先日パートナーくんと夕食を食べながらニュースを見ていたらどの曲も例の事務所の話題と記者会見。それを見ながらパートナーくんは“日本だけじゃなくてどこの国も同じ。ちょっと前にやっぱりなくなったあとに実は虐待していたというイギリスのタレントが大問題になっていたし、女性の被害はもっと多いと思う“と言っていました。

 

 

ここ近年ME TOO運動の甲斐あって女性に対する虐待はまずまず声が上がるようになってきましたが、幼い男児に対しての被害はなかなか声が上がりませんでした。それでもずっと前からそう言ったことがあるという告白をする元タレントさんがいたのですが、なぜか黙殺されて続けてきました。

 

 

前の記事に書いたようにそれこそ大人の都合とか利権とか、芸能にくっついている闇関連の人たちとかそういうのが複雑に絡み合って握りつぶされてきたと思っています。そこに風穴を開けたのがBBC。告発したのが元タレントさんですが、ハーフの方で、どちらも日本のそういう利権が全く通用しない人たちだった。

 

 

結局日本のそういう巨悪を告発して問題にまで持っていくにはイギリスかアメリカのメディアを利用するのが一番手っ取り早いのかもしれません。

 

 

そしてもう一つの問題は被害を受けていたであろうタレントさんたちも一枚岩ではないことです。そういう行為が嫌でたまらない人もいれば、のしあがるためにはそれくらいどうってことないと考えるメンタルの強い人もいれば、元々男性が好きなゲイの方もいるでしょうし、そういうことがあったと告白したい人、したくない人、いろんな考えの人がいる。

 

 

さらにその周りにいる大人。知っていた人も知らなかった人も、なるべくなら臭いものに蓋をしてこのままで続けていきたい、あるいは芸能につきもののヤさん関連の存在が怖いとか、映画監督のIさんみたいに訳のわからない死に方で自殺にされてしまうとか大人の事情ってやつ。

 

 

虐待をおこなっていたご当人が死んだおかげで言いやすくなった、叩きやすくなった、というのもあるカモしれません。時代も味方してこれでこの事務所も終わると思います。

 

 

当事者の会の方々を見ていて思うのは皆さん私とほぼ同じくらいのお年なのですが、ネット上では胡散臭いという声が上がっておりますが、子供の頃にそういう虐待があって、大人は誰も助けてくれず、そんな目にあったのに芸能界では成功できず、そりゃうらぶれるし胡散臭くもなるでしょう。同じ年頃の新社長が見た目清しいのは成功して優遇されてきたからだと思います。

 

 

 

まさしく生活が見た目に出てくる中高年ですよ。。。。

 

 

 

世の中は正義が必ず勝つわけではないです。某宗教神父による男児に対する性加害も総本山の長の謝罪もなく、加害をおこなった神父は守られ、罰を受けていません。世界最大の宗教の神父だってそうなのだから日本の芸能界のおっさんが罰を受けることなく死んでしまったのは仕方ないといえば仕方ない。

 

 

しかしこれをきっかけにしてこう言った加害がなくなることを望みます。