愛と哲学と朝寝坊。

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いつか僕の言葉に価値が宿るといいなあって思う。

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だいぶ時間が経ってしまいましたけど第2回です。ちなみにこうやって何度目の投稿か把握できるのは片手で数えられるうちだけで、そのうち何も言わずぬるっと始まるようになります。

なにやらこのサイトにはランキングという機能がついていて私はエッセイを選びました。でもそもそもエッセイってなんなんだって話なんですよね。エッセイの立ち位置の微妙さたるや。もちろん小説とは違うし、日記でも論文でもなく、身の周りで起きたことなどをたらたら書く、と。果たしてそんなものに商品価値があるのか書きながら疑問です。日記とは違うって言いましたけど、どこが違うかと言うとエッセイはあくまでも他人に読まれることが前提ですよね。日記はそうではありませんから。そして、人に読んでもらうことが前提である以上それ自体に魅力がなければなりません。誰が読んでも面白くないエッセイは言葉のマスターベイションです。ありきたりな比喩で大変お粗末だけど。ではどうやってそういう文章に魅力をもたせるのか。もちろんちゃんとした答えはあるのかもしれないし、あるいはないのかもしれない。でもここでは私なりの考えを書きたいと思います。

私は小説作家を目指してますが、友人にエッセイ作家を目指してる人間がいます。エッセイ作家というのは、所謂、エッセイストと呼ばれる職業の人ですね。私は彼女とエッセイの存在意義について話したことがあるのですが、私が考えてるそれと彼女のとではかなりの差異がありました。というか、言ってしまえば真逆かもしれません。

彼女にとってエッセイは共感されるべきものでした。読者が経験したことないものを筆者は経験していて、そのことについて言葉を紡ぐわけです。例えば恋人と喧嘩したりして、そのことについてや、その喧嘩を経て思ったことなんかをエッセイとして書きます。読者はそれを読んで、それを自分と親との喧嘩に重ねて、ああ、喧嘩の相手も内容も全く違うけど筆者の気持ちすごくわかるな。という具合に。そうやって、自分の経験から得たものを一般化して、万人が共感出来るような文章を書く。それがエッセイストの役割だと彼女は言いました。

でも私はそうは思いません。私がエッセイとして書きたいことは、誰にでも経験したことあるような内容です。それも、読者がした経験と近ければ近いほどいい。だけど、その事象の捉え方が独特というか筆者独自のものになっていて、読んだ人はそのエッセイによって新しい角度からのものの見方に気づけるような、そういうものがエッセイの存在意義だと思っています。さっきの例え話を借りれば、相手も内容も全く同じ喧嘩を経験したけど、そういう考え方はしたことがなかったな。そう思ってもらえたらエッセイスト冥利につきると思います。

これらはあくまでどちらも個人的な見解の域を越えないので、どちらかが正しかったり、両方とも正しかったり、あるいはどちらも間違ってる可能性があります。でも少なくとも私はエッセイとはそういうものだと考えていて、それに従って今後も書いていくのでそう思って読んで頂けると幸いです。

いつも私は生きていく中で書きたいことが見つかったら書くようにしていますが、今回に関しては次書くことはもう決まっています。私の知り合いの悩みについてです。厳密には私の知り合いではなく、私の友人の友人の悩みなんですが、まあそんなことはいいですね。その人がどんなことに悩んでいるのかというと、くだらないことを自分は面白いと思ってしまう、という内容でした。ピンとこないと思うのでまた例え話を出しますね。例えば、自分の友人たちがそおっと背後に近寄り、突然ズボンを下ろすイタズラをするとします。その子はまた別の子にそれをやり、その子は復讐で自分のズボンを下ろした子にやり返したり、そんなことで楽しそうに遊んでるわけです。それ見たA君は、突然ズボンを下ろすだなんて、なんてくだらなくて下品な遊びをしてるんだろう、しょーもない。とか思うわけです。でもいざ自分がやられてみると意外に楽しくて、また自分が友達のズボンを脱がしてみてもそう感じてしまいます。A君はいつの間にかその遊びを楽しいと感じて続けますが、ある時突然こう思います。どうして僕はくだらないとわかっていることがこんなに楽しいと感じてしまうのだろうか。自分はくだらない人間なのだろうか、と。くだらないことを楽しいと感じてしまう悩みとはこういうものなんですけど少しは理解してもらえましたかね。もし例えが下手だったらすみません。でもとにかくこういうことです。同じような経験をしたことないですかね、あるいはA君の気持ちを理解することはできますか。

次回はこの問題について私の考えを書いていきたいと思います。もしこれをいまここまで読んでくれた人がいるなら是非次のも読んでほしいです。そして次回の投稿までに少しこのことについて考えてみてください。宿題みたいで偉そうだけどそういうつもりではないです悪しからず。

ではまた。