先日youtubeを見ていたらなかなか興味深い実験の結果をやっていました。
1970年代に行われた実験で、最大7000匹を収容できる空間を4つに区切って(それぞれの空間は行き来可能)つがいのねずみを4組住まわせます。食料も水も十分に与えて世話をし、その後どうなったかというと。
おおよそ1年で2000匹に増加。それだけ増加してくるとねずみの中に上流、中流、下流の格差が生まれたそうです。上流層は比較的ゆったりした部屋で子育てができるのですが、下流層のねずみは狭い空間で押し合いへし合いになりました。
その後下流層のねずみのメスは十分な空間がないので子育てを放棄。人間でいうところの育児放棄をはじめます。さらにもう少し進んでくると今度は何もしないネズミ登場。
餌を食べる、排泄する、寝る、毛づくろいする以外には動かず何もしない。ただ生きているだけ。これはたぶん人間だと引きこもり?かな。
もう少し経つとなぜか同性同士で営みをするねずみが増えてきて、2000匹ちょっとがピークとなり、あとは割とすぐに生まれるネズミがゼロになってそして誰もいなくなったとか。
この実験は50回以上行われ、最後には一匹もいなくなる、つまり絶滅したそうです。食料が十分あって天敵のいない空間でもあるときピークを付けると最後には絶滅するというオチでした。
これって人間にも当てはまるんじゃないでしょうか?実験と違って人間には戦争や災害もあるので結果はもう少し悪いのか、それとも知能があるから絶滅には至らないのか?
皆さんはどう思われますか?