12月にある、某招待試合(大会)への参加決定の通知だった。電話を切ってガッツポーズ。直ぐに相棒へLINEで報告。
思えば、副顧問として学び、主顧問が転勤する時に言われた言葉。
「なぁ。バスケの招待大会(試合)なんて政治だからな。俺がいなくなったら、試合も無くなるから…ま、頑張れ。」
主顧問としてバトンを引継ぐ。
洗礼は明白。
翌年、数々の招待試合が一気に無くなった。ゼロ。
予定の無い日々に不思議がる生徒。練習試合で穴埋めをしつつ、目標や目的もない、あたふたとした月日が流れる。
バスケをやるのにこんなに屈辱や無力を味わうなんて…。
誓った思い。
政治や権力に媚びること無く、実力や態度で試合を持ってこよう。
相棒と二人三脚、チーム強化は相棒に、私は段取りやレフェリーとして走る日々。
生徒達も頑張っている。
私達も最高のステージを用意しよう。
有名選手でもなく、優れたコーチの下で、学んだ訳でもない。強いチームにいた訳も、大学で学んだ訳でもない。
高校時代には招待試合なんて知らなかったし、練習試合もしたっけな?
バスケの世界が広いのは卒業して初めて知った事。笑
全くの素人。
走り回る中、「お前の学校のほとんどの部活は休みなの?。恋愛や問題事は盛んだってよく聞くけど。」
大勢の前で笑いものにもされた事もあった。
学校全体の評価として、そのものさしで、見られ、随分とイヤミを言われたものだ。
誰に当たる?怒りは何処に?
誰に言ってどうなるものでもない。
壁なんて登るぐらいなら壊せ!生徒の時間はたった3年。その時間をいかに満腹させるか。そして見たことのない景色を見に行こう!貼られたレッテルは、剥がせばいいじゃん。
相棒には時間を拘束させて申し訳ない。
地元に愛されるチームをつくろう。
家族には休日潰して申し訳ない。
もう少し、頑張らさせて。笑
また一つ失ったものを取り戻せた。
政治や権力ではなく、共に戦って来た卒業生と今頑張る生徒のおかげで。
ありがとう。
さぁ、見に行こう。
自分達のバスケで。