・・



 ボディこそMR-2と変わらない大きさですが、街中走ると目立ちますね!



 ボディの裏側はこんな感じ、まんま

ファイバーボディです!!



事故車の見極めは非常に簡単!





 この個体は事故歴なしです。



 消火器は雰囲気作りで無く、実際に

必要かもしれません。この手の車に限らず、僕が携わった車でも過去に3台燃えています。

ちなみに車種は、930ターボ・500E(W124)・ウインダムで、930ターボ以外は完全に炎上しました。

普通の車でも油断はできません、お気をつけて・・・・・・・・。





この車に限らず、趣味性が強すぎて査定額がわからないクルマを所有されていて売却時に困った方、リンクはこちら


希少車ほか、購入に迷ったときのリンクはこちら


ここ1年くらい、希少車の価格は上昇傾向に見えますが、実はシビアな条件をクリアした車の価格が上がっているに過ぎません。条件に外れると二束三文になることもありますので、みなさんくれぐれもお気を付けてくださいね。







 ボディとフレームの間隔はスカスカなので、ダメージがあるとすぐにわかります!



今回は八王子に2004年式 ベンツ ビアノ輸入車鑑定

に来ました。


  とは言え、4年ほど前に僕が販売した車です。


オーナーであるY様が先月末に急逝されたため、ご遺族と親しいご


友人であるN様のご依頼で、ビアノの鑑定を行いました。






 荷物の残った室内が、事態の急なことを物語っていました。

 今回は、Y様のことについて少し書いてみます。


Yさまと初めてお会いしたのは、かれこれ20年以上前になります。



妻の母の友人ということで、当時は工務店を経営されていて(まだ


現行だった)E32のBMW735颯爽と運転されていました。

その後、事業も紆余曲折があり現在は請けの大工さんをされていた


のですが、根っからの輸入車好き


BMW520・トランザムGTA・メルセデスS320・そしてビアノと、毎


僕からご購入いただいていました。運転はどの車に乗っても(仕事


で使う軽トラックも同じ)発進時からベタ踏み!まさに


真っ向勝(笑)的な運転をされていたのが印象的です。
性格も運転そのままに直球そのもの、曲がったことは大嫌い


で口癖は「腹かっつぁばいて」でした・・・・。

注:隠し事せず、ありのままを、という意味です。念のため



酒の飲み方も豪快そのもの、何度もご一緒しましたが、人柄と面倒


見が良いことも相まって「旨いものは全て」その場で飲み干さないと


気が済まないタイプでした。酒と年上の女性をこよなく愛する、Y様の


熱い(暑い?)語りがもう聞けないと思うと、言いようのない寂しさに


襲われます・・・・




 どんなに飲みすぎた翌日でも、翌朝現場には誰よりも早く着くY様


は、この日も他の人が到着した時には現場で座っていたそうで、


でも既に心肺停止の状態だったそうで、まるで一休みしているかの


いるようだったと言います。




現場用のエブリィ、この車の買取がY様との最後のお取引になりました。



Y様、生前は本当にありがとうございました。ご遺族の方へのビアノ


の鑑定結果のご報告も含めて、僕のできることはすべておてつだい


させていただきます。





みなさん、こんばんは。


今日の 輸入車鑑定 は、 ダッジチャージャー です!





年式は1966年、マッスルカー達がパワーウォー^ズに突入するより


少し昔になります。エンジンも若干小さめの318ci(キュービックイ


チ)、約5200ccです。


  小さ目とは言えアメリカンV8、


存在感のあるエンジンです。


※こちらは兄弟車の ダッジチャレンジャー

 


ダッジチャージャー の輸入車鑑定 に戻ります。


今回鑑定しているチャージャーは、2002年登録のいわゆる


中古並行車になります。リアルタイム(昭和40年代)に日本に入って


きている車は限られますし、さらに現存している個体は稀です。


日本とアメリカの気候の違いも含めて、アメ車の場合は欧州車に比べ

て並行車かディーラー車かよりも、コンディション重視の傾向が強いです。



  シートやダッシュボードはオリジナル
 室内は当時のアメ車ならではの、独特の匂いです
 スイッチ類もオリジナル、年季の入った風


合いです。反面、エアコンは後付け。タテ目に代表されるオールドメルセデ


もそうですが、エアコンは後付けでも付いていた方が高評価、という見方が大勢です。




 オリジナルのメーター周り、


質感フェチの僕としては、こんなアングルが大好きです(笑)



