支配人、
という役職名はホテル業界に多いのだろうか。
コンビニの支配人?
土木会社の支配人?
そうは呼ばないかもしれない。
では一体、
「支配人」とは何なのか?
今までなんの疑問にも思わなく普通に受け入れてきたことが
ふと、急に疑問に変わる。
「支配人」
とても強い言葉である。
「支配」する人であるから。
しかし、「支配者」ではない。
支配者にはもっと広大な権力を感じさせる響きがある。
その点、「支配人」と「支配者」は明確な違いあるのでないだろうか。
「私は〇〇ホテルの支配者の近藤です。」ではおかしい。
支配人はそれではどこまで支配しているのだろうか。
管理人ではないのか、店長ではないのか。
支配人なのである。
たぶん英語で言えば「マネージャー」であろうが、
日本には「支配人」ということばがあるのである。
支配という大層な荘厳な威厳と欲望に満ちた言葉を、
「人」をつけるだけで、
これだけなじみのある言葉へと持って行ける日本語。
恐るべし日本語。