あ.みなさんこんばんは。今回の 輸入車鑑定 は、
今やネオクラシックの域になりつつあるW140のSクラスです。
この角ばったスタイル、良くもあしくも今の車では味わえません!
ボディの造りは古くからのメルセデスを踏襲しているので、
具体的には W126 W124 W201 を購入の際にも参考にして頂けると思います。
この個体、最終の1998年モデルのS500L、色はオリジナルの
フィアンホワイト、右ハンドルとは言え、当時のお約束のスペック
を持っています。
走行距離も実走行の60000km台、現存するW140の中でも
結構キレイな部類に入る一台でした。
むしろキレイかも?)フロントやエンジン回りも問題なし、
ただし塗装のツヤは引け出してる(輝きが失せているという事
です)感じです。そんな感じで 査定 をすすめていきます.
ので、さっそくウエザーストリップを外してみると、
↓クォーターパネルは完全に貼り直し
丁寧な仕事の場合、表面から見つけるのはコツがいりますが、こうやって裏から見るとスポット跡や
パネルの違いは一目瞭然!
エンドパネルの継ぎ目なぞ覗いてみると・・・・・。
結構古いキズです。サビが浮いていて。
で、これで終わり、ではなかったでした。
フロアパネルの板金もさることながら、右リヤサイドメンバーは一度曲がった物を引っ張り出しているため、今でもゆがんで見えますね。やはりサビは浮いてきます。
ボディ形状の造りは頭に浮かばなくても)いかにも「手作業」って感じがしませんか?パネルの継ぎ目・スポットの穴・
もちろんパネルの表面も。。ケーキみたい?
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