 細身の大径ステアリングと、こらまた細くてニョキっと突き出たシフトも半世紀の歳月を感じます


エンジンは半年ほど前に60万円ほどかけてメンテナンスしてあると


いうことで明細も残っていました。



 目につくのはMOROSOのエアクリ


ーナーやブレーキ周りのメッキパーツあるいはプラグコード・ホース


類と言ったところ。ラジエターもコア(容量)増しの恩恵か、数10km


走っても水温は安定していました。



 ヘッドカバーの質感(またかよ)が


好きな人にはたまらないんじゃないか、と。(個人的見解です)


ちなみにヘッド回りのオイル滲みも改善されていました。

ボディ回りの鑑定です
 独特のグリルの周辺やフロントフェンダーいっぱいにかぶさったメッキモールは、年月とともに若干曲がってはいるものの、くすんだ光沢と合わせて現在の車では表現できない色合いを醸し出しています。



 ピラー回りの点検、大きなダメージは

ありません。細部のサビは予算に合わせてまとめて直すか、あるいは割り切るか?



インパネのダメージもチェック!



 フロントフェンダーとコアサポートの継ぎ目、あるいはコアサポートの下部やインサイドパネルにも大きなダメージはありませんでした。ボルトのサビが気になる場合は、交換してしまった方が良いですね。

 反対側のインパネもダメージ無し。

写真で見える継ぎ目のシールなども

フェンダーに大きなダメージがあると変形したり打ち直して柔らかく

なるので、修復歴の判断材料になります。



 これまた特徴的なリアエンド!

車体いっぱいに広がったテールランプですが、ウインカーを付けると

中央までのランプすべて点滅するんです!
夜見ると、結構幻想的・・・・。



で、リヤまわりのダメージも鑑定します。

 写真右上のパネル接合部の形状は

微妙ですが、旧車の場合はレストアの過程で加工しなおすことも

あるので、買い手の価値観のほうが重要と思います。
 リヤバックパネルとフロアの継ぎ目、

シールはオリジナルです。写真右側の穴ですが、追突等で大きなダメージを受けるとこれよりも歪むので、レストアと修復歴との判断材料にはなります。



 テールランプの裏側、ここでも穴やシーラーの形状や塗料の材質を点検しました。50年前のペイントかの断定はできなくても、10年前の作業であればはっきりとわかります。


全体的に見ると日常使用も可能なクルマ、と言う判断ができました。YAHOOにも載せてみたので、興味のある方は覗いてみてください。http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d159226791



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前回の続きです。


空冷ポルシェ964のエンジン異音ということでしたが、



 結果的にはカムハウジングが割れていました。さらに内部のロッカーアームシャフト


が1本折れている状況でした。原因は憶測でしか今となってはわから


ない、という見解だったのですが、過去にオーバーホールをしたとき


に組み付け方がポルシェに合わない作業だった可能性も浮上しまし


た。




たとえば、国産のエンジンをオーバーホールする際には締め付け一


つ取っても、目いっぱい締め付けても良いのですが、この手のエンジ


ンの場合は後から膨張する部分もあり、締め付けすぎると割れてし


まうこともあるようです。つまりは、ポルシェの修理に長けている専門


工場でないと作業工程に於いて、将来の故障リスクを発生させる可


能性も出てくると・・・・・・。


空冷エンジンは基本丈夫ですが、こんなこともあるのですね。。


ご用心!





水冷エンジンの話ですが


昔、個人的に乗っていた996は、インターミディエイトシャフ


がダメになり、異音が続いた後に最後はアイドリング中にすべての


エンジンオイルが抜けて死にました。


1999年式のカレラでしたが、異音が出た後は何もできませんでし


た。どうしたかって?


たまたま問い合わせが来たお客様が、エンジンO/Hした直後に


フロントを事故で大破して、「ボディがまともでスポーツ


シャーシーで6速MTの車ならエンジンは不要」という


奇跡のような条件だったので、



営業担当の商談力もあって(I君、ありがとう!)まともに近い値段で


売れました(汗)。


何はともあれ、エンジントラブルは怖いですね。


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