おフランスが燃えてます。

 

いやいつも燃えてるイメージあるんですけど今回は特にひどそう。かつて革命で自由 平等 博愛をテーマに国を作り替えただけあって激しいなあと思いながら見てますが、21世紀の現代になってその3つのテーマが実現されたかというと微妙な感じがします。

 

 

確かに貴族はいなくなり、職業の自由などは実現された。博愛についてはよくわかりませんが。貴族はいなくなったけど一部のエリートが国を動かしているという事実にはあまり変わりがなさそうだし、エリート以外の人がエリート街道を駆け上がるのも楽じゃないというか、最初から無理な印象を受けます。

 

 

これは以前から書いていますがパートナー君の国でも同じことを感じます。例えばパートナー君は南島のクライストチャーチ出身ですが、家庭が貧しかったのであまりよくない住宅地に住んでいました。そしてニュージーランドの特徴として、一番良い住宅地の真ん中に一番良い学校があります。公立なので授業料は無料。

 

 

そしてその地区に住んでいるお金持ちの子供たちはたとえ馬鹿でもちょんでもその学校に行けます。試験はありません。それがこの学校

クライストチャーチ・ボーイズ・ハイスクールの校舎と運動場(2012 年)

伝統ある男子校で敷地面積はバカ広く、芝生のグラウンドが何面もあります。最高の教育環境に最高の設備。パートナー君と義兄は試験を受けて貧しい地区からこの学校に通っていました。毎年学区外から試験を受けて入れる生徒は5人とかそんな感じ。

 

 

私はね、親がお金持ちだからと言ってその子供が頭がいいとは限らないと思っています。だからこんな教育制度は間違っているとひそかに思っています。本来なら全員が受験して生徒を選ぶべきではないのかと。こんな教育制度だと、そこに入れないそこそこ頭がいい生徒があきらめて落ちこぼれることになりはしないか、あるいは人生に絶望しないかと思うんです。

 

 

だいたいお金持ちの子供なんて留学するとかやりたいことをできる親の財力があるんだからこの学校行けなくても人生になんの問題もないだろうと思う。でも貧しい家庭の子供は無料で最高の教育が受けられ、しかも頭が良ければ不公平を感じるんじゃないだろうか。

 

 

貧しい地区からこの学校に行くにもなかなか子供心にしんどい問題があったらしく、パートナー君はこの学校で友人をつくらなかったらしいです。つまり、周囲の豪邸に住んでいる子供と、自分の環境があまりに違いすぎてそれがいやだったのと、無駄に頭がよかったので金持ちで頭の悪い下位クラスの(成績順にクラスが決まる)生徒にいじめられていたらしいです。

 

 

まあフランスもこれと似たような感じじゃないでしょうかね。移民の問題ももちろんあるでしょうけど上に這い上がれない社会制度が行き詰まっている感じがします。

 

 

という親のお金と子供の頭脳は関係ないだろうというお話でした